働き者のミツバチになって小さな大冒険。『ミツバチ シミュレーター』レビュー

滑川けいと
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 オーイズミ・アミュージオが4月23日に発売を予定しているPS4/Nintendo Switch用ソフト『ミツバチ シミュレーター』。本作の魅力をご紹介していきます。

 本作は、集団生活を行うミツバチの中の1匹になって、女王と巣のために働くアドベンチャーゲーム。ミツバチとして広い世界を冒険しながら、ミツバチの生態を知るとともに人間とどのようにかかわっているのかを学べます。

 今回は、ミツバチたちの生活を体験できる本作の魅力をご紹介していきます。

“ミツバチ”の生態に着目したゲーム

 地球上には、現在見つかっているものだけでも100万種類以上の生き物がいるそうです。我々人類以外にも、いろいろな生き物が日々生活をしているんですね。さて、皆さんは人以外の生き物が普段どのような暮らしをしているのか知っていますか?

 本作は、地球上で暮らす生き物の中でも“ミツバチ”の生態に着目したゲームです。1匹のミツバチとなって、普段どのように生きているのかを体験できます。

 プレイヤーが操作するのは、生まれたばかりの1匹のミツバチ。働きバチであるプレイヤーのお仕事は、女王と巣のために花粉を集めること。空を飛びながらフィールドを巡り、花を探して花粉を集めていきます。

  • ▲黄色い丸がついている場所に花粉が存在。触れることで自動的に花粉を獲得します。
  • ▲ミツバチのリアルな視点になれる“ミツバチビジョン”。使用すると花のレア度が分かるように。

 最初は先輩ミツバチからどんな行動ができるのか、手取り足取り教えてもらえます。説明は動画付きで、とても親切に教えてもらえますよ。

 メインのお仕事である花粉集め以外にも、敵の襲来やはぐれてしまった仲間を探すなど、プレイヤーの周囲ではさまざまな事件が発生します。メインストーリーは、これらの事件を解決することで進行。ストーリーを進めるためには広大なフィールドを飛び回ることになりますが、目的となる場所には金色のマーカーが表示されます。

 もしマーカーが見えない場所にいたとしても、目的地がどの方向にあるのか画面内に表示されるため、プレイ時はほぼ迷わずストーリーを進められました。


 ミツバチになったつもりで広大なフィールドの空中散歩が楽しる本作。セミオープンワールドになっていると説明すると、わかりやすいでしょうか。

 動物や人の描写がリアルで、VRなどのヘッドマウントディスプレイでプレイしたら、臨場感がもっとありそうで楽しめそうだなと感じました。

 特に印象的だったのは、巣の内部。非常に細かく作り込まれています。

ミニゲームで楽しめるミツバチの世界

 ブンブン飛び回り、花粉を集めながらストーリーを進めてミツバチの日常を楽しむ……だけが魅力ではありません。本作ではスズメバチとのバトルやミツバチダンスで仲間へ合図を送るなど、ミツバチの生態を体験できます。

 バトルやダンスはミニゲーム形式。バトルはタイミングよく指示されたボタンを押す、ミツバチダンスは仲間の動きを覚え、方向キーを使って同じ動作をする、といったようなわかりやすいシステムで、誰でも気軽にプレイできます。

  • ▲スズメバチとのバトルが発生。成功すれば攻撃してダメージを与えられますが、失敗すると攻撃を受けてしまいます。
  • ▲こちらはミツバチダンスの画面。相手がどの方向に動くのか、しっかりと覚えましょう。

 ミニゲームの中でも筆者が一番白熱したのが、仲間を追いかけるレースゲームです。レースゲームはフィールド上の指示されたコースを通らなくてはならず、コースから大きく外れてしまうとリトライになってしまいます。

 ミツバチですから空を飛んでいるわけで、移動時は左右の動きだけでなく上下の動きも加わってくるんです。レースゲームに関しては操作に慣れるまで少々時間がかかったものの、慣れるとレース中の疾走感にどんどんのめり込んでくるんですよね。


 レースでミスしても、リトライすることが可能。メインストーリー中のものであれば何度かリトライするとスキップできるので、レースゲームが苦手な人も安心です。

フィールドを存分に飛び回ろう

 プレイヤーの拠点となる巣がある場所は、ニューヨークのセントラルパークをベースに作られた巨大な公園です。公園には動物園や遊園地などもあり、ストーリーではこれらを舞台に自由に飛び回ることができます。一度訪れた場所に瞬時に行けるファストトラベルの機能もあるので、ストレスフリーでプレイできました。


 公園にはミツバチだけでなく、たくさんの人や生き物が生活をしています。体操をしている人、散歩をしている犬などいろいろな生き物をミツバチの視点から観察できますよ。プレイする際はストーリーを楽しむだけでなく、公園を飛び回っていろいろ観察してみてください。ブスリと針で刺して、いたずらすることもできちゃいます。

 公園を飛び回って見つけた生き物や花粉をとった植物はデータとして登録されます。これらのデータを埋めるのも楽しみ方のひとつ。データにはいろいろな生き物や植物について詳しく書いてあるので、勉強にもなります。


 公園を飛んでいるとたまに、色のついたマーカーを目にすることがあります。マーカーに触れると、バトルをはじめとしたミニゲームやサイドクエストを楽しめます。特にサイドクエストでは他の動物との交流もあり、ミツバチ以外の生き物の生活も垣間見られるのでおすすめです。


 サイドクエストやミニゲームをクリアすると“知識ポイント”を得られます。知識ポイントがあれば、プレイヤーの操作するミツバチに着せ替えられるアイテムと交換可能。外見にも力を入れて、公園をブンブン飛び回ってください!

 『ミツバチ シミュレーター』というタイトルだけあって、ミツバチの生態が細かく分かる本作。特に見ていただきたいのは、ロード中に表示されるTIPSです。実はゲームのことではなく、ミツバチについて書かれているんですよ。本作を隅々まで堪能すれば、ミツバチについて詳しくなっていることでしょう。

 本作はひとりプレイだけでなく画面を分割して複数人でも楽しめます。家族や友だちとミツバチになって、空を飛び回るのもいいかもしれません!

※画像は開発中のものです。
Bee Simulator © 2020 published by Bigben Interactive S.A. and developed by VARSAV Game Studios S.A. All rights reserved. Licensed to and published in Japan by Oizumi Amuzio Inc.

ミツバチ シミュレーター

  • メーカー: オーイズミ・アミュージオ
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ADV
  • 発売日: 2020年4月23日
  • 希望小売価格: 5,980円+税

ミツバチ シミュレーター(ダウンロード版)

  • メーカー: オーイズミ・アミュージオ
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: ADV
  • 配信日: 2020年4月23日
  • 価格: 5,980円(税込)

ミツバチ シミュレーター

  • メーカー: オーイズミ・アミュージオ
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: ADV
  • 発売日: 2020年4月23日
  • 希望小売価格: 5,980円+税

ミツバチ シミュレーター(ダウンロード版)

  • メーカー: オーイズミ・アミュージオ
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: ADV
  • 配信日: 2020年4月23日
  • 価格: 5,980円(税込)