ようこそ、特務支援課へ（セルゲイ）【軌跡シリーズ名言集】

　日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

　今回は『零の軌跡』より、《特務支援課》の発起人にして、縁の下の力持ちであるセルゲイ課長のセリフをピックアップします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

ようこそ、特務支援課へ（セルゲイ・ロウ）

●序章　特務支援課（英雄伝説 零の軌跡 Evolution）

　ストーリーRPG『軌跡』シリーズの4作目にして、“クロスベル編”の1作目である『零の軌跡』。本作は社会問題や大人の事情といった見えない“壁”に立ち向かう、若者たちの熱い物語が展開する作品です。

　本記事では、そんな『零の軌跡』の名言を紹介していきます。今回の名言は、我らが《特務支援課》の発起人にして、縁の下の力持ちであるセルゲイ課長のセリフをピックアップ。

　あわせて、《特務支援課》という組織について紹介させていただきます。

　本作は、本来街を守るべき警察が市民から“腰抜け”と呼ばれ、信頼が失墜した状況から始まります。市民が頼りにするのは“正義の味方”こと遊撃士協会。警察の上層部の人たちは、そんな状況がおもしろくなかったわけですね。

　そこで設立されたのが《特務支援課》です。失墜した警察への信頼を取り戻すべく、遊撃士協会をマネして作られた、“市民のご機嫌取り”を目的とした部署となります。

　そんなワケありの《特務支援課》に配属するべく集められたのが、これまたワケありの若者たちです。

　最初の任務で苦い現実を味わった彼らですが、それでも《特務支援課》でやっていくことを、それぞれの思いをもって決断します。

　ロイドだけは、捜査一課で活躍していた兄を目標としていたため、思っていた現状と違い過ぎ、残るかどうか迷います。

　そこへ、着任早々助けた子どもたちが、わざわざお礼を言いに来てくれました。それで迷いを晴らしたロイドは、《特務支援課》に残る決意を固めます。

　こうして、のちに“隠れ熱血オヤジ”とも言われるセルゲイ課長の号令により、正式に《特務支援課》が発足することとなりました。

　続編となる『閃の軌跡』シリーズでは“クロスベルの英雄”なんて呼ばれている彼らですが、この時点ではまだまだ実績ゼロの新人。ここから彼らの市民に寄り添った地道な活動が始まるわけです。

　そんな『零の軌跡』ですが、なんともうじきPS4版でHD化した『零の軌跡：改』が発売されます！　これを機にあらためて、まだ遊んだことがない人はもちろん、過去に遊んだことがある人も、クロスベルの物語に触れてみてはいかがでしょうか。

　というわけで、今回の名言集“ようこそ、特務支援課へ。”をお送りしました。ゆくゆくは、本作の主人公ロイド・バニングスの名言をお届けする予定です。お楽しみに！

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