『FFXIV』本日オープンの妖精郷“イル・メグ”コラボルームは撮影が楽しい！見どころたっぷりなお部屋潜入レポ

文: mag

公開日時: 2020年03月18日(水) 10:00

　オンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』と“ザロイヤルパークホテルアイコニック東京汐留”とのコラボレーションで、妖精郷イル・メグをイメージした宿泊プランが登場――。2020年1月30日に報道されたそのニュースはSNSを中心に話題を呼び、その後2月6日から予約がスタートした暁にはわずか40分ほどで全室完売となりました。そんな注目のコラボルームが、いよいよ本日から正式オープン！

　というわけで今回は、オープン前日に短時間取材させていただいた室内の様子や見どころなどを写真多めでご紹介。予約できた方もそうでない方も、本記事を見てぜひ期待を膨らませていただければと思います。

⇒“ザロイヤルパークホテルアイコニック東京汐留”の公式ページはコチラ

　ちなみに、公共交通機関でコチラの施設へお越しいただく際は、JR新橋駅、東京メトロ新橋駅、東京メトロ汐留駅のご利用が便利ですが、移動時間が最も短くわかりやすいのは東京メトロ汐留駅からのルート。JR新橋駅方面改札を抜けてエスカレータを上り、左方向へ進めばすぐにホテルを発見できるはずです。

▲エスカレータを上って左方向（新橋駅方面）へ進むと……。
▲すぐこの広場が見えてきます。さらに左折すればホテルの入口は目の前。

▲奥の扉が入口。入ってすぐのエレベータで移動し、24Fがフロントです。

【コラボルーム“妖精郷イル・メグ3つのお楽しみポイント】

・明日は貴方もビーバーに!?　公式監修の凝った内装
・キャラクターを捜して撮影！　ARサービス
・オリジナルドリンクサービスとおみやげが嬉しい！

明日は貴方もビーバーに!?　公式監修の凝った内装

　コラボルームの内装はスクウェア・エニックスの『FFXIV』チームが監修。やるなら中途半端なことはしないという心意気のもと、世界観を再現するためにかなり力を入れていたようです。なお、ホテル側の担当氏によると、企画当初はイル・メグ以外にも武器庫然とした部屋などなど複数の案があったのだそうですが、「ゲームの外でもFFXIVならではの世界観を感じてほしい」ということでイル・メグが推されたのだとか。予約の埋まり具合見ると大正解ですね。といったところで、お部屋の様子を見てみましょう。

▲部屋に入った瞬間の眺め。カードキーを差し込んだ時点から、聞きなれたBGMが……。

▲ティル＝ベークとアン＝ラドが来客を歓迎。どうやらイル・メグのフィールド曲“残忍と自由〜イル・メグ:昼〜”が、エンドレスで室内のモニタから流れている様子。PS4やPCを繋いでゲームするのもいいかも……？

▲ふとベッドを見てみると、いる！　なんかいる！　ビーーバーーーー！　えっ、身の危険？

▲いや、「ガウガウガウ！」ではないが。……あれ、近くに何かのメモが。

▲なるほど、おみやげをもらえるわけですね。品物はのちほどまとめてご紹介。

▲かわいくて美しい我が枝フェオちゃんをはじめ、美しい絵画調の壁紙が部屋を彩っています。この壁紙、じつは各所にARの仕掛けがありまして……。

▲窓にもピクシー族。陽光が透けて綺麗でした。

▲こちらはン・モウ族とフーア族のぬいぐるみ。

▲備え付けのデスクには各キャラのアクリルスタンドやオルゴール、アートパネル、世界設定本などがズラリ。鏡面の草人は……寝ぼけ眼で見るとびっくりするかもしれません。

キャラクターを捜して撮影！　ARサービス

　今回のコラボルームでは、AR アプリ（COCOAR2）を用いて、「部屋内にピクシー族が隠した何かを見つけてみよう」といったサービスが提供されています。どういうものかというと、ARアプリで部屋内の壁紙をスキャンすることで、スキャンしたものに応じたARパネルを入手でき、それを使って撮影ができる……というわけです。これがけっこう楽しい。さきほどのデスクの上に説明書きがあったのですが、皆さまお気づきになられましたでしょうか。

▲まずはセリフのフォトフレームをスキャン。

▲スキャンできるとこんなふうにセリフが表示。ホテルから出た後でも履歴から選べば問題なく使えます。

▲説明書きにあるとおり、セリフのフレームも含めてARをスキャンできる場所は7カ所あります（時間帯によって出現キャラなどが変わるかも？）。部屋内のいろんなところに存在しているので、ぜひ全部見つけてみてほしいところ。けっこう遊べます。

オリジナルドリンクサービスとおみやげが嬉しい！

　24Fにあるバー・ラウンジ“THE BAR”では、イル・メグと『FFXIV』をイメージした2種類のオリジナルドリンクを注文できます。バーはゆったり過ごせそうな雰囲気でありつつも、聞くところによると18時を過ぎるとカウンター内のドラムセットにプロジェクションマッピングが投影され、フロアの雰囲気が変わるのだとか。宿泊の際はぜひ複数の時間帯で訪れてみてください。

▲こちらがオリジナルドリンクのメニュー。2つともノンアルコールです。

▲キウイとヨーグルトがベースだという、甘酸っぱくもさわやかな“エバーグリーン”。アラザンをあしらったフローズンドリンクといった一品なので、飲み心地の触感も楽しめます。

▲こちらはトリプルカララント。カララントという名前ですがもちろんちゃんと飲めます。フレーバーは左からライム、ザクロ、レモン。なお、本品には“魔法の液体”と“秘密の粉”が付属していて……。

▲魔法の液体を注ぐとカララントの色が大きく変わります。注いでくれているのはオリジナルドリンク2種を考案されたチーフバーテンダーの常田知宏さん。

▲変色後の姿。味わいにはそれほど大きな変化はないものの、理科の実験的な楽しさ有り。

▲さらに今度は秘密の粉。投入すると……。

▲このように劇的な変化が現れます。ぜひぜひ遊びながら試してみてください。ちなみに筆者は液体と粉の正体を聞いていますが……あえてここでは伏せておきましょう（もちろん危険なものではないのでご安心を）。

　常田さんにお伺いしたところ、今回のオリジナルドリンクは緑を基調としたイル・メグイメージの一品と、体験して楽しめるような一品という2種類の観点で考えられたものということでした。世界観を崩さないように……と、秋葉原のエオルゼアカフェまで足を運んで光の戦士たちの求める見栄えや色、食事中の“変化”についてリサーチしたうえで考案してくれたのだとか。

▲続いてはプレゼント紹介。オリジナルドリンクを頼むと、特製のランチョンマットとコースターがもらえます。これはいいものだ。

▲さらに、宿泊された方にはお1人様につき1個、特製マグカップがプレゼント。ほしい……！　しかし残念ながら、非売品なので現状はここ以外では手に入らないとか。

　といったところで、コラボルームのレポートは以上となります。取材を通して“ザロイヤルパークホテルアイコニック東京汐留”のご担当者さんにお話うかがったところ、ゲーム作品とのコラボルームというのはこれまでやっていなかったため未知の部分が大きかったそうですが、蓋を開けてみれば40分で完売となり、大いに驚いたとのこと。「実際に宿泊された方々からの反響を見つつではありつつも、シリーズ化していけたら嬉しい」と語っていました。ザロイヤルパークホテルには系列会社も多く、関東圏以外の地域のホテルでも「次はウチがやりたい」との声が上がっているそうなので、お話の流れしだいでは、今後もしかしたら関西などでの展開もあるかも……？　楽しみにしていたいですね！

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