任天堂、約16万アカウントに不正ログインの可能性と発表。対応策は?

そみん
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 任天堂は、“ニンテンドーネットワークIDに対する不正ログイン発生のご報告とニンテンドーアカウントを安全にご利用いただくためのお願い”を発表しました。

 4月上旬ごろから“ニンテンドーネットワークID(NNID)”に、なりすましログインを行ったと思われる現象が発生していることが確認されており、このなりすましログインを利用し、NNID経由で一部のニンテンドーアカウントに不正にログインされた事象があることも確認したとのこと。

 不正ログインを受けた可能性のあるNNIDは約16万アカウントで、第三者に閲覧された可能性のある情報は、NNIDに登録されている情報(ニックネーム、生年月日、国/地域、メールアドレス)となります。

 そのため、NNIDを経由してニンテンドーアカウントにログインする機能が廃止されました。また、不正ログインされた可能性があるNNIDやニンテンドーアカウントに対し、順次パスワードリセットを行うそうです。

 なお、過去ツイートでは、不正ログイン対策については二段階認証が有効であるとして、設定方法のガイドも行われています。

二段階認証とは

 ニンテンドーアカウントに“二段階認証”を設定すると、ログイン時に“メールアドレス(またはログインID)とパスワード”による認証に加え、一定時間だけ有効な“認証コード”の入力が必要になります。

 認証コードはスマホアプリ『Google Authenticator』に送られ、かつ毎回変化して再利用できないため、第三者による不正ログインの防止に有効となっています。

二段階認証の設定方法について

 二段階認証にはスマホが必要となります。

1:メールアドレスによる本人確認を行う

 ニンテンドーアカウントにログインして“ログインとセキュリティ”→“二段階認証の設定”を選択しましょう。

 メールアドレス宛に送信される本人確認用の“認証コード”をニンテンドーアカウントの画面に入力して、本人確認を行います。

2:『Google Authenticator』をインストールし、設定をする

 本人確認完了後、画面に表示される“STEP”に沿って『Google Authenticator』をインストールし、設定を行います。

3:バックアップコードを保存する

 二段階認証が設定されると、10個のバックアップコードが表示されます。必ず保存しておきましょう。

 スマホの機種変更や紛失によって『Google Authenticator』を使用できなくなると、認証コードの確認ができず、アカウントにログインできなくなります。

 認証コードがわからなくなった場合は、二段階認証設定時に発行される10個の“バックアップコード”のいずれかを使えばログインできますが、一度使った“バックアップコード”は、以降使えなくなります。

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