思わず人に話したくなる難問奇問。このひっかけパズル、イラっとしつつも面白い！

　現在配信中のiOS/Android用アプリ『Brain Test：ひっかけパズルゲーム』のレビューをお届けします。

　本作は、手軽にひっかけパズルを楽しめるゲームです。

　魅力はなんといっても“ひっかけ”というところ。普通のパズルゲームのような問題ではなく、問題文やイラストに「アレ!?」と思うようなひっかけが用意されています。

　一癖ある問題文を理解したと思ったら、意外な結末を迎える。そんな本作を実際に遊んでみたので、本記事で紹介していきます。

普通のパズルじゃ物足りない！ ひっかけがクセになる

　“パズルゲームでひっかけ”を説明するにあたって、例題を1つ紹介していきましょう。

　こちらのピザの問題。筆者が最初に引っかかってしまった問題です。

　見たところ、ただピザが並んでいるだけの写真。普通に絵だけを見れば5切れですが、このゲームはそんな単純ではないはずと考えた筆者は、「ここに映っていないピザの切れ目があるのでは？」、「絵柄が違うピザがあるならば、イラストにないピザの切れ目の枚数も数えるのでは？」とさまざまな思考を張り巡らせました。ちなみに、切れ目の絵柄はすべて同じです。

　結果はすべて間違い。正解は、“ピザの切れ目の裏にさらに切れ目が隠されている”でした。そう、本作では問題の絵柄をタッチ・ドラッグでき、それが正解の糸口となる場合があるのです。

　このピザの問題のように、単純な問題と見せかけて柔軟な発想が必要なクイズがつぎつぎと出題されていきます。

　はたしてひっかからずにクリアできるのか……。自分の発想力を存分にいかして、パズルを解答していきましょう！

気になった問題を一部紹介。内容はこんな感じ！

お腹を空かせたネコ

　まずはこの問題。ネコがお腹を空かせているため、イラスト上部にあるクッキーをあげるようです。

　まずはクッキーをスライドさせて下まで持っていきましたが、鉄線にはばかれて渡すことができません。鉄線やネコを動かそうにも、どうやら判定はないようです。

　いろいろ考えてみましたが、どうにもうまくいきません。他に何かないか……。そう思っているうちに、問題文に注目しました。

　ふと、クッキーを問題文に持っていったところ、“ネコ”の文字にクッキーが被り、クリア。正直よくわかっていませんでしたが、試行錯誤することで正解までたどり着くことができました。

ゴールに行けない迷路

　続いての問題。迷路のスタート地点にネコ、ゴール地点にネズミがいる問題です。

　よく見ると、ゴール付近の道が閉ざされているではありませんか。これでは普通に向かわせてもゴールまでたどり着けません。まぁ、ひっかけパズルなので普通に解くものではないのですが。

　ネズミを動かすことはできないので、どうしたものかと考えます。たどり着いた答えは、“迷路の枠外にネコを持っていく”ということ。

　迷路にとらわれず、それを覆す解答にたどり着くことが、本作のカギとなっているようでした。

一番右のネコは一番右じゃない？

　最後に、一番右にいるのはどのネコかという問題。普通に考えれば右にいるネコですが、どうやら向きが怪しく見えます。なので、ネコの向きを考えて左のネコをタッチ。

　右も左も間違いだったので、それではと真ん中かとタッチしましたが、これも間違い。ということはどこかに別なネコがいるはずと考え、試行錯誤していると、新たなネコが出現しました。ネコたちを左にフリックすることで絵が変わり、さらに右にいるネコが現れたのです。

　そう、このネコこそが“一番右にいるネコ”なのです。

　柔軟な発想に自信がある筆者でしたが、ところどころでやはりひっかかってしまう問題もありました。

　ちなみに、紹介した問題がネコ続きだったのは偶然で、問題にはネコ以外も登場します。ネコが苦手な人も安心してください。

　暇つぶしには最適ともいえる本作。イラっとすることもありますが、正解を知ると、今度は人にやらせたくなっちゃうところが不思議ですよね。

　気軽に遊べて発想力を試せる楽しいパズルゲームとなっているので、ぜひ一度プレイしてみてください。あなたはひっかからずにクリアできますか……？

• App Storeで
  ダウンロードする
• Google Playで
  ダウンロードする