『ガルパ』新バンド・Morfonica、Vo.倉田ましろ役の進藤あまねさんにインタビュー【拡大版】

　『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！（以下、ガルパ）』の新バンド・Morfonica（モルフォニカ）より、Vo.倉田ましろ役を担当する進藤あまねさんへのインタビューをお届けします。

　Morfonicaは、名門のお嬢様学校・月ノ森女子学園の1年生達で結成したガールズバンド。幻想的な世界観を奏でるバイオリンロックバンドです。

　「BanG Dream!（バンドリ！）プロジェクト」第4のリアルバンドとしても始動し、キャラクターボイスや演奏は進藤あまねさん（倉田ましろ役）、直田姫奈さん（桐ヶ谷透子役）、西尾夕香さん（広町七深役）、mikaさん（二葉つくし役）、Ayasaさん（八潮瑠唯役）が務めます。

※本記事は、電撃G'sマガジン2020年5月号に掲載されたインタビューの拡大版です。

倉田ましろ プロフィール

　大人しく控えめな女の子。名門校の月ノ森に憧れ入学したものの、まわりの才能あふれる生徒に圧倒され、落ち込む毎日を送っていたがバンドに出会い前向きになりつつある。バンドでは作詞を担当。想像力が豊かで空想にふける癖も。

倉田ましろ役・進藤あまねさんにインタビュー

現役学生ならではのフレッシュな視点でましろちゃんと一体化!?

――まずは『バンドリ！』ファンのみなさんへの自己アピールをお願いします。

　進藤あまねです！　この4月から高校生になります！　ピンクの物、かわいい物、……あとぬいぐるみが好きです。マイブームは、無糖の炭酸飲料を飲むことにハマっています！

――卒業、入学、そしてバンドデビューと、この春は進藤さんにとっていろんなことが起きますね。

　そうなんですよ！　去年の春ごろ、ましろちゃんが『ガルパ』に出てきた時は、自分が担当することになるとは知らなくて「めちゃくちゃ好みのキャラが出てきたよ！」って学校で友達と話していたんです。

　声優さんは誰になるんだろうね～なんて無邪気に話してたんですが、まさかそれが自分になるとは（笑）。それからは言いたい気持ちをグッとこらえつつ、友達に役のことを1年間ヒミツにしてました……。

――ましろちゃんの役に決まった時の率直な気持ちは？

　自分にこんなチャンスが回ってきてとてもうれしいです。私が『バンドリ！』のプロジェクトを知ったのは小学6年生の時でしたが、すごい衝撃でした。声優さんが「バンドまでしちゃうんだ！」って。

　じつは私、『バンドリ！』に影響を受けてギターを買ってもらって、練習を始めたりもしていたんです。そんなプロジェクトに自分が関わることになるなんて……。今からでも小学生のころの自分に、「あなたはこの作品に出るんだよ」って教えてあげたいですね……（笑）。

――倉田ましろちゃんはどんな女の子ですか？

　自分にあんまり自信がないんですが、自信を持てるように変わりたいって思っている華奢な感じの女の子です。私も自信が持てない性格なので、ましろちゃんの言っていることはすごくわかります。特に「変わりたい」って気持ちが。

――演じる上で気を付けていることは？

　私は地声が低い方なので、華奢なましろちゃんに合わせて高めに声を出すように意識しています。ましろちゃんはふだんからおとなしい子ですが、私は学校では廊下を走って怒られるくらい元気なので（笑）、同じ学校のおとなしい子を研究して、どんな仕草やしゃべり方をすればおとなしく見えるのか参考にさせてもらっています。
　ましろちゃんも私も同年代なので、演技に困った時に身近な子たちを参考にできるのは、よかったなと思っています。

――ましろちゃん的に『バンドリ！』の他のメンバーと絡んだら楽しそうだなあって相手は？

　ましろちゃんは最初に香澄ちゃんと深く関わってるじゃないですか。だからまず、香澄ちゃんとの関係がすごく気になります。あとは私が個人的に好きなPastel＊Palettesさんとの関係も。私は有名な声優さんにお会いすると「近づいちゃだめだ……」と腰が引けちゃうんですけど、ましろちゃんもPastel＊Palettesに会うとそういう気持ちなるのかな？

　他に気になるのは……ハロー、ハッピーワールド！ さん。すごく個性が強いバンドなので、自分に個性がないと思ってるましろちゃんはついていけるんでしょうか!?　彼女たちに会うことで、ましろちゃんのまだ見つかってない個性が見つかるのかなあって期待しています。

新たなイメージを紡ぎ出すMorfanicaのライブにご期待！

――今後、Morfanicaはリアルライブでも活動していきますが、自信はありますか？

　自分がいつか大きなステージに立つと考えるとドキドキしてしまうんですが、Morfanicaのメンバーはみんな素敵なので、バンドとしての魅力には自信があります！　Poppin'Partyさん、Roseliaさん、RAISE A SUILENさんたちに追いつけるようにがんばらなくっちゃと思っています。

　私、歌がすごく好きなんです。以前はゲームで遊んでる時や友達と話してる時が楽しいと思っていたんですが、今は歌っている時間が一番楽しいです。バンド練習やレコーディングは大変な時もありますが、それでも歌が一番好きなんだなって気づきました。

―ボーカリストとしての目標などは。

　ずっと憧れてたポジションなのでうれしい気持ちはあるんですけど時々「自分なんかがいいのかな……」って思っちゃうところもあるので、どんどんメンタルも強くしなきゃいけないと思っています。やっぱり、ボーカルってバンドのセンターで目立ちますから、しっかりしなきゃいけませんよね。

――失礼ながら、こうしてお話していても、堂々としていらっしゃるように見えますが……？

　いやいや、頑張ってそう見せようとしてるだけです（笑）。普段からけっこうドジするタイプなんですよ。バンド練習の時もメンバーやスタッフの皆さんにずいぶん助けてもらっているので、自立できるようにならないと！

――最後に、今後のMorfanicaの活動への意気込みを。

　平凡な学生だった私が、こんなチャンスをつかめたことも、昔から読んでいる電撃G'sマガジン（※編注 2020年5月号）に自分の演じるましろちゃんが載っていることも、すごくうれしいです。いろんな人に私たちを知ってもらえるといいなと思っています。

　Morfanicaは今までの『バンドリ！』になかったタイプのバンドなので、ファンになってもらえたら嬉しいですし、ずっと『バンドリ！』を応援してくださっているみなさんにも愛されてほしいです。私たちも早く他のバンドのみなさんに追いつけるよう、駆け抜けていきたいです！

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