【週間ソフト販売ランキング TOP50】Switch版『マインクラフト』が1.0万本で1位（5月27日～6月2日）

　2019年5月27日週のソフト販売ランキング（集計期間：5月27日～6月2日　※推定販売本数は、すべてダウンロード版を含まない）はNintendo Switch用ソフト『マインクラフト』が1位を獲得した。

※KADOKAWA調べ

週間ソフト販売ランキング TOP50（集計期間：5月27日～6月2日）

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはKADOKAWA キッズメディア事業推進室まで。

　5月期最後のランキングは、2018年6月の発売以降安定した動きを続けるNintendo Switch用ソフト『マインクラフト』が1.0万本を売り上げ1位を獲得。累計販売数を83.6万本まで伸ばした。

　ちなみに、本作が1位になったのは2018年8月13日週以来2回目のことだが、本作は発売から50週連続でトップ10入りするなどその安定感は群を抜いている。

　『マインクラフト』シリーズはNintendo Switch版以外にも、PS4版（37.7万本）やPS Vita版（122万）など他機種で展開され、その合計販売数はコンシューマー向け（パッケージ版）だけで280万本に達している。今のNintendo Switch版の動きを見る限り、まだまだ数字の上乗せが期待できそうだ。

　一方、新作についてはPS VR対応タイトル『ライアン・マークス リベンジミッション』（PS4/0.2万本）が14位にランクインしたのが最高位で、上位には引き続きNintendo Switchの定番タイトルが顔を並べた。

ハード別　ソフト販売本数（集計期間：5月27日～6月2日）

※ETCのデータには、PS3/Wii U/Xbox Oneが含まれています。

週間ハード販売数（集計期間：5月27日～6月2日）

※ニンテンドー3DSのデータには、2DSも含まれています。
※ETCのデータには、PS3/Wii U/Xbox Oneが含まれています。

　今週のゲーム市場は、ハードが前週比7.6％増の4.7万台、ソフトが同2.3％増の16.7万本と、両市場とも前週を上回ったものの、販売実績は相変わらず低水準で推移している。

　次週から6月期がスタートする中、5月期（集計期間：4月29日～6月2日）のゲーム市場は、前年同月に比べ数量でハードが21.3％減の27万台、ソフトが33.5％減の110万本と、両市場とも大きく減少。

　Nintendo Switchをはじめ、すべての機種が前年を下回る厳しい市場環境となった。その結果、金額ではハードが17.3％減の82億円、ソフトが40.7％減の66億円となり、全体では27.7％減の147億円と3割近く縮小した。

　また、月間ランキング（TOP5）を見ると、1位は『Days Gone』（PS4）の6.7万本。以下、2位『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』（Switch/6.4万本）、3位『マインクラフト』（Switch/5.5万本）、4位『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』（Switch/4.6万本）、5位『マリオカート8 デラックス』（Switch/4.3万本）となっており、10万本以上売れたタイトルが1本もない上に新作もなく、さらに『Days Gone』以外はすべて前年度タイトルという非常に寂しいランキングとなった。6月以降の巻き返しに期待したいところだ。