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人はこうして、大人になっていくんですね……(ティオ)【軌跡シリーズ名言集】

Zenon
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 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

 本記事で紹介するのは、『零の軌跡』『碧の軌跡』のヒロインの1人、ティオ・プラトーの名言。普段はクールで大人びた雰囲気の彼女が、唯一冷静さを失って歳相応の女の子になる瞬間。“みっしぃ”絡みのシーンをご紹介します。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

人はこうして、大人になっていくんですね……(ティオ・プラトー)

●第3章 胎動~獣たちの謝肉祭(英雄伝説 碧の軌跡Evolution)

 市民からのさまざまな支援要請をこなす《特務支援課》は、クロスベルが誇る大陸有数のテーマパーク“ミシュラムワンダーランド(以下、MWL)”から、ある依頼を受けます。

 その依頼の内容は、MWLのマスコットキャラクター“みっしぃ”の中の人の代役を頼みたいとのこと。代表としてロイドがみっしぃのきぐるみを着て代役をこなすことになります。

 そこですかさず立ち上がったのがティオです。無類のみっしぃファンである彼女は、みっしぃの妹キャラである“みーしぇ”のきぐるみを着て、ロイドをサポートしてくれることに。実際、ロイドはみっしぃに詳しくないのでサポートは助かります。




  • ▲みっしぃになり切るなら、中途半端は許さない。そんな決意を感じさせる真剣な目つきです。


  • ▲みっしぃになり切ってテーマパークを散歩(巡回)するロイドたち。「みっしぃは癒し系」「みっしぃは歩く観光名所」などなど、みっしぃ愛にあふれたティオの金言が次々と繰り出されます。

 最後は観客の前でダンスを披露。決め台詞である「エンジョーイ、みっしぃ☆」もバッチリ決め、汗だくになりながら控室に戻ります。やり切った達成感と高揚感に包まれつつ、本物のみっしぃの中の人を待つことに。


 呆然とするロイドとティオを尻目に、ロッカーにあるきぐるみを装着する中年男性。するとなんということでしょう……。誰が見ても100%疑う余地のないみっしぃがそこにいました。


  • ▲ロイド渾身の心の叫び。なんというか、もっと“癒し系”らしい人を想像しますよね。うん。

 MWLから市内に帰ってきたロイドたち。控室の出来事にショックを受けたティオは遠くを見てぼ~とした表情をしつつ、寂しそうな雰囲気をかもしだしています。そして悲しそうに、ミシュラムのほうを眺めながらつぶやくのです。

「人はこうして、大人になっていくんですね……」


  • ▲“サンタクロースの正体は父親”というのを知ってしまった娘のような心境なんでしょうね……。

MWLのスタッフからの支援要請、再び

●第4章 運命のクロスベル(英雄伝説 碧の軌跡Evolution)

 その後、クロスベル市が猟兵団《赤い星座》の襲撃を受けて悲劇に見舞われたあと、《特務支援課》はMWLのスタッフから再び支援要請を受けることになります。ちなみに、これはPS Vita版『碧の軌跡 Evolution』で追加されたクエストです。

 要請の内容は、街全体が暗く沈んでいるので、チャリティーイベントとしてみっしぃとみーしぇのダンスを披露して、子どもたちに笑顔を取り戻してあげたいというもの。そこで、前回手伝ったロイドとティオが、再びきぐるみを着てお手伝いすることに。


  • ▲前回のひと幕がトラウマになっている様子のティオ。みっしぃはみっしぃであり、中の人などいないのです。

 そしてきぐるみを着たティオは生き生きと、みっしぃ愛を語ります。普段のクールなキャラとのギャップが、非常に印象的ですね。そのままロイドにダンスの振り付けを要求し、街の人々に披露しました。





  • ▲「みっしぃはいつも完璧です」とダンスに不安を覚えるロイドにプレッシャーをかけるティオ。憧れのみっしぃとみーしぇを演じることができて、とても楽しそうです。

 イベント終了後、控室で今回の“お礼”をと申し出たスタッフに、ティオは前のめりに食いつきます。一度は「仕事なのだからお礼など受け取る訳には」と言いつつ、ぐいぐい前に出て期待の眼差しをスタッフに向けます。




  • ▲“みっしぃ”グッズがもらえると思ってキラキラな顔をするティオ。しかし……。

 残念ながらグッズは事故でダメになってしまったと、申し訳なさそうに語るスタッフ。




  • ▲新商品を楽しみにしていたティオは必死に食い下がりますが……。

 限定グッズがもらえそう、という期待からの絶望。期待に目を輝かせた顔が忘れられません。


  • ▲“ガーン”という音が聞こえてきそうな演出に、彼女の絶望感がよく表現されています。「世界は、なんと残酷なのでしょう……」も名言ですよね。

 というわけで、今回はみっしぃ好きなティオの名言「人はこうして、大人になっていくんですね……」をお届けしました。

 彼女のみっしぃ好きは続編である『閃の軌跡』シリーズでも描かれており、帝都の夏至祭でみっしぃショーを見て「これは事件です!」と叫んだり、《ナインヴァリ》のジンゴと一緒になって声援を送るなんて場面もあったりします。一般会話にこそ、こだわりが見られるのが『軌跡』シリーズなので、そちらもぜひチェックしてみてください。

おまけ(英雄伝説 閃の軌跡IV)

  • ▲「エンジョーイ、みっしぃ!」と掛け声をあわせるティオとジンゴ。同好の士を得て声援にも熱が入っている様子。
  • ▲『閃の軌跡IV』では《アルカンシェル》の劇団員が中の人を務めていましたが、最終決戦時は懐かしの中年男性が再登場する場面も。ガッハッハの声とみっしぃとしての声が全然違うと、リィンたちも驚いていました。

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※画面はPS Vita『英雄伝説 碧の軌跡Evolution』と『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』のものです。
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