『ガルパ』新バンド・Morfonica、Dr.二葉つくし役のmikaさんにインタビュー【拡大版】

　『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！（以下、ガルパ）』の新バンド・Morfonica（モルフォニカ）より、Dr.二葉つくし役を担当するmikaさんへのインタビューをお届けします。

　Morfonicaは、名門のお嬢様学校・月ノ森女子学園の1年生達で結成したガールズバンド。幻想的な世界観を奏でるバイオリンロックバンドです。

　「BanG Dream!（バンドリ！）プロジェクト」第4のリアルバンドとしても始動し、キャラクターボイスや演奏は進藤あまねさん（倉田ましろ役）、直田姫奈さん（桐ヶ谷透子役）、西尾夕香さん（広町七深役）、mikaさん（二葉つくし役）、Ayasaさん（八潮瑠唯役）が務めます。

※本記事は、電撃G'sマガジン2020年5月号に掲載されたインタビューの拡大版です。

二葉つくし プロフィール

　いつも自信満々の学級委員長。バンドのリーダーとしてみんなのお手本になろうとがんばっているが、ドジでちょっと抜けているところもちらほら。しっかり者で頼りになる人を目指して奮闘中。

二葉つくし役・mikaさんにインタビュー

ポピパたちを一番近くで見てきたインストラクターからの転身

――まずは簡単な自己紹介からお願いします。

　二葉つくしを演じさせていただくドラムのmikaと申します。『バンドリ！』との関わりは3年ほど前からですね。Poppin'PartyとRoseliaのドラムのインストラクター、バンドごとのアンサンブル指導で参加させていただいたのが最初です。

　そこから今回キャストとして加わらせていただくことになり、すごくプレッシャーを感じています。お話をいただいた時は「え？」といろんな想いが頭を駆け巡りました（笑）。

　でも私が音楽を始めたきっかけはゲーム音楽で、アニメも好きでアニソンを演奏した動画投稿をずっとやっていました。ゲーム、アニメ、音楽という私の好きなものがそろったこの作品に挑戦しない意味がわからないと思い直し、覚悟を決めて「ぜひ、やります」と。

――当初は困惑が大きかったんでしょうか。

　これまで他のバンドのメンバーがすごくがんばってるのを近くで見てきて、彼女たちの覚悟の強さを知っているので、プレッシャーは大きかったです。でも、挑戦したいと思いました。

――ゲームがお好きとのことでしたが、どんな系統の物が？

　RPGが好きです。ストーリー性の強いゲームが好きなんですよ。ゲーム音楽にのめり込んだのも、音楽とストーリーとの相乗効果で感動できるところに惹かれたんだと思います。

　『ガルパ』でも泣いたり笑ったりできるストーリー面に特に惹かれています。『バンドリ！』はゲームもアニメも、シーンごとに音楽が作りこまれていて、そこにメッセージ性もあって、音楽を聴くことでキャラの想いが強まったり、のちに場面を思い出したりできる、そういうところにすごさを感じています。

――ドラムとはどんな出会いをしたんですか？

　つくしちゃんたちとリンクしているんですが、私も高校生になった時に仲間を集めて女の子5人のガールズバンドを組んだんですよ。その時からドラムです。他の楽器をやるって選択肢は最初から考えていなかったです。

――つくしちゃんのアピールポイントは？

　アピールポイントありすぎです（笑）。一番はすごくがんばり屋なところ。自称リーダーって言い張って、そのために陰で努力もしていて、それがバレバレなんですけど「元々できたし」って顔をしてる。とても愛らしい子です。

――演技面で苦労している点などありますか？

　声優にチャレンジさせていただくのが初めてで、表現したいことが私の技術では届かなかったり、もうちょっと技術があればつくしちゃんを輝かせて想いを伝えさせてあげられるのにって悔しさはあるんですけど……。それでもまっすぐな彼女を見てると涙が出ます。お話がよすぎて、泣きそうになっちゃうことがよくあるんですよ。

――つくしちゃんに共感できる部分はありますか？

　背がちっちゃいところ。ちっちゃいと言いながらも私より少し大きいんですが（笑）。……それはさておき、瑠偉さんの大人っぽいスタイルに憧れるような、ちっちゃい子の気持ちはよくわかりますね。理想像はあるんですけど、それと現実の自分とのギャップにへこんでしまう、そこがすごくわかります。人間味がありますよね。

　バンドでもそうなんですけど、思うように成長できなくても仲間たちといっしょにやりたいから、真剣に楽器に向き合ってるつくしちゃんの気持ちがすごく伝わってきます。私も昔から器用な方じゃなかったので、前日よりも少しでもできるようになろうとがんばってドラムと向き合ってきました。だからずっと「つくしちゃん、がんばって！」って共感しながら演じています。

ライブへの準備は万全。Morfonica仕上がってます！

――実写のMVも制作されましたが、どんなことを意識しましたか？

　Morfanicaの一員、つくしちゃんとして演奏してるってことですね。私も他のメンバーも、みんなそれを意識していました。この子だったらこんなふうにアプローチするかなっていうのをスタッフのみなさんとも相談しながらです。私ではなく、できるだけつくしちゃんがみんなにかわいいと思われたいんですね。

　つくしちゃんはがんばり屋さんなので、例えばスティックを回したりとか、いかにも玄人っぽいアクションは控えています。その代わり、みんなと演奏できて幸せだよって気持ちが伝わるアクションを意識しました。

　ドラムはメンバーみんなが見えて、一体感を感じられる位置にいますよね。メンバーみんなが「ここを見てほしい」っていうのを研究してきているのがわかるので、見ている私もテンションが上がってきます。私にとってドラムは、メンバーもお客さんの表情も全部見える、ライブの特等席なんです。

――今後のライブ活動への自信はありますか？

　あります！　全バンドがそうでしょうけど、Morfonicaもライブに向けて日々努力して、最高の状態を見せられるようにしています。バンド練習をしていても、初めて会った時からメンバーの手ごたえが全然違います。

　私が音楽を始めた時こんなにできていたかな？　って思う速度で成長していて……みんなもつくしちゃんみたいに、陰ながら努力してるんだなと感じました。

――最後にmikaさんからのメッセージを！

　『バンドリ！』をより盛り上げられるように一生懸命がんばりますので、これからどうぞよろしくお願いします。まずはMorfonicaとしての初めてのライブを早くみんなで経験したいです。ぜひお楽しみに。

• App Storeで
  ダウンロードする
• Google Playで
  ダウンロードする