電撃オンライン

英雄が堕ちて、大魔王へ…!? 『アンノウンブライド』プレイ動画&レビュー

紅葉つかさ
公開日時
最終更新

 アピリッツから配信予定のiOS/Android用アプリ『アンノウンブライド』のレビューをお届けします。

 本作は、たくさんの魔物を率いて魔物の王を目指すRPGです。同じアピリッツが運営をしている『アルフヘイムの魔物使い』に登場する魔物も本作には登場します。


 なお、先行プレイ動画も用意しましたので、こちらもあわせてお楽しみください。

●先行プレイ動画:『アンノウンブライド』

※本記事の内容は開発中のテスト版によるものです。正式サービス時には仕様や数値が異なる場合があります。

魔界を滅ぼす英雄が魔物の王へ!?

 さきほど、魔物を率いて魔物の王を目指すRPGと書きましたが、もともと主人公は、魔王ひいては魔王がいる魔界を滅ぼそうとする人間でした。

 それがどうして魔物の王を目指すことになったのでしょうか。その始まりとなるストーリーが公式サイトで紹介されています。

ストーリー

 魔界を滅ぼす英雄の素質を持つ者に、“聖剣ダインスレイフ”を授けよう――。

 その言葉に誘われ、あなたは国中の英雄候補者たちと共に城へ向かった。

 だが、その城で待ち受けていたのは絶望の儀式。

 力は奪われ、命を吸われ、体は砂のように崩れ落ちていく。

 命の灯火が消えようとしたそのとき、あなたの頭の中に謎の少女の声が響いた。

 「お前の命を救ってやる。代わりに私と深紅の血盟をかわせ!!」

 ――魔王になるはずだった少女と、何者でもないあなたの運命が、交差する。

 公式サイトのストーリーを見てから、本作をプレイしたのですがこれを見る限り、主人公は、だまされて儀式のいけにえにされそうだったところを謎の少女に助けられたようです。

 それから、なぜ魔物の王を目指すことになったのか、そして魔物の王になって何をするのかが気になりますね。

 そして本作では、さまざまなキャラクターも登場し、ストーリーをもっと詳しく掘り下げています。やはり、個性的なキャラクターが登場することで、よりストーリーに入り込めますね。

 登場するキャラクターもそれぞれが強い個性を持っているのでそういうところに注目しながらプレイするのも面白いです。





戦闘は事前の準備が重要

 本作は、ストーリーパートとバトルパートのふたつにわかれており、バトルパートをクリアするとあらたなストーリーが見られるようになっています。

 バトルは、“采配ラインバトル”というシステムが採用され、すべて自動で進行していきます。“采配ラインバトル”というのは、全3ラインに味方や敵が最大で12体配置されて、そのラインに応じた相手を攻撃したりしてするというものですね。

 バトルはすべて自動で進行するのでとても楽なのですが、自動で進行するということはどんな状況になっても手出しができないということなので、事前の準備が重要になります。

 具体的にはどのラインにどんな順番で配置するかですね。基本的に攻撃は、ラインの一番前から狙われます。

 なので、一番前はたくさんの攻撃を受けることからできるだけ耐久ができるキャラクターを配置するのがいいですね。

 そして、そのキャラクターより後ろに強力な攻撃ができたり、回復ができるキャラクターを配置するのが基本となりそうです。

 もちろん好きな位置に好きなキャラクターを配置してもいいですが、本作の戦闘は敵が強く難易度が高いと感じたので、この配置を崩すとクリアできないと思いました。


  • ▲中には、ラインの一番後ろや全体を攻撃する敵もいるので注意が必要です。

 攻撃は向かい合っているラインの相手を対象に行なわれますが、そのラインに相手がいない場合、一番上のラインにいる相手から攻撃をします。

 なので、できるだけ上のラインに強力なキャラクターを配置したいですね。ラインの中でどういった順番で配置するかに加え、どのラインに配置するかも重要になります。

 また、敵はひとつの行動しかしませんが、味方のキャラクターは複数のアビリティを持ち、状況に応じて使用します。

 アビリティによって、攻撃範囲や威力などが違うので、どういったアビリティを持っているのかも配置するキャラクターを選ぶ参考にするといいですね。


 さらに、攻撃をしたり、されたりするとBPがたまっていき、一定量たまるとキャラクターのアビリティが“BLOODABILITY”というものに変化します。

 発動するタイミングは、BPがたまると自動に発動するので、体力が低い敵に発動してしまうこともありますが、威力、演出共に特別なものになっています。なので、いろいろなキャラクターの“BLOODABILITY”を見てみたいですね。

  • ▲惑わすような笑みが怪しい……。

 このことからも、キャラクターを12体配置したいですが、配置できるキャラクターはコストの数までという制約があります。

 プレイヤーのレベルが上がることでコストは上がっていきますが、それまでは限られたコストの中でキャラクターを配置しないといけません。なので、戦略などを考えながら配置を決める楽しみもあります。

見ていて楽しいストーリーや戦闘演出

 配置によって戦闘の結果がかなり左右されますが、キャラクターの能力によってもかなりの影響があります。

 キャラクターの強化は、レベルを上げる“レベル強化”や武具を装備するといったよくあるものから、“ソウル強化”や“アビリティビルド”といった本作独自のものなどがあります。

 これらのキャラクター強化などについては、次のレビュー記事で書きたいと思います。

 本記事では、ストーリーや戦闘について紹介してきました。ストーリーでは、魔王を倒そうとするものから、魔物たちの王へとなる主人公の姿が描かれています。いきなりいけにえにされそうになったり、立場が一転したりと最初から急展開で進められます。

 そんな流れでストーリーは少し重めなものになっていますが、たくさんの個性的なキャラクターが登場することもあり、非常に楽しく読めると思います。

●『アンノウンブライド』公式プロモーションムービー

 戦闘はすべて自動で進行しますが、キャラクターをどのラインや順番で配置するかによって結果が変わるのでその編成を考えるのがすごく楽しかったです。

 戦闘で発動するアビリティもそれぞれ細かいところまで演出が作りこまれており、“BLOODABILITY”ではカットインが入るなど、戦闘しているところを見ていても楽しめます。

 今回のプレイでは、すべての要素を遊びつくせたわけではありませんが、配信が開始されたのちはもっといろいろと体験してみたいですね。

© Appirits Inc.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら