映画『泣き猫』主題歌MV&花江夏樹さんらのコメント公開

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 『ペンギン・ハイウェイ』で賞賛の声を浴びた新進気鋭のアニメスタジオ“スタジオコロリド”が贈る、長編アニメ映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』が6月5日に公開されます。

 監督は、日本アニメ界の重鎮・佐藤順一さんと、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆さん。脚本は、確かな描写力で定評のある脚本家・岡田麿里さん。

 声の出演は志田未来さんと花江夏樹さんが、多感で繊細な中学2年生のムゲと日之出をダブル主演で務めます。

 このたび、新進気鋭のバンド・ヨルシカが手がける主題歌『花に亡霊』のMVが完成し、W主演を務める志田さんと花江さんからコメントが到着しました。

切ない本編映像×ヨルシカによる主題歌『花に亡霊』のMVが完成

 オリコンが発表した“2020年 ネクストブレイクランキング”で世代別10代・20代でKing Gnuに続く2位を記録(総合でも4位)されるなど話題のバンド・ヨルシカ。

 そのヨルシカが初めて映画のために書き下ろした本作の主題歌『花に亡霊』のミュージックビデオが完成しました。

 ヨルシカは、ボカロPであり、コンポーザーとしても活動中の“n-buna(ナブナ)”さんと女性シンガー“suis(スイ)”さんによるバンドで、一切の顔出しをせずにMV総再生回数3億回、YouTubeチャンネル登録者130万人を超える程の人気を誇っているバンドです。

 本作で、ヨルシカは主題歌『花に亡霊』、挿入歌『夜行』を担当。映画の世界観を音楽で表現しており、笹木美代(ムゲ)の日之出へのまっすぐな想いをより一層引き立て、物語をより深くより鮮やかに紡いでいきます。

 『花に亡霊』MVは、これまでヨルシカのMVを数度手がけてきた“ぽぷりか”さんがディレクターを務め、映画本編のさまざまなシーンを使って構成されており、今回初公開となる場面が多数登場しています。

 ムゲと日之出の手つなぎシーンや浴衣姿での“キスシーン”といった、2人の関係性が気になるシーンに加え、太陽に照らされる大木、“猫社”と書かれた鳥居など、物語の鍵を握るシーンの一部も公開されています。

 ぽぷりかさんは、「映画本編とは違ったヨルシカのMVらしい空気感が出るようにという意図のもと編集しており、表現豊かなムゲの表情や仕草と、後ろ姿ばかりであまり表情の読めない日之出君が何を考えているのか、イメージしながら見ていただけると嬉しいです。」と映像の出来栄えに自信を覗かせています。

 青春真っただ中の2人を中心に描かれる本編シーンと、ヨルシカの切ない歌詞と歌声がマッチした主題歌『花に亡霊』MVで、『泣き猫』の世界観を一足先に体験してみてください。

『花に亡霊』リリース情報

 デジタルシングル『花に亡霊』のダウンロード&サブスクリプションが4月22日配信スタートします。

キャストコメント到着

志田未来さん(笹木美代/ムゲ役)コメント

 自分に素直になれない気持ちや抑え込んでしまっている気持ちをゆっくりと解放してくれるようなヨルシカさんの美しい歌声と、儚くも抑揚のあるメロディーがとても素敵な曲だと思いました。

 私自身、学生時代のあの夏を思い出して甘酸っぱい気持ちになりました。

 ムゲの真っ直ぐなところや純粋さを意識してお芝居をしていたので、ヨルシカさんの曲がムゲの気持ちとマッチしていて、物語をさらに深く感じさせてくださると思いました。

花江夏樹さん(日之出賢人役)コメント

 泣き猫の雰囲気にとても合った音と切なくもすっと入ってくる歌声がとても素敵だと思いました。

 歌詞が作品とリンクしていて思わず涙がこぼれてしまいますね。ムゲが大人になっていく姿と段々力強くなっていく音が重なって惹き込まれてしまいました。

 『花に亡霊』は、『泣き猫』にぴったりな楽曲だと思います!

『泣きたい私は猫をかぶる』概要

ストーリー

 私はあなたの力になりたい。好きって言われたい――。

 笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは“ムゲ(無限大謎人間)”というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、“無限大謎人間”とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。

 そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった……。

 それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。

 実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、“かぶると猫へと姿を変えることができる”という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。

 普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。

 “人間”のときには距離を取られてしまうが、“猫”のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。

 猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。

 ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、“人間”を捨て“猫”として生きるよう迫られる……。

 このままずっと、あなたのそばにいたい。でも、“私”に戻ることができなくなる――。

 自分が誰に支えられているのか。大切なものに気がつくとき、二人の世界が変わり始める。

公開日
6月5日全国ロードショー

スタッフ(敬称略)
監督:佐藤順一、柴山智隆
脚本:岡田麿里
企画:ツインエンジン
制作:スタジオコロリド
配給:東宝映像事業部
主題歌:『花に亡霊』ヨルシカ(ユニバーサルJ)

キャスト(敬称略)
志田未来
花江夏樹 
寿美菜子
小野賢章
千葉進歩
川澄綾子
大原さやか
浪川大輔
小木博明
山寺宏一

© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

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