『ぼくらの7日間戦争』特報映像が解禁。鈴原守と千代野綾の情報に注目

電撃オンライン
公開日時

 12月から全国ロードショーされる『ぼくらの7日間戦争』の公式サイトがオープンされ、ティザービジュアルが公開されました。

 『ぼくらの7日間戦争』は、シリーズ累計2,000万部を突破した宗田理さん原作の同名小説のアニメ化作品です。

 舞台は2020年、雄大な山々に向かい、これから始まる7日間に期待に胸をふくらませる少年少女6人が描かれています。原作の漢数字からアラビア数字となった、令和の『ぼくらの7日間戦争』に注目です。

作品概要

イントロダクション

 時代を超え、いつまでも少年少女の胸を躍らせる本がある。角川文庫にて1985年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』。初版から3年後には、女優・宮沢りえのデビュー作にして初主演を務めた実写映画が公開。宗田理が手掛ける“ぼくら”シリーズは累計2,000万部を突破し、幅広い世代の青春を彩ってきた。

 今なお愛される群像劇が、新進気鋭のクリエイターにより劇場アニメとして再びスクリーンに帰ってくる。大人の都合で引っ越しを迫られる少女、綾。彼女に思いを寄せる少年、守。勇気を振り絞り、守は最初の一歩を踏み出す。「逃げよう」。

 2019年冬、“ぼくら”の青春をかけた7日間の戦争が始まる―。

キャッチコピー
ここが、スタートラインだった―

スタッフ(敬称略)
原作:宗田理
監督:村野佑太
脚本:大河内一楼
キャラクター原案:けーしん
キャラクターデザイン:清水洋
制作:亜細亜堂
配給:ギャガ KADOKAWA
製作:「ぼくらの7日間戦争」製作委員会

キャラクター“守”、“綾”が公開

 本作の主人公“守”とヒロインの“綾”のキャラクター情報が公開されました。引っ越しを迫られる綾と、彼女に思いを寄せる守。彼がとった行動とは――?

鈴原守(すずはらまもる)

 インドア派で歴史が好きな高校二年生。幼なじみの綾に対し、密かに想いを寄せている。

千代野綾(ちよのあや)

 地方議会議員の娘。親の都合により、東京への引っ越しを迫られている。

特報映像&場面写真が公開

 特報映像では、主人公の“守”を中心に、それまでの何気ない日常生活から大人に対する抵抗の始まりと、少年少女が大人へと成長するはじめの一歩、“スタートライン”を表しています。

 特報編集は、ヒット作『君の名は。』の予告や、YouTubeでの累計再生回数が2.7億回を越えるDAOKO×米津玄師『打上花火』のMVを手掛けた10GAUGEになります。







原作者・宗田理、監督・村野佑太よりコメントが到着

 アニメ映画化にあたり、『ぼくら』シリーズの原作者・宗田理さん、本作の監督を務める村野佑太さんよりコメントが到着しました。

宗田理さんからのコメント

 子どもたちがつねに抱いているいたずら心や冒険心、悪い大人への挑戦を子どもの視点から描こうと思ったのがきっかけでこの物語は生まれました。

 今もこのテーマを変えることなく、シリーズの新作を書き続けていますが、これが子どもの本心をついているから、いつになっても子どもたちの心をとらえて読み続けられているのではないかと思います。

 これは作者にとってこのうえない喜びです。今回、この作品が新しいストーリーのアニメ映画になります。アニメ映画には小説とは違う感動とおもしろさがあります。あの物語がどんなふうに表現され、皆さんをとりこにするのだろう。

 それを想像すると、原作者としてもわくわくしてきます。小説とは違う感動をぜひ劇場で体験してください。

村野佑太さんからのコメント

 解放区より愛をこめて――。原作を読んで胸が一番高鳴った場面です。今の子どもたちが必要としている解放区とはなんだろうか。

 原作の発表された時代ほど大人は物分かりの悪い人間ばかりではないし、生まれた時から当たり前にあるネット環境は大人に内緒で冒険することを容易くさせました。

 しかしどうやら、自分たちの自由な居場所を獲得しやすくなったと同時に、その居場所を守るためにはまた別の不自由さが生まれているみたいです。今の子どもたちが巻き起こす、新しい7日間の冒険。

 原作と、そしてかつての映画に精一杯の敬意を持って、新しい『ぼくら』の7日間戦争を紡いでいけたらと思います。

(C)2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会

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