アニメ化決定の『86 エイティシックス』8巻が発売

　TVアニメ化が決定している『86―エイティシックス―』の最新刊『86―エイティシックス―Ep.8 ―ガンスモーク・オン・ザ・ウォーター―』（著者：安里アサト、イラスト：しらび）が、電撃文庫（KADOKAWA）から5月9日に発売されます。

　全ての始まりは、帝国の無人兵器“レギオン”に侵略されているサンマグノリア共和国。

　無人機の開発に成功したはずの共和国には、存在しないはずの第86区と、そこで“エイティシックス”の烙印を押され、“有人の無人機”に乗って戦う少年少女たちの姿がありました。

　そんな彼らを率いる少年“シン”と、特殊通信で彼らを指揮する指揮管制官（ハンドラー）の“レーナ”が織りなす、戦いと別れの物語です。

あらすじ：そして再び、戦いは残酷に全てを奪い――新章開幕！

　“レギオン”完全停止の可能性。終わらぬはずの、戦争の終わり。それは人類の悲願。明日への希望。

しかし、戦士たちは――戦いが終わった先、戦場で死ぬ定めだった“エイティシックス”は、どこへゆくのか。

　“シリン”との出会いで、死を恐れぬことの不気味を知った彼らは、閉じていた未来への眼を、無理矢理に開かされた。

　ある者は、愛する人を見つけた。ある者は、世界を見て夢を描いた。だが……、それが出来ぬ者は。

　温かい希望の光が、彼らの鉄の意志と結束を歪め、そして。

　ついに、過去最悪の犠牲を生む。

　平穏を許さぬ、新章開幕のEp.8。“辿り着いた海は、彼らに血を求めた。”