【先行公開】『シャドバ』第16弾の新カードでリメイク版“ガブリエル”が登場。全処理推奨の環境に!?

　サイゲームスが配信するiOS/Android/PC用デジタルTCG『Shadowverse（シャドウバース）』で、3月30日に第16弾カードパック“ナテラ崩壊”が追加されます。

　“ナテラ崩壊”では、新カードとして3月30日に97枚のカードと“リーダースキン付きカード”2枚、5月に第16弾アディショナルカードが追加されます。

　本記事では、3月30日に実装されるカードの中から“神託の大天使・ガブリエル”、“マシンフォーチュンテラー”、“ストームエレメンタラー”を紹介。カードの評価や使い道も紹介します。

新たな能力“融合”が登場

　今回から新たな能力“融合”が登場します。手札にある融合を持つカードに他の手札を融合させることで、融合を持つカードを強化できます。

　また、ヴァンパイアクラスの2つの能力に名前が付きます。“渇望”は、“デッキから手札に加えたカード”がこのターン中に2枚以上である、という状態を表します。“狂乱”は、“自分のターン中に自分のリーダーがダメージを受けた回数”がこのバトル中に7回以上である、という状態を表します。

神託の大天使・ガブリエル
（しんたく/だいてんし）

大型守護と大量バフを1枚で両立！

　PPに応じて、自身と場のフォロワー1体のスタッツを高めながらプレイできるフォロワー。場にフォロワーがいれば、高スタッツのフォロワーを守護で守る形になり、シンプルながら強力です。

　能力の見方を変えると、エンハンス：4～エンハンス：10をすべて持っているようなもの。PPが余りそうな時にとりあえずプレイする便利枠としての採用もアリでしょう。

　また、このカードが登場することで、どのクラスもリーサル範囲が広がります。これまで以上に、相手フォロワーを場に残すかどうかの判断が重要になりそうです。

ロイヤルを中心に、幅広いデッキで活躍できる

　相性がよさそうなのはフォロワーを大量に場に出しやすいデッキ全般。特にターン開始時に場にいることが多い“ペインレスサムライ”や“無敗の剣聖・カゲミツ”を持つ、ロイヤルでの爆発力に期待できます。

　とはいえ、フォロワーが1体でも場に残れば性能を余すところなく発揮できるので、多くのデッキで無理せず採用できるフォロワーになりそうです。

　ただ、プレイした時点でPPがすべて消費されるので“PP余らせネメシス”との相性だけはイマイチ。ネメシスで使うならアーティファクトを軸にするか、“夢の使者・アメス”とセットで“暗雲の巫女・エネス”のスタッツを上げるのがいいでしょう。

マシンフォーチュンテラー

“機械ウィッチ”に新たな潤滑油が登場

　これまでなかった2コスト2/2のウィッチの“機械・フォロワー”。ファンファーレで“リペアツール”を手札に加える能力は、“機械・カード”のプレイ枚数を増やすことにつながるほか、“マシンブックソーサラー”との相性もよさそうです。

　進化時の効果は“機械魔導のゴーレム”や“蒼の反逆者・テトラ”の関連カード“ソニック・フォー”とのシナジーがあります。今後1ターンの“機械・カード”のプレイ枚数が重要になるなら、進化させることもありえるでしょう。

ストームエレメンタラー

“ナテラの大樹”を使って柔軟な動きを実現

　ファンファーレ、進化時ともに自分の場のアミュレットを手札に戻しつつ効果を発揮するフォロワー。アミュレットと“ストームエレメンタラー”が手札にある時に、アミュレットを先にプレイすれば回復。“ストームエレメンタラー”を先にプレイすればEPを消費して盤面処理、という使い分けをできるのが強みです。

　このカードは“自然・フォロワー”なので、対象にする主なアミュレットは“ナテラの大樹”。手札に戻して“ナテラの大樹”のプレイ回数を増やす動きは、第15弾までの“自然ウィッチ”のフィニッシャーのひとつ“エレメントシャーマン・ライリー”を直接召喚につながります。

　“ナテラの大樹”のプレイ枚数を参照する強力なカードが第16弾でさらに追加されるなら、“ストームエレメンタラー”はサポートとして重要なカードになるでしょう。

強力なアミュレットを再利用する手も

　また“ナテラの大樹”以外にも“抑圧の関門”や“真理の魔鏡”など、手札に戻してプレイし直すメリットのあるアミュレットは他にもあります。自然軸以外のデッキでアミュレット回収用に“ストームエレメンタラー”を使うというのも選択肢になりますね。

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