新作アプリ『一騎当千エクストラバースト』のモデリング技術に“パペット”を採用!?

　マーベラスは、Android/iOS用アプリ『一騎当千エクストラバースト』にて、革新的モデリング技術“パペット K”を採用予定であることを公開しました。

　一般的だと思われる、3Dモデリングの手順と革新的モデリング技術“パペット K”では手順が大きく異なります。公式サイトでは、特別にこの特殊技術について紹介しています。

　今回のために最新技術を提供したのは創業30年以上、製作実績2,000体以上という、3D人形技師界の巨匠であるアトリエパレット代表・伊藤修子さん。“革新的モデリング技術 パペット K”以外にも、人が丸ごと入る“ KIGURUMI ”などの製作も行なっているそうです。

　“リアルすぎる”と評判の革新的技術を駆使した“パペット K”のクオリティの高さを確認してみては？

　また公式TwitterではAmazonギフト券があたるクイズキャンペーンが開催されています。

Live2Dとパペット Kの比較動画

“リアルすぎる最新3Dモデリング技術”初公開

その1.テクスチャー、マテリアルを選定

　一番はじめに、今回製作するキャラクターを見ながらマテリアルを選定し、染料をつかってテクスチャーを製作 する。

　この時、染料を溶かす際にはアツすぎるくらいの水を用いるのがポイント。

その2.体と顔と頭のモデリング

　選定したマテリアルにパターンを引き、裁断して、縫い合わせ、綿入れし、形を整えながら不要分をわたぬきする。

　この時、縫い目を隠す方法として、マーベラスの秘密アイテム“猫の毛を整えるやつ”を用いて生地をこすることで縫い目がわかりにくくなる。このような細かい点がクオリティを高めるポイントとなっている。

その3.髪をモデリング

　染色してテクスチャーを染め上げた生地にパターンを引き、裁断していく。製作した頭のモデリングにあわせながら立体的に裁縫していくことがポイント。

その4.服や下着をモデリング

　こちらも選定したマテリアルにパターンを引き、裁断して、裁縫していく。

　細かい模様を作る際はカッティングシートなどを用いて、細かい箇所も縫い目が出ないように気を付ける。

その5.細かいパーツをモデリング

　キャラクターのアクセサリーなど、細かい部分を製作していく。今回は球体のアクセサリーの製作。

　球体を安定してボディに取り付けることができるよう“ちょこっと球をカッティング技法”を駆使して、後
にボディに取り付けやすい状態で裁縫する。

その6.ボーンを設定

　全体ができあがる前にボーンの製作に入るのは、3Dモデラ―からしたら驚きではないだろうか。

　革新的技術である“パペット K”ではボーンにピアノ線を用いる。通常まったく変形しないピアノ線を熱し赤くなったところで形を整えて、モデルにカスタマイズしていく。

その7.各パーツの取付け

　ひと通り各パーツの製作が終わったところで、体に各パーツを取り付けていく。一旦、各パーツを仮止めして、全体を見て問題がなければ、本縫いに入り固定していく。

その8.微調整

　細かい点を微調整する。今回は右前髪と目を調整。モデリングはこの時点で完成だが、さらにリアルに見せるために背景を設定する。

　綺麗な背景を設定するために、数枚の背景を繋ぎ合わせる“セロハンテープ”を使うのがポイント。

　『一騎当千エクストラバースト』のゲーム内で使われLive2Dと比較しても、その違いは歴然だ。

※本日4月1日はエイプリルフールです。

Amazonギフト券があたるクイズキャンペーン開催

　公式Twitterでは、モデリング技術“パペット K”にちなんだクイズキャンペーンを開催中。

　クイズに正解した人から抽選でAmazonギフト券 3,000円分が当たります。

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