五月（声優：鈴村健一）＆大和（声優：岡本信彦）を特集！『遙かなる時空の中で７』を最速プレイレポ♪

文: ガルスタオンライン

公開日時: 2020年03月05日(木) 18:00

　主人公が龍神の神子として八葉と呼ばれる男性たちと共に戦う、異世界を舞台にした『遙かなる時空の中で』シリーズ。その待望の最新作『遙かなる時空の中で7』は、シリーズ史上初の戦国時代が舞台ということで注目を集めています。

　ガルスタオンラインは『遙か７』をどこよりも早くプレイさせていただける機会をいただき、ゲーム序盤から第２章の途中まで、たっぷりとプレイしてきました!!　気になるストーリーやシステム、そしてなにより恋のお相手である八葉の魅力をたっぷりレポートします♪　

　『遙か７』はNintendo SwitchとNintendo Switch Lite用ソフトということで、コーエーテクモゲームスさんのご厚意により、ＴＶサイズの大型ディスプレイとジョイコンを手にプレイ!!　大画面で八葉のイケメンオーラを浴びるとともに、どんな姿勢でも快適にプレイできるNintendo Switchなではの利点も実感！

八葉との出会いは突然に―― 秒で現代になじむ武将と、織田信長の娘として目覚める主人公

　主人公・天野七緒は山の奥にある神社で暮らす現代の高校生。ちなみに本作では主人公の名字は固定で、名前のみ変更できます。主人公は兄である五月（声優：鈴村健一）や、クールな幼なじみ・佐々木大和（声優：岡本信彦）とともに何不自由なく暮らしていました。しかし、ある日突然現れた怨霊に襲われてしまいます！　そこに彼女の危機を救う、甲冑姿の若武者が――!!

　天の青龍・真田幸村です！　主人公は自分を守って負傷した幸村を自宅で手当てします。ちなみに霊感が強く、以前から怨霊退治もこなしていた五月は突然の訪問者に何か思い当たるところがある様子で警戒をあらわに……。
　一方幸村は遅れて合流した阿国（声優：四反田マイケル）とともに、戦国の世とは何もかも違う現代の世界にカルチャーショックを受けます。そんな幸村との出会いから日を置かずに、今度は黒田長政（声優：立花慎之介）と宮本武蔵（声優：阿部敦）、柳生宗矩（声優：安元洋貴）といったそうそうたる面々が現代の世に。てっきり主人公が戦国時代に召喚され、段階を経て八葉と出会うのかと思いきやここで直江兼続（声優：竹本英史）以外の八葉がみな登場してしまいました。
　なぜまったく違う時空で暮らす武将たちが現代に現れたのか――。その理由は、異世界の龍脈の乱れにありました。乱世によって荒れ果てた戦国の世。主人公はそこで暴れる怨霊たちが、つながった時空を通して現代に流れ込んできたことを知ります。

　ここが恐らく本作の肝なので、もう一度……。時空の歪みによって現代と戦国の世がつながり、主人公と八葉はふたつの世界を行き来しながら怨霊を封印することになります。
　ライター個人的にキュンと来たのが、現代にやってきた八葉たちの反応。家電に警戒心を抱く宗矩や、パソコンに没頭する兼続など現代の文化に触れて新鮮な驚きを見せてくれます。そんな彼らに冷静なツッコミを入れる大和とセットでぜひ楽しんでいただきたいです♪　現代で暮らしていながら、幼少期の記憶を失っていた主人公。彼女の止まっていた時は、ある出来事を機に再び動き出します。

　異世界の戦国時代にやってきた主人公たちは、龍神の伝承が残る竹生島に到着。そこで出会った直江兼続の提案で、主人公は安土城の跡へ――。そこで初めて、自分が織田信長の娘であること、そして龍神の神子であることをはっきりと自覚します。

　龍神の神子として主人公を迎え入れるのは、星の一族である筒見屋姉妹。姉のつばき、妹のあやめが登場です♪　ふたりは主人公をサポートしてくれるのですが、３人の会話シーンはまるで女子会のようで微笑ましい！　彼女たちが“八葉選定の儀”を行うことで初めて、これまで出会った人物たちが八葉の役目を正式に負うことになります。

システムはマップ移動や五行奉納、 “贈り物”で八葉の斬新な反応を見るお楽しみも

　『遙か』シリーズといえば、八葉と共闘する戦闘システムやマップをめぐることで発生する各種イベントがおなじみです。

　本作でもマップ内を移動しながら、各地でイベントを発生させることがメインの流れに。緑の☆印の場所では、八葉の個別イベントが見られます。

　もちろんこれまでのシリーズ同様、五行の属性がポイントに。戦闘で得た五行の力を“五行奉納”で納めると重要なストーリーが進みます。そしてここからは本作ならではの新システム“贈り物”をご紹介♪

　先ほど本作は現代と戦国を行き来できるとお伝えしたのですが、なんと現代のアイテムを異世界に持ち込むことができるんです……！　最初に異世界に行くときも妹の安全をしっかり守りたい五月は保存食にソーラーパネル、応急処置セットなど万全の備え。文明の利器があれば、戦国の世でも快適に暮らしていけそうです……強い！　

　さて、“贈り物”ですが、渡せるアイテムがとってもユニークなんです。ライター的イチオシアイテムは、やはりVRゴーグル。八葉の驚く顔にご期待ください……!!　ここでは“キャンディ”を受け取った兼続と宗矩の反応をご紹介します♪

　見たことがない品物でも、拒絶せずに挑戦するふたり。八葉がどんな反応をするのか、どんどんプレゼントしたくなってしまいますね。ちなみにアイテムによって渡せる相手が決まっていて、反応もさまざまのよう。

五月と大和の恋愛イベントをピックアップ！ふたりの意外な素顔とは!?

　読者の皆さまがいちばん気になるのは、やはり八葉との恋愛!!　今回特別に五月と大和の恋愛イベントをプレイさせていただきました。主人公と一緒に現代からやってきたふたりですが、知られざる魅力がたっぷり。その一部をスクリーンショットとともに見ていきましょう。

　龍神の神子として、突然その使命を背負うことになった主人公。星の一族の末裔として現代からずっと彼女を見守ってきた五月は、少しでも彼女の気を晴らそうとピクニックへ連れ出してくれます。持参したお団子を湖のほとりで食べるふたり。すると、主人公の口元についたあんこを五月が取ってくれます。まるで恋人にするような自然な動作に、思わずジョイコンを握る手に力が……。無自覚を通り越し、標準装備な過保護ぶり！　どうやらそれは現代にいた時から変わらないようで、ふたりの関係を勘ぐってしまう人々が後を絶たなかったそう。主人公と五月の関係性が、異世界でどのように変化していくのかとても気になります……!!

　五月と同様霊感が強く、幼い頃から他人には視えないものを視てきた大和。そのせいか他人と距離を置くようになり、一匹狼に。そんな自分は“マイノリティ”だと冷めた言動の彼でしたが、怨霊が具現化されている異世界でその価値観が逆転します。小さな動物の怨霊に懐かれる大和でしたが、穢れを恐れた仲間から、封印するために引き渡すよう説得されます。
　異質な存在だからという理由で排除される怨霊と、自分を重ね合わせているのでしょうか……。大和の恋愛イベントでは、孤独に生きてきた彼が主人公と出会うことで少しずつ光明を見出していくシーンが描かれます。しかし、戦国の乱世で彼の心に少しずつ闇が忍び寄り――。
　そんな繊細な大和は、担当ライター的『遙か７』放っておけない存在No.１に輝きました。ゲームが発売した暁には、引き続き見守っていきたいと思います……!!　

　いかがでしたでしょうか？　今回時間の関係もあり、第２章の序盤までしかプレイすることができなかったのですが、それでもこのボリューム!!　ルビーパーティブランド25周年の情熱を感じてやみません。
　ひと筋縄どころか、ふた筋もみ筋もいかなそうな、多面性を持った八葉たち。彼らとどっぷり恋愛できる日が待ち遠しいですね！　６月18日の発売日まで、ガルスタオンラインでは引き続き『遙か７』の続報をお届けしていきます♪

※画面は開発中のものです。