『FF7リメイク』ミッドガルをゆる~く歩こう! 【六番街スラム編】

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 4月10日にPS4で発売された『ファイナルファンタジーVII リメイク(以下FFVIIR)』。本作はBlu-ray2枚組の大ボリュームで、1997年に発売された『FFVII(以下原作版)』のミッドガル脱出までのエピソードを、オリジナル要素を加えた形で描いた作品です。

 電撃オンラインでは『FFVIIR』をロケーションで掘り下げる“ミッドガルをゆる~く歩こう!”と題した企画を連載中。第2回目はクラウドとエアリスが運命の再会を果たした伍番街スラムを探索しました。第3回目は魔晄都市ミッドガルで一番の歓楽街のウォール・マーケットがある六番街スラムに注目します。

ミッドガルをゆる~く歩こう! 連載企画はコチラから!
■第1回目:七番街スラム編
■第2回目:伍番街スラム編

【ウォール・マーケット】ドン・コルネオがすべてを支配するダーティーな歓楽街

 六番街スラムにあるウォール・マーケットはミッドガルで一番の歓楽街で、四方を壁に囲まれているのが特徴です。ここはドン・コルネオと呼ばれる男に支配されており、神羅の治安維持は機能していません。そんな非常に危険な場所ですが、ここでしか得られない快楽を求め、多くの人々が訪れています。

  • ▲六番街スラムの支配者、ドン・コルネオ。これがまた欲望にまみれた救いようのない男で、クラウドたちは彼に振り回されることになります。

 ウォール・マーケットの特徴といえば、きらめくネオンと雑多に並ぶ飲食店で、日本の飲み屋街にあるような軒先看板も出されています。また、路地裏には怪しい取引をしている者がいるなど、そこかしこから危険な香りが漂ってきます。

  • ▲薬屋の前には日本の薬局にあるような、マスコット人形が置かれています。このモチーフはモーグリ!?

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  • ▲大きく分けて3つのエリアで構成されるなど、かなりの広さを誇る。看板を含め、雑多で怪しげな雰囲気が印象的でした。めし処やマテリア屋など、リメイク版にも登場する施設が多々あります!
  • ▲六番街の入口にあった自動販売機。プログラムのミスで、購入者を攻撃してしまうという欠陥品でした。こちらもリメイク版にちゃんと用意されています!

 また、主要施設の大半は原作版にもありましたが、手揉屋とチョコボ屋は『FFVIIR』からの登場となります。なお、六番街スラムで発生するクエストは、手揉み屋のマムから依頼されるパターンと、チョコボ屋のサムから依頼される2つのパターンがあり、CHAPTER9で選んだ選択肢の結果でルートが決まります。トロフィー“伝説のなんでも屋”獲得を目指す場合は、クリア後のCHAPTER SELECTを活用しましょう。

  • ▲サムの依頼を目指す場合は、ティファの特徴を“スタイルがいい”と答える、コイントス勝負に乗るなどを選びましょう。逆にマムの場合は、ティファの特徴を“店を切り盛りしている”と答える、手揉みコースで“極上の揉み”を選ぶなどです。どちらからクエストが発生するかは、その他ウォール・マーケットでの様々な選択肢により決まります。

【街の見どころ①】コルネオの館

 コルネオの館は周囲が掘で囲まれ、入口にレズリーたちを警護で配置するなど、いかにコルネオが用心深い男であるかがわかります。そんな館の内部にはお気に入りの女性を閉じ込める部屋や、侵入者を地下に落とす仕掛けなどがあり、まさに外道の総本山といえるでしょう。

  • ▲館の正面には“古留根尾”と書かれた看板が掲げられています。三重の塔風の館はライトアップされており、主のことさえ考えなければ観光名所としても人気が出そうですね(笑)。
  • ▲コルネオといえば、彼の個室にある侵入者対策用の落とし穴。もちろん、クラウドたちを落とす前の口上も原作通り!

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  • ▲吹き抜けホールで正面には“ぷう”と書かれた屏風。そして2階にコルネオの部屋があるなど、このデザインはリメイク版でも踏襲して再現。ティファが捕らわれている地下室への階段入口も、2階の突き当りにありました。

【街の見どころ②】チョコボ屋

 チョコボ屋は原作版にはなかった施設の1つで、CHAPTER14以降に開放されるチョコボ車(ファストトラベル)を管理しています。六番街にある施設は、いわゆる本社のようです。

  • ▲看板には“Sam's Delivery Service”とあるように、チョコボ屋の元締めはコルネオの代理人でもあるサムです。

【街の見どころ③】男男男

 肉体改造を目的とした男たちが通う館、男男男。読み方は“ダンダンダン”で、スクワットやウェイトリフティングで汗と涙を流す男たちのトレーニングジムです。ここはクエスト“白熱スクワット”で訪れることになり、スクワット勝負のミニゲームに挑めます。

  • ▲CHAPTER14ではけんすい勝負のミニゲームにも挑戦可能です。けんすいはティファを操作するので、ティファ好きはぜひチャレンジして彼女の奮闘姿をチェック!!

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  • ▲原作版では女装用のかつらをもらうために挑んだスクワット勝負。スコアの結果でもらえるかつらが変化しました。

【街の見どころ④】コルネオ・コロッセオ

 マムの指示で挑むことになる地下闘技場のコルネオ・コロッセオ。のちに自由にバトルコースと難易度を選んでの挑戦が可能です。報酬にはキャラクターのリミット技のLv2もあるので、ぜひ挑戦してみましょう。なお、エアリスはCHAPTER9、バレットはCHAPTER14のみなのでご注意を。

  • ▲ストーリー中の挑戦では勝利を重ねるとクラウドたちのファンが増え、控室前のお祝いがどんどん豪華に。
  • ▲対戦した相手の控室では、敗れた相手が打ちひしがれています(笑)。

【街の見どころ⑤】手揉屋

 コルネオへの推薦状を手に入れるため、クラウドたちが訪れる施設。マムという和装美人のおかみが仕切っています。いわゆるリラクセーションマッサージ屋で、店の前にいる客の話では「もうマムなしでは生きていけない」と言わしめるほどのテクニックらしいです(笑)。

  • ▲手揉みのコース選択で、クラウドの反応が異なります。ここはセーブ&ロードを駆使してでも制覇したいポイントです!

【街の見どころ⑥】蜜蜂の館

 アニヤン・クーニャンが支配人を務める高級ナイトクラブで、ハニーガール、ハニーボーイが来客者たちをもてなしてくれる、ウォール・マーケットが誇る最高のエンタテインメント。アニヤン自らショーに出ることもあるらしく、その人気は絶大です。受付のボーイの話では、向こう3年は予約で埋まっているとか。

  • ▲蜜蜂の館の内部は、ショーホールだけでなく、個室で楽しむ部屋もあり。鍵のかかった部屋は除くこともでき、神羅カンパニーの幹部であるパルマーの姿も!!
  • ▲蜜蜂の館入口左から裏路地に入ると、ダンサー姿のフォリア先生と再会します。そのまさかの理由に驚くなかれ!!

【街の見どころ⑦】酒場 酔いどれ

 ウォール・マーケットで人気の居酒屋。売り文句は“今夜あなたは酔・奴・隷”で、店内は昭和のカラオケ喫茶という雰囲気です。ここでは親子丼、焼きそば、小籠包など和と中の料理がメニューにあります。

  • ▲店内のカラオケスペースでは、“ミッドガル・ブルース”を熱唱する歌手がおり、熱心な女性ファンが黄色い声をあげています。

【街の見どころ⑧】民宿 ユートピア

 ウォール・マーケットに到着したときに、入口にいる客引きに声を掛けられる民宿。このとき「おふたりにぴったりのお部屋をご用意してますよ」と、下世話な誘いを受けます。このとき「…いらない」と答えると、エアリスのいたずらっぽい突っ込みが聞けますよ(笑)。また、宿のなかには特別なアイテムが手に入る自動販売機があります。

  • ▲サムルートで発生するクエスト“あくなき夜”を進めると、この自動販売機で“宿屋のアレ”を購入できます。アレの中身は不明ですが、同行するジョニーの様子から相当な“お宝”のようです。

【街の見どころ⑨】みどり公園

 七番街スラムへのゲート前にある公園。クラウドとエアリスの“いい雰囲気”のイベントが発生する場所としても印象深いでしょう。この公園にはクマをモチーフにした滑り台やブランコなどの遊具があり、住人たちの憩いの場所にもなっています。

  • ▲滑り台の下には七番街スラムに通じる隠し通路があり、七番街プレート崩落後はスラムの住人たちが避難場所として利用します。
  • ▲じつは滑り台とタイヤの遊具は実際に遊べるんです。とくにご褒美はありませんが、滑り台を楽しむクラウドの姿はちょっぴりシュールで必見かと(笑)。

【街の見どころ⑩】開発地区

 神羅に捕らわれたエアリスを救出するために、クラウドたちがワイヤーガンで上層プレートに潜入を開始した六番街スラムの開発地区。区画を隔てる壁に大きく“AVALANCHE”と書かれているのが特徴です。

  • ▲コルネオの館の地下からたどり着く開発地区。

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  • ▲同じように“AVALANCHE”と書かれた壁から、上層プレートに潜入したクラウドたち。この壁はコルネオの館近くにありました。

(C) 1997, 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA/ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION: (C) 1997 YOSHITAKA AMANO
※本作は1997年に発売された『FINAL FANTASY VII』(原作)のリメイク作品です。ミッドガル脱出までの原作を元にオリジナルの要素を加えた作品となり、複数作で展開予定の第1作目です。

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