若者よ、世の礎たれ(ドライケルス)【軌跡シリーズ名言集】

ジュンキ
公開日時

 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

 今回の名言はいよいよ、全4部作にもおよぶエレボニア帝国編の『閃の軌跡』シリーズから。

 ということで、『閃の軌跡』の主人公リィンの名言から始まるかと思いきや、もっとド直球のこちら!

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

若者よ、世の礎(いしずえ)たれ(ドライケルス・ライゼ・アルノール)

●序章 トールズ士官学院(英雄伝説 閃の軌跡I:改 ‐Thors Military Academy 1204‐) ほか

 物語の舞台となる帝国の中興の祖、《獅子心皇帝》ことドライケルス・ライゼ・アルノールが遺した、シリーズの根幹を成すあの言葉でございます。

 『空の軌跡』3部作のリベール編、『零の軌跡』『碧の軌跡』のクロスベル編に続き、満を持してゼムリア大陸最大の国家・エレボニア帝国を舞台にしたのが『閃の軌跡』シリーズ。

 それを代表する名言といったら、まずこの言葉をおいてほかにないでしょう。リィンをはじめとする若者たちが、激動の時代を閃きの如く駆け抜け、1つの未来を勝ち取った物語。それこそが『閃の軌跡』なのですから。

 ちなみに、まずこの言葉が出てくるのが、『閃の軌跡I』におけるヴァンダイク学院長の、入学式のありがたーい訓辞なので、まずはその写真を掲載させていただきました。

 ですが、本来この言葉は、現在の帝国の土台を築き上げたとされる偉大な皇帝、ドライケルス帝のものだとされています。

  • ▲どうぞ、この人です! 銅像ですが。帝都にある、その名もずばりドライケルス広場に、彼の銅像が建ってます。

 広場に入れる作品は限られていますが、お立ち寄りの際にはぜひじっくりとご覧あれ。のちに、またいくつか“別の形”で登場する彼の姿と、いろいろと見比べてみるのもおもしろいかと。

 さて、そもそも『閃の軌跡』シリーズは、主人公リィンが、このドライケルスが設立したとされる由緒正しいトールズ士官学院に入学するところから、物語の幕を開けます。


  • ▲『閃の軌跡』主人公リィン・シュバルツァー。携えた太刀で、八葉一刀流の剣術を振るう。

 故郷の温泉郷ユミルから、はるばる帝都近郊の都市トリスタまでやってきた彼は、新たな生活に胸躍らせながら学院の正門をくぐるわけですね。

  • ▲学院の正門では、ちっちゃくてかわいいトワ生徒会長がお出迎え。

 うーん、入学初日にこんなかわいらしい先輩にこんなかわいらしい先輩に迎えられるとは幸先がいいね! うん、2回言った! リィン君の未来はアカルイナー(棒読み)。

 そして入学式。ここで、ドライケルスのかの名言が出てくるわけです。



 深イイ! 『閃の軌跡I』から『閃の軌跡IV』までの、あのどこまでも熱く輝いていた日々。その根底に流れているのは、まさにこの言葉だったのだと、最後までプレイした人なら納得できるのではないでしょうか。

 この含蓄のある言葉に、リィン少年も非常に感銘を受けた様子。でも“礎たれ”って別に、“犠牲になれ”って意味じゃないのだよ!? ……その後の彼を知っていると、思わずそんなことを言わざるをえない(困)。

 そんなわけで、これまでの『空』や『零』『碧』と比べ、“学生生活”という形で、より若者の青春を描いた側面が強い『閃』シリーズは、そこかしこにこの名言を感じさせる物語となっています。

 実際、この言葉自体も、その後も何度も登場してくるんですよね。

 時は流れ、舞台は移り変わり、『閃の軌跡III』。そこには、さまざまな苦難を乗り越え、立派に成長したリィン青年の姿が!

 彼は今度は教官、教える立場として、新たに設立されたトールズ士官学院のリーヴス第II分校に赴任することとなります。

 そしてまたまた、相変わらずちっちゃくてかわいいトワ“教官”がちっちゃくてかわいいトワ“教官”がお出迎え。うん、2回言った! ……リィンノミライハアカルイナー。

 そんな赴任先の分校長は、なんと帝国が誇る大将軍オーレリア。彼女をはじめとする頼もしい同僚たちに囲まれて、リィンが新たに選んだ道・花の教官ライフがスタートします!

  • ▲英雄として知られるようになっていたリィンは、素性を隠すためにメガネ着用。そう、メガネの有無には計り知れない効果が! 『軌跡』では常識です。

 そして今再び、新たな世代へと伝えられるこの言葉!

 ……うーん、何度聞いても深い。

 リィンが教え導くことになる、新たな若者たちにもきっと響いたことでしょう。

  • ▲剣術の名門ヴァンダール家の次男坊、クルト。
  • ▲帝国に併合されたクロスベル出身のユウナ。
  • ▲情報局のエージェントとして、リィンとも面識のあるアルティナ。

 あ、失礼。これは(メガネで正体を隠したつもりの)リィンを見た時の反応でした。

 ともあれ、心機一転、新たな若者たちの軌跡も、やはりかの名言から始まったわけですね。ここから例のラッキースケベにつながる流れなど、あえて繰り返されるファンサービスな展開、大好き。

 また、そのままの言葉ではなくとも、それを匂わせるようなセリフの数々が、シリーズの要所を飾ってくれています。

 ……ここでなぜ、ブルブランかって? あの方とかのカッコいいセリフは、今後の名言ストック入りしているからさ!

 というところで今回は、『閃の軌跡』シリーズを代表とするものとして、ドライケルスの名言「若者よ、世の礎たれ」を紹介させていただきました。

 けれど、これは何も『閃』に限らない、『軌跡』シリーズ全体を代表する名言といってもいいのかもしれません。

 なぜなら、さまざまな困難に、《壁》に、宿命にぶつかりながらも、常に前を向いて道を切り開いていく……そんな若者たちのことをこそ、この世界では“英雄”と呼ぶのでしょうから。

 (……なんて言いつつ、いつもオイシイところをオジサンたちが持っていきがちなのは内緒だ!)

 そして、ゲームの中の言葉ではありますが、“世の礎”たる生き方……。いやー、改めて現実で考えてみると、じつに難しい。がんばれ、現代の若者たちよ!

 あ、自分はもう若くないんで、オイシイところを持っていくオジサン枠を目指す方向でなんとかがんばりたい所存(苦笑)。

 これからも、数々の『軌跡』の名言をお届けしていく予定です。また次回をお楽しみに! 


電撃スペシャルパックを電撃屋でチェック!

 電撃屋では、『英雄伝説 創の軌跡』のPlatinumマイスターBOX(限定版)、通常版それぞれに、電撃屋だけのオリジナルアイテムが付属したスペシャルパックの予約を受付中です。

【電撃スペシャルパック特典アイテム】
※[1]《盟主》グランドレリーフインテリアは、“電撃スペシャルパック GRANDMASTER EDITION”のみに付属します。

[1]《盟主》グランドレリーフインテリア
[2]オリジナルB2タペストリー
[3]新久保だいすけ先生描き下ろし4コマ
[4]ゼムリア大陸文庫全集
[5]PS4ソフト用差し替えジャケット3種
[6]オリジナルDLC(内容未定)

【メーカー初回特典】
・CD“創の軌跡 オリジナルサウンドトラックmini -Limited Edition-”

⇒『創の軌跡』【PlatinumマイスターBOX】 電撃スペシャルパック GRANDMASTER EDITIONを予約する
⇒『創の軌跡』【通常版】 電撃スペシャルパック GRANDMASTER EDITIONを予約する
⇒『創の軌跡』【PlatinumマイスターBOX】 電撃スペシャルパックを予約する
⇒『創の軌跡』【通常版】 電撃スペシャルパックを予約する

※画面はPS4『英雄伝説 閃の軌跡I:改 ‐Thors Military Academy 1204‐』、PS4『英雄伝説 閃の軌跡III』、PS4『英雄伝説 閃の軌跡IV ‐THE END OF SAGA-』のものです。
(C)2013-2018 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.
(C)2017 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.
(C)2018 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

英雄伝説 閃の軌跡I:改 ‐Thors Military Academy 1204‐

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2018年3月8日
  • 希望小売価格: 3,980円+税

英雄伝説 閃の軌跡II:改 ‐The Erebonian Civil War‐

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2018年4月26日
  • 希望小売価格: 3,980円+税

英雄伝説 閃の軌跡III

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2017年9月28日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

英雄伝説 閃の軌跡IV ‐THE END OF SAGA-

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2018年9月27日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

関連する記事一覧はこちら