[PR]PS4に外付けSSDを接続! 簡単な作業でロード時間が劇的に短縮される

伊藤誠之介
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 普段使用している初期型PS4や薄型の『PS4 Slim』に、“外付けSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)”をUSB接続することでゲームをより快適に遊べる方法を紹介します。

 PS5の詳細が少しづつ明らかになるなど、2020年春は次世代ゲームハードの情報が気になる時期だと思います。とはいえ、PS4ではこれからも、『FINAL FANTASY VII REMAKE』や『The Last of US Part II』、『サイバーパンク2077』といった大作ゲームが続々と登場予定で、PS4が活躍する場面はまだまだ多いでしょう。

 すでにPS4でゲームを楽しんでいる人の中には、より快適に遊びたいと思っていたり、内蔵HDDの容量が不足気味になっていたりする人もいるはず。その場合、内蔵HDDをSSDに換装したり、最新の薄型PS4や、性能の高い『PS4 Pro』への買い換えたりが選択肢として考えられます。

 ただ、前述のようにPS5の存在が気になる今、「ここでPS4を買い換えるのも……」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。また、内蔵SSDへの換装はパフォーマンスに優れますが、手間がかかりますし、データや画像などを移行させる必要もあり、ためらいがちです。

 ここでは、PS4でゲームをより快適に遊ぶための、もう1つの選択肢を提案したいと思います。それはゲームのデータ保存に“外付けSSD”を使用することです。

 ストレージの容量アップはもちろん、人気タイトルを使って検証してみたところ、ゲームのローディング速度にも驚きの結果が出ました。

そもそもHDDとSSDとは?

 HDD(ハード・ディスク・ドライブ)というのは大容量記憶装置。

 PS4本体にはあらかじめ、HDDが内蔵されています。HDDにはセーブデータやシェア機能によって保存したスクリーンショットや動画に加えて、ゲームデータも保存されます。ダウンロード購入したゲームはもちろんのこと、PS4ではパッケージ版のゲームもいったんHDDに保存されてからプレイする形になるので、HDDのデータ転送速度はプレイに影響を与えます。

 HDDが文字通りディスクを高速で回転させて、磁気ヘッドでデータを読み書きするのに対して、SSDは半導体メモリをディスクドライブのように扱ってデータを記録します。

 HDDとは異なりSSDには物理的駆動がないので、データの読み書きがHDDと比べて高速になる特徴があります。

PS4とUSBで接続する“外付けSSD”でゲームプレイが本当に快適になるのか?

 前述のようにPS4でSSDを使用するには、PS4本体の内蔵HDDをSSDに換装する方法もありますが、今回は通常のPS4をより簡単に快適に遊ぶなら……ということで、PS4のUSB端子に外付けのSSDを接続する方法を掲載していきます。

外付けSSDをオススメする理由その1:とにかく簡単!

 内蔵HDDを換装するためには、まずはPS4背面のHDDベイカバーを開けて、ドライバーを使って内蔵HDDを取り外して……と、いくつもの手順が必要です。それに対して外付けSSDの場合は、ケーブルでUSB端子に接続するだけ! PS4本体はふだん使っている状態のままで、その場ですぐ接続できます。

外付けSSDをオススメする理由その2:通常のPS4ではUSB接続の方が効果大!

 少し技術寄りの話になりますが、初期型PS4や薄型のPS4 Slimでは、内蔵HDDの接続に“SATA2.0”と呼ばれる規格が使われており、“SATA2.0”のデータ転送速度は最大で約3Gbit/秒です。

 これに対して、PS4のUSB接続に使用されているUSB3.0(USB 3.2 Gen1)は、最大転送速度が約5Gbit/秒と、USB接続のほうが理論値上は早くなっています。

 そのため通常のPS4では、内蔵HDDをSSDに換装するよりも、外付けSSDをUSBで接続するほうが、ローディングの高速化については効果がより期待できるのです。

 ちなみに、『PS4 Pro』の内蔵HDDは“SATA3.0”で接続されており、こちらの最大転送速度は約6Gbit/秒とUSB接続よりも早いため、内蔵HDDをSSDに換装することでローディングのさらなる高速化が期待できます。

外付けSSDをオススメする理由その3:内蔵HDDはそのまま使える!

 外付けSSDを接続する場合、内蔵HDDを換装するのとは違って、PS4の本体ストレージをそのまま使えることに加えて、外付けSSDの容量が拡張ストレージとして新たに追加される形になります。

 本体ストレージには、ローディング速度があまり気にならないゲームを保存したり、シェア機能でキャプチャーした動画を保存するといった形で、外付けSSDによって増えた大容量をさらに効率的に使用できます。

『Crucial X8 Portable SSD』を実際に接続してみた!

 通常のPS4をパワーアップするなら外付けSSDがオススメというのが確認できたところで、実際にSSDを接続してみましょう。今回は『Crucial X8 Portable SSD』を用意しました。

 『Crucial X8 Portable SSD』は、SSDでは代表的なブランドである“Crucial(クルーシャル)”が2019年秋に発売した、初のポータブルSSD。この製品は、現在通販サイトAmazonでの専売となっています。

 この『Crucial X8』の魅力は、なんといっても読み込みスピードの高速さ。USB3.2 Gen2に対応しており、こちらで接続した際の最大読込速度は1050MB/秒。これは、他のほとんどのポータブルSSDと比べて最大1.8倍、ポータブルHDDの最大7.5倍、USBフラッシュドライブの最大100倍の速さです。

 『Crucial X8』のもう1つの魅力が、ポータブルSSDならではのコンパクトさ。写真を見てもらえば分かるように、手のひらにスッポリと収まるほどのサイズです。その一方で本体のデザインは、アルミニウム仕上げの重厚感があるものになっています。

 このコンパクトさと、振動に強いSSDならではの特徴を活用して、ダウンロードしたゲームを『Crucial X8』に保存して、友人の家にあるPS4まで持ち運んで遊ぶといったことも可能です。これもまた、手軽に接続や取り外しができる外付けSSDのメリットですね。

 ちなみに、ここではITBのモデルを使用しましたが、『Crucial X8』には500GBのモデルもありますので、予算や必要に応じて選択可能です。

 それでは実際に、『Crucial X8』をPS4に接続してみましょう。……といっても、PS4のUSB端子にケーブルを使って接続するだけなのですが。


 PS4本体に接続する前に、1点だけ注意することがあります。PS4はUSB-Aコネクタを使うので、付属のアダプタをUSB TYPE-Cケーブルに接続しておきましょう。

 『Crucial X8』とPS4を接続したら、次はメニュー画面での設定です。PS4のメニュー画面で“設定”の“周辺機器”から“USBストレージ”を開いて、『Crucial X8 SSD』を「拡張ストレージとしてフォーマットする」ことを選択します。

 “フォーマットする”と言われるとなんだか緊張しますが、実際には一瞬で終了して、拡張ストレージとして使用可能になります。


 内蔵HDDにゲームをインストールしている場合は、そのゲームを拡張ストレージに移動させることが可能です。“設定”の“ストレージ”で本体ストレージを選んで、オプションメニューから移動させるゲームを選びましょう。もちろん、拡張ストレージに直接、新たなゲームをインストールすることもできます。


 ここで注意したい点としては、拡張ストレージに保存できるのはゲームそのもののデータだけで、セーブデータやアカウントは本体ストレージにしか保存できないということです。先に説明したように、外付けSSDを取り外して、他のPS4に接続してゲームをプレイする場合には、PlayStation PlusやUSBメモリなどを利用して、セーブデータやアカウントを別途移動させる必要があります。

 ちなみに、外付けSSDを拡張ストレージとして設定した段階で、“アプリケーションのインストール先”が自動的に、拡張ストレージに変更されています。そのため、外付けSSDではなく内蔵HDDにゲームなどをインストールしたい場合は、“設定”の“ストレージ”でオプションメニューを開いて、手動で変更する必要がある点に注意してください。

 このように外付けSSDの接続は、ものの1分もかからずに完了します。ドライバーなどの工具はもちろん、特別な知識や技術を必要としないので、「機械の扱いは苦手で…」という人でも問題なくできますよ!

人気ゲームソフトでローディング速度の向上を実際に検証してみたところ……!?

 外付けSSDを拡張ストレージにすることで、SSDの大容量をゲームのインストール先として使用できます。内蔵HDDが満杯になっていた人なら、これだけでもかなり快適なのですが、SSDといえばやっぱり期待してしまうのが、ローディング速度の向上でしょう。

 そこで今回は『Crucial X8 SSD』を実際に使用して、人気ゲームソフトのローディング速度を検証してみました! 

 なお、計測データはすべて、数回繰り返してみての平均値となっています。

検証1:『モンスターハンターワールド:アイスボーン』

 まずは『モンスターハンター』シリーズ最新作の『モンスターハンターワールド:アイスボーン』で検証。前線拠点セリエナから、“渡りの凍て地”の南初期キャンプへと、1人で探索に出発する際のローディング時間を計測しました。

 PS4の内蔵HDDでプレイしてみたところ、平均で約100秒となりました。ところが『Crucial X8 SSD』を使用してプレイしてみると、なんと平均で約42秒と、劇的に短縮! およそ58パーセントもスピードアップしました。

検証2:『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』

 続いては人気SF映画『Star Wars』の世界を再現した『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』です。こちらはゲームで最初の本格的な戦闘となる、列車上でのバトルで主人公が死亡した際に、“復活する”を押してからゲームが再開されるまでの時間を計測してみました。

 PS4の内蔵HDDでプレイした際には、平均で約25秒となったのですが、『Crucial X8 SSD』を使用してプレイしてみると、平均で約16秒となりました。全体の時間が短いために、数値そのものは1タイトル目ほど大きな差にはなりませんでしたが、比率で表すとおよそ64パーセントになっているため、しっかりと効果が発揮されていることが分かります。

 ちなみに今回、初期型のPS4と薄型の『PS4 Slim』の双方にそれぞれ『Crucial X8 SSD』を接続して検証してみたのですが、『Crucial X8 SSD』でプレイした際のローディング時間は、どちらもほとんど同じという結果になりました。

 この結果から、外付けSSDを接続すれば初期型のPS4でも『PS4 Slim』でも、同じようにスピードアップの効果が得られると言えるでしょう。

 『Crucial X8 SSD』を実際に使用してみた結果、こちらの予想を大きく上回るスピードアップ効果が発揮されました。これはおそらく最大読込速度が1050MB/秒という『Crucial X8 SSD』そのものの性能も、影響していると思います。

 PS4のUSB接続は最大転送速度が約5Gbit/秒と、『Crucial X8 SSD』の性能がフルに引き出されているわけではないのですが、そのぶんつねに余裕のある状態でスピードアップの効果が得られたのではと考えられます。このあたりは、コンピュータの半導体メモリで35年以上の歴史を持つ米マイクロンテクノロジー社のブランドで、SSDについても10年以上に渡って製造を行っている“Crucial”ならではの強みと言えるでしょう。

 外付けSSDは、誰でも簡単に接続できて、しかもその効果が大きいことが、今回の検証でよく分かったのではないでしょうか。「内蔵SSDを換装するのがためらう」という人でより快適にPS4でゲームをしたい人は、ぜひチャレンジしてみてください。

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