“ニコニコ超会議”中止に伴い8日間の“ネット超会議”開催決定

文: 電撃オンライン

公開日時: 2020年03月11日(水) 16:32

最終更新: 2020年03月11日(水) 16:35

　ドワンゴは、4月18日、19日に千葉・幕張メッセで開催する“niconico”の超巨大イベント“ニコニコ超会議2020”“闘会議2020”の開催中止を発表しました。あわせて“ニコニコネット超会議2020”の開催を決定しました。

“ニコニコ超会議2020”“闘会議2020”の開催中止につきまして（リリース原文ママ）

　“リアルとネットの融合"をテーマに毎年開催し今年9回目を迎える“ニコニコ超会議”と、今年で6回目を迎える“闘会議”は、2020年4月に幕張メッセでの開催を予定していましたが、“新型コロナウイルス感染症”の拡がりに伴い、政府からのイベント自粛方針および、超会議に関わるすべてのお客様、関係者の安全を考慮し、“ニコニコ超会議2020”“闘会議2020”は開催を中止します。

　例年“ニコニコ超会議”“闘会議”は様々な協賛・出展各社や、協力会社、クリエイター、何より多くのニコニコユーザーの皆様のお力をお借りして成立していますが、これ以上イベント開催についての決断を遅らせることで、様々な関係者の方にご迷惑をおかけしてしまうことから、開催中止の判断とさせていただきました。

　お客様がお持ちのチケットや、超会議を応援してくださる方々と一緒に盛り上げるべく実施していたクラウドファンディングにつきましては、全て払い戻し対応をさせていただきます。詳細は公式ホームページをご確認ください。

“ニコニコネット超会議2020”計8日間の開催が決定

　開催を予定していた“ニコニコ超会議2020”の日程に新たに6日間を加え、4月12日～19日の計8日間にわたって“ニコニコネット超会議2020”と題した、リアルイベントに代わるネットイベントが開催されます。

　ニコニコ超会議で人気のある企画やインターネット上で話題になったコンテンツ、また“新型コロナウイルス感染症”拡大に伴うイベント自粛方針により、残念ながら中止になった様々なライブやエンターテインメントコンテンツをニコニコで再現する試みなど、日本に存在する様々なエンターテインメントを集合させ、日本最大のインターネットの祭典を目指します。

　超特別協賛には“ニコニコ超会議2020”に引き続き、NTTが決定しました。

　本イベント開催期間中のニコニコ生放送では、画面上のコメントによりリアルタイムに生み出される出演者と視聴者の双方向コミュニケーションはもちろん、バイノーラルマイクや無観客を生かした自由なカメラワークによる、出演者の目の前で観ているかのような視聴体験、実際のステージにAR技術を加えた新たなライブ演出などを最大限用い、ネット視聴だからこそ楽しめる臨場感に溢れたインタラクティブな生放送が届けられます。

　また、4月18日～19日は幕張メッセ・イベントホールから、当イベントの一番のみどころである伝統芸能と歌舞伎と最新技術が融合した“超歌舞伎 Supported by NTT”、最新の技術を用いたバーチャルキャラクターによる音楽ライブ“VTuber Fes Japan”“VOCALOID Fes”の生放送が届けられます。

　開催内容の詳細については、3月下旬のニコニコ生放送での発表が予定されています。