『サイバーパンク2077』の世界がよりリアルに？ レイトレーシング実装に向けNVIDIAとCD PROJEKT REDが提携

　NVIDIAとCD PROJEKT REDは、NVIDIA GeForce RTXが『Cyberpunk 2077（サイバーパンク2077）』のオフィシャルテクノロジパートナーとなり、両社が同ゲームでのリアルタイムレイトレーシングの実装に向けて提携することを発表しました。

　『サイバーパンク2077』は、マイク・ポンスミスさんによるテーブルトークRPG『サイバーパンク2.0.2.0.』に基づいて開発された物語主導型のオープンワールドRPGで、PS4のパッケージ版がスパイク・チュンソフト、PS4/Xbox One/PCのダウンロード版がCD PROJEKT REDより2020年4月16日に発売予定です。

　レイトレーシングは、映画に極めて現実的な視覚効果を与えるために使用されている先進のグラフィックス手法です。

　NVIDIA GeForce RTX GPUには、レイトレーシングを加速させるように特別な設計をされた専用のプロセッサ コアが搭載されており、これによってゲームの視覚効果をリアルタイムでレンダリングできます。

NVIDIA GeForceマーケティング責任者・マット ウェブリングさんからのコメント

　『サイバーパンク2077』は非常に野心的なゲームで、一人称の視点と深みのあるロールプレイングが融合しながら、複雑で没入感のある物語世界を作り出しています。

　NVIDIAでは、レイトレーシングによるリアルな照明が『サイバーパンク2077』の世界に大きな恩恵をもたらすものと考えています。

CD PROJEKT RED スタジオ責任者・アダム バドウスキ―さんからのコメント

　レイトレーシングにより、人の密集した都市の環境で光がどのように振る舞うのかを表現できます。

　このテクノロジーのおかげで、これまでも印象深かった、ゲームの舞台である巨大都市にさらなる深みと立体感を持たせることができます。