【先行レビュー】『スクスト2』新しい大型コンテンツ“境界プラトーン”は女の子20人の総力戦! ルート取りが悩ましくも楽しい…!

紅葉つかさ
公開日時

 2020年4月10日に6周年を迎えたスクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『スクールガールストライカーズ2(スクスト2)』。

 新型コロナの影響で延期となっていた6周年の大型アップデートですが、いよいよ5月15日に実施されます。そこで追加となる新コンテンツ“境界プラトーン”を事前にプレイしたレポートをお届けします。


“境界プラトーン”ではルート選択やチーム編成が重要に

 “境界プラトーン”は、4月9日に実装予定の常設の新コンテンツです。内容は、選抜された20人の女の子を4つのチームに編成して、“境界プラトーン”専用のステージを攻略していくことになります。

 選抜されるメンバーは、強い順に上位20人がメモカと共に自動的に選抜されます。ミッションや対戦では、1チーム5人でしか挑戦できないので、戦力的に編成する女の子が固定されていた場合もありましたが、選抜されるメンバーが20人だと、いろいろなメンバーと一緒に挑めるのでうれしいですね。

 “境界プラトーン”では、メンバーのアビリティやメモカのスキルは発動しないとのこと。純粋にメモカ自体の強さで選んだり、親愛度レベルがより重要になるので、能力を底上げしておくことが大事となります。

 また、従来のミッションでは自チームのHPやATKは編成したメンバーの合計でしたが、“境界プラトーン”では、個別のHPやATKで判定されることになります。そのため、ひとりだけ強いメンバーがいるよりも、バランスよく編成することがセオリーとなります。

 ただ、後述するようにチームごとにルートを進むという戦略性もあるので、あえて1チームだけ特化させるという考え方もアリかと。このへんは、自由度の高さとあいまって、いろいろな遊び方ができそうです。

 ちなみに、メンバーの選抜は1日に1回自動で行われるので、選抜メンバーにお気に入りの女の子が入っていなくても、強化することで次の選抜時に選抜メンバーに選ばれる可能性があります。

 選抜メンバーを確認したあとはチーム編成で、選抜メンバーを4つのチームに編成します。チームの編成は自由ですが、チームの番号(1stや2ndなど)が若い順にステージで行動するので、それを意識した編成にするとよいでしょう。

 これで事前の準備が終了。ここからはステージの攻略となります。挑戦できるステージは、全部で10以上用意されているそうで、クリアしたら次のステージに挑戦できるようになります。


 ステージでは、いくつかのルートを通って、ゴールにいるオブリを倒すとクリアになります。そのためのルートには、オブリや宝箱が配置されており、通ることで戦闘になったり、宝箱も入手できたりします。

 また、ステージごとにミッションが設定されており、達成することで、レアガチャ券や女の子を強化できる新要素“パトリ拡張”で使用する“コンダクターリキッド”がもらえます。

  • ▲ステージをクリアした際の報酬もあります。

 ステージでは、4つのチームを好きなスタート位置に配置すると自動的に進んでいきます。スタート位置によってある程度、どのルートを通るかはわかりますが、同じ場所に配置できるチームは2つまでです。

 スタート地点は複数ありますが、同じスタート地点に2チームを配置する、あえて一部のスタート地点には誰も配置しないといった立ち回りも可能です。

 同じスタート地点に2チームを配置すると、順番が若いチームが先行して進むので、残るチームの戦力を温存しながら進みやすくなります。

 あえて一部のスタート地点には誰も配置せずに戦力を集中すれば、それだけボスオブリまで多くのメンバーを到着させやすくなります。ただ、一部のルートは捨てることになるので、宝箱の回収が難しくなるデメリットがあります。

 また、一部のミッションには、“一度のプレイでステージ中のオブリをすべて倒す”といったものもあるので、うまく考えてルート取りをしないと、ミッションを達成できないこともあります。うーむ、なかなか奥深い!

  • ▲ステージが進むとオブリが強くなったり、オブリの数が増えたりします。
  • ▲スタート位置を偏った場所にするのも自由です。

 さきほど、ステージは自動で進行すると書きましたが、ルートの中には途中で分岐しているものもあります。そのときはどうなるかというと、最初にその分岐にたどり着いたチームが上のルートに、続くチームが下のルートに進みます。

 つまり、そのルートに2チームがいれば、どちらのルートにも進んでくれるということですね。

 それ以外に、ランダム分岐もあり、こちらはどちらのルートに行くかはわかりませんが、2チームがいると、どちらのルートにも進んでくれるというのは変わりません。


 ルートで、オブリがいる場所を通ると戦闘になりますが、基本的にミッションと同じように行なわれます。ただし、違うところもあり、ミッションでは戦うオブリは1体だけですが、“境界プラトーン”では複数の敵と同時に戦うこともあります。女の子たちと同様、オブリもHPがそれぞれ別になっています。

 ほかにも、全体攻撃や先制攻撃といったスキルを持ったオブリもおり、ステージが進むごとにオブリが強力になっていきます。自チームのメンバーのHPは戦闘後に回復せず、HPが0になってしまった場合は、そのメンバーが戦闘から除外されます。

 “境界プラトーン”での回復手段は存在せず、1日に1回リセット的に全回復するだけなので、一気に複数ステージをクリアするというより、1日1ステージをしっかりクリアしていくことになると思います。


  • ▲どのオブリがスキルを持っているかは、ルートを選択するときに確認できます。

 そして、1チームだけでもルートのゴールに到達すればボスオブリとの戦闘になります。ボス戦では、戦闘可能なチームがすべてそろってから始まるので、最大で4チーム20人で戦うことになります。

 もちろんその分、ボスオブリはとても強力になっているので、できるだけ20人全員で戦えるようにしたいですね。

  • ▲スキルなども使う非常に強力なオブリとなっています。

 ボスオブリを倒すとクリアとなり、新しいステージが解放されます。そして、ステージの結果によって、報酬がもらえたり、総合ランキングに影響します。

  • ▲ミッションを初めてクリアしたときに報酬がもらえます。

 “境界プラトーン”のステージで得られる宝箱や報酬は一度きりですが、1ヵ月ごとに更新されるそうです。

 一度獲得した宝箱は復活しませんし、敵を倒してもアイテムをドロップするわけではないので、原則的に周回プレイは不要です。ただ、初回クリア報酬だけでなく、“一定以上のスコアを獲得する”などミッションが設定されており、ミッションコンプリート報酬も用意されているので、コンプリートを逃した場合は、あとで戦力が整ってから再挑戦するのがおすすめです。

“パトリ拡張”で好きな女の子を強化

 基本的に“境界プラトーン”は、ステージをクリアして“コンダクターリキッド”を集めるのが主な目的になります。そこで入手した“コンダクターリキッド”には、“小”、“中”、“大”があり、それぞれ“パトリ拡張”で使用することで女の子を強化できます。

 “パトリ拡張”では、HP、ATK、クリティカル威力の強化と特定のメモカの限界突破、アップデートができます。『スクスト2』では、メモカを装備していない女の子のHPやATKは0ですが、“パトリ拡張”で強化するとステータスに反映されるようになります。スキルやメモカにかかわらず、女の子のステータスを上げられるというわけです。

 強化は、女の子を選ぶと開かれるボードで行えます。ボードには、スタート位置が設定されており、そこから隣り合っているチップを“コンダクターリキッド”を使うことで強化できます。

 解放されたチップに隣り合っていれば、どこから解放してもいいので、HPを集中的にあげてもいいし、まんべんなく強化してもいいので自分の好きなように強化できます。


 そして、ボードに設定されているゴールのチップを解放すると2枚目のボードが解放され、そちらのボードでも強化できるようになります

 。1枚目のボードをすべて強化しないと次のボードは強化できないということもないので、必要なところだけ強化できるのもうれしいですね。

 ここまでは女の子のステータスの強化方法でした。もうひとつのメモカの限界突破、アップデートはどうやるのかというと、ステータスを強化する方法と変わりません。

 ボードの特定のチップを解放すると、対応しているメモカの限界突破、アップデートができます。ただし、限界突破できるのはEXRのメモカだけで、チップひとつにつき、特定メモカの限界突破の上限を1レベル分上げることができます。なお、アップデートできるメモカは現時点ではUR(究極変身)のみのようです。

 もちろん、チップを解放しても対象のメモカを持っていないと意味がないので、解放する際には注意が必要ですね。

 また、素材も“コンダクターリキッド”以外に、特定ステージのミッションコンプリート報酬のみで入手できる“リミット解除コード【○○】”(〇〇には対応するメモカごとに“幻装”や“神装”などが入る)、“アップデートコード【〇〇】” (〇〇には対応するメモカごとに“究極”や“究極if”などが入る)が必要になるのも、ステータスを強化するときと違う点です。


まとめ:やり込み要素として、さらなる育成を楽しめる良コンテンツ

 “境界プラトーン”では、20人編成と、全メンバーの半分以上を編成できるので、いままで戦力的な問題で編成できなかった女の子も活躍させられます。内容的にも、チーム編成やルートを考えていかないと効率よくクリアできないので、非常にやりごたえのあるコンテンツだと思いました。

 いままで強化要素はメモカだけでしたが、“パトリ拡張”では、女の子も強化できるようになります。これで、メモカを持っていなくても女の子を強化できるので、推しの女の子を強化して、ゆくゆくは戦力として活躍させられるようになったりするのかなと……と可能性を感じました。

 どちらのコンテンツも、これまで以上にいろいろな女の子を活躍させられる可能性を秘めたコンテンツだと感じました。

 プレイするためには隊長レベル100以上が必要なので、初心者がすぐに遊び始められるわけではありませんが、毎日プレイしていけば着実に隊長レベルは上がっていきます。筆者もプライムの“経験&親愛増量パス(300ステラコイン)”を使ってレベルアップを頑張ります!

(C) 2014-2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

スクールガールストライカーズ2

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2014年4月10日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

スクールガールストライカーズ2

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2014年5月8日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

関連する記事一覧はこちら