『あんステ』最新作の撮影現場で流星隊に直撃！ インタビュー連載4人目は高峯翠役の一ノ瀬竜さん

　今年8月から9月にかけて大阪と東京で行われる『あんステ』の新作公演“『あんさんぶるスターズ！エクストラ・ステージ』～Destruction × Road～”。UNDEADをメインに、流星隊や紅月のメンバーが登場する本公演では、原作のイベントストーリーより「出航！海上の海賊フェス」と「追憶＊それぞれのクロスロード」の2本が展開します。

　今回ガルスタでは、流星隊メンバーのビジュアル撮影現場にお邪魔し、公演への意気込みや担当キャラクターについてキャスト陣にうかがうインタビューを敢行。連載にて撮影オフショットとともにお届けしています。4人目として登場するのは、新キャストとして舞台に立つことになった高峯翠役の一ノ瀬竜さんです。

翠役・一ノ瀬さんの撮影風景をレポ！

　今回『あんステ』の撮影初挑戦となった一ノ瀬さんですが、「ライブ中はやる気満々で！」「もじもじ感のあるポーズもいってみようか！」とスタッフ陣から次々と来るリクエストにも難なく答え、初めてとは思えないスピードで撮影が進みます。ただ、宣伝用のキャラクタービジュアルは時間をかけて撮影。ファンのみなさんが初めて接することになる写真のため、スタッフ＆キャスト総出で翠としてのポーズを考えていきます。何度も何度も納得のいくまで行われた撮影では、会心のカットができあがりました！　ぜひ公式ホームページ等でみなさんもご確認くださいね♪

初めていっぱいドキドキインタビュー！

――まずは本日の撮影の感想からお聞かせください。

一ノ瀬：いやあ楽しかったです！　メイクとウィッグと衣裳、初めてフル装備で付けさせていただき、時間をかけて撮影していただきました。ビジュアルに対するこだわりもそうですが、撮る種類も多かったので「これが『あんステ』か！」と思いました（笑）。

――翠として初めての撮影でしたが、難しい表情などはありましたか？

一ノ瀬：それがあったんですよ……。「翠なんで“目力を抜いてください”」と。だからあまり目を開きすぎずにいろいろな表情をしなければいけないところが難しくて。でも新しい発見と言うか、新しい扉が開いたような気がします。

――今回の舞台で特に力を入れたい部分や、こういう面をファンのみなさんに見せていきたいなという部分はどこですか？

一ノ瀬：今回僕は新キャストということで、プレッシャーや不安な面はあるのですが、前回公演の翠くんなどもDVDなどで見て、村川さんが作り上げた翠も受け取りつつ、それを一ノ瀬らしい翠として表現できたらなと思っています。それがお客さんに「あ、高峯翠だ」と感じていただけて、認めてもらえたら嬉しいですね。これから夏までにもっともっと研究して、ファンのみなさんとのイメージにギャップを作らないようにしたいです。

――どのように役を作りこんでいきたいと思っていますか？

一ノ瀬：舞台に関しては、流星隊の先輩方にめちゃめちゃ頼る気満々です（笑）。原作については、自分でゲームなどをプレイしてしっかり勉強していくつもりなんですけど、村川さんの作り方はどんな感じだったのか、『あんステ』での翠くんはどうだったかということは現場のみなさんに聞きつつ、自分らしい『あんステ』の翠くんにしていきたいと思っています。

――映像で『あんステ』を見た感想はいかがですか？

一ノ瀬：まず、ちゃんと歌って踊る、という経験がなかったので「これ覚えられるかな？」ってなりましたね。でも翠は基本猫背スタイルなので、形としてはわかりやすく伝わってくるものがありました。ただ、村川さんがやられていたことをそのままコピーをするだけではいけないと思います。しかも今回の“海賊フェス”ではちょっと元気なところもあるじゃないですか。そのバランスも難しいですが、すごく楽しそうでもあります。

――翠に対する第一印象はいかがですか？

一ノ瀬：“海賊フェス”のストーリーを読んだのですが、「鬱だ」みたいなことをよく言っているのはどうしてなんだろう？　ということは思いましたね（笑）。背も高くてイケメンなのに。まだ不思議でわからない部分も多いので、メインストーリーも早く読んで翠の本質を掴みたいと思っています。

――ではご自身とはタイプの違うキャラという印象ですか？

一ノ瀬：僕も人見知りだし、基本インドアですぐ帰りたいなと思ってしまうタイプだから、似てるといえば似てると思います。なんて言うんでしょう？　ジャンルは同じだけど、翠くんほど深くない（笑）。翠くんの言う「鬱だ」とは違うかもしれませんが、僕も大学とか行くとすぐ帰りたくなっちゃうから気持ちはわかるんですよね。オフの日は本当に外に出ないし、人ごみとかも好きじゃないし。

――なるほど、あまりオープンな感じではないのですね。今後流星隊のメンバーとは顔をあわせる機会が増えると思いますが、現在の心境はいかがでしょう？

一ノ瀬：不安、というのが正直なところです。みなさん初めて共演させていただく方たちばかりなので。今日堀さんと撮影が一緒だったのですが、時間がなくて挨拶程度しかできなかったし……。流星隊の“家族”の一員になれるよう、人見知りですががんばります（笑）。

――先ほどゲームもプレイされたというお話でしたが、翠くん以外に気になるキャラクターはいますか？

一ノ瀬：“海賊フェス”のストーリーでは朔間零くんが一番気になりました。黒髪でちょっと髪が長くて、ビジュアルだけだったら一番好きかも。人気なのもうなずけますよね。あと流星隊だったら深海奏汰。平坦な感じのしゃべり方で真意が掴めないようなところがあるじゃないですか。そういう部分が気になります。

――ミステリアスなキャラがお好きなんですね。それでは最後に、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

一ノ瀬：今回初めて『あんステ』に出演させていただきます。僕も不安とプレッシャーはありますが、先輩たちに助けていただきながら、そして村川さんの翠も受け取って、自分なりの高峯翠を精一杯演じたいです。ぜひ劇場に足を運んで観ていただけるとありがたいです。がんばります！