【創の軌跡キャラ考察】《風の剣聖》アリオスが遊撃士として再起。近藤社長コメント付き

　日本ファルコムが世に贈る人気ストーリーRPG『軌跡』シリーズ。その最新作であるPS4用ソフト『英雄伝説 創の軌跡』のキャラクター情報＆考察を、日本ファルコム近藤社長のコメントとともにお届けします。

　クロスベルが誇るA級遊撃士、そして《風の剣聖》ことアリオス・マクレイン。己の信念を貫き、一度は修羅の道を選んでしまった彼が、再び《支える籠手》として見据えるものとは……。

アリオス・マクレイン（声優：森川智之）

「過去の咎があるこの身……立ち居振る舞いは考えるべきだろう」

　八葉一刀流・二の型《疾風》の免許皆伝にして、クロスベル自治州を代表するA級遊撃士。

　《風の剣聖》の異名で国内外に知られており、クロスベル市民や遊撃士協会を支持する人々から絶大な人気を得ている。

　かつてはクロスベル警察の捜査官として活躍していたが帝国と共和国の暗闘から起こった不幸な事故が原因で警察を辞職、その後は遊撃士として任務に没頭することで悲しみを紛らわせていた。

　七耀暦1204年に起こったクロスベル独立国事件の際は立場を異にするロイドら《特務支援課》と敵対する形となってしまったが、その後はクロスベル独立のため、再び一人の遊撃士として尽力することとなった。

　クロスベル独立国事件ののち、再び遊撃士に戻ったというアリオス。本人が辞退しているだけで、その実績・実力ともにかつてのカシウスと並ぶ"S級”相当だけに、帝国編ではやや肩身が狭かった“遊撃士のスゴさ”を本作で存分に発揮してくれるのは間違いないでしょう。

　今のところ一人娘のシズクちゃんは、後ろ姿のシーンしか公開されていないんですよね。目が治ったその素敵な笑顔を、早く本作の美麗なCGモデルで見てみたいところです。キーアとのコンビで、天使度倍増。

　もともと《特務支援課》が発足する前から、クロスベルの市民のために尽力してきたアリオスたち遊撃士。

　ユウナの家族やパン屋のベネットの表情からも、市民からの信頼があついことがよくうかがえます。ケンやナナにとっては、自分たちを救ってくれた《灰の騎士》リィンと同じくらいのヒーローなのかも？

　しかし、街中でアリオスが刀を抜く事態というのも、少し気になるトコロ……。クロスベルにおける衛士隊の不穏な動きとも何か関係が？

　その剣技の冴えは、両者を知るレンいわく現在のカシウス以上、亡き《剣帝》レーヴェと同等とか。こと純粋な“剣の腕”という意味では、帝国2大流派を修めたあの最強分校長、オーレリアともいいセンいくんじゃないかとすら思えます。

　また、『閃の軌跡』シリーズのファンなら、リィンのクラフト“疾風”のお世話になった人は多いはず。まさにその大先輩ともいえるのが、二の型を使いこなすアリオスです。

　“疾風”のその先、二の型奥義“風神烈破”までも使いこなすアリオス。ぜひともメインパーティキャラとして参戦してほしい！　

アリオス OnePoint PlayBack

　クロスベル市民のための活動を志すロイドたち《特務支援課》発足時から、彼らの大きな目標であり、乗り越えるべき《壁》でもあったA級遊撃士アリオス。かつてはクロスベル警察に在籍し、ロイドの兄・ガイとは、ともに難事件の数々を解決した名コンビでした。

　彼は警察を去ったあと、ガイの殉職事件をずっと胸に抱えつつ、ついにはクロスベルの政変（クロスベル独立国事件）にも手を貸すことに。しかしそれは、真にクロスベル市民や、娘のシズクの未来を思いやった結果でもありました。

　その後、クロスベルが帝国に併合されてしまってからは、ロイドたちと協力しつつクロスベル解放への道を探っている様子が、『閃の軌跡Ⅲ』などでも語られています。

　ともにクロスベルの未来を考えながらも道を違えてしまった両者が、手を取り合って行動している姿は、『零の軌跡』『碧の軌跡』もプレイしていたファンなら感涙もの。

　そして『閃の軌跡Ⅳ』のエピローグでは、帝国遊撃士であるサラとともに戦っている姿が！

　いよいよ本作では、そういったクロスベル解放への道のりがしっかりと描かれるとのこと。再び《支える籠手》の理念のもとで活躍するアリオスの姿も、きっと数多く見られるはず。

　《特務支援課》とアリオスら遊撃士たちというクロスベル2大ヒーローの共演に、今から期待してやみません！

　また、八葉一刀流つながりで、新たな《剣聖》となった弟（おとうと）弟子リィンとの邂逅にも期待大。先輩格の《風の剣聖》として、もし本作で出会う機会があったら、どのようなやりとりがなされるのか？　

　そして“風”つながりでガイウスとの運命の出会いが!?　……というのはさすがに夢見すぎですかね（苦笑）。

日本ファルコム近藤社長コメント

　どのような形で仲間に加わるかは伏せておきますが、今回、アリオスは遊撃士の立場でひさびさにプレイヤーキャラとして参戦することになります。

　過去にはさまざまな事情から敵側にまわったりすることもあったアリオスですが、本作では、クロスベルに生きる人々のために剣を振るう《遊撃士アリオス》としての本来の姿を見ることができそうです。

　現在は遊撃士協会・クロスベル支部に所属しているためスコット、エオリアといった同僚との関係性も描かれますが、本作ではそれ以外にも多数の“剣の使い手”との交流も描かれることになります。

　なかにはかなり意外な人物も含まれていますので、本作でのアリオスのポジション、各勢力との関わりについてもご注目ください。

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