対戦特化型ゲーム『シナプティック・ドライブ』レビュー。アクションシューティングの神髄はココにあり

滑川けいと
公開日時

 5月28日に発売されるNintendo Switch/Steam用ソフト『SYNAPTIC DRIVE(シナプティック・ドライブ)』の魅力を紹介していきます。

 本作『シナプティック・ドライブ』は見城こうじさんがディレクターを務め、サウンドプロデューサーに細江慎治さん、キャラクターデザインにタナカケンゴさん、寺田克也さん、仲井さとしさんなど、多数の豪華なクリエイター陣が携わるシューティングバトルゲームです。

 本作をプレイする機会を得られたので、プレイを通して感じたポイントやゲーム内容を紹介していきます。

未来の競技バトル“SYNAPTIC DRIVE”で勝者を決めろ!

 本作は対戦型のバトルゲームです。ルールはいたってシンプル。武器などを装着した“ファイター”を操作して、相手のHPを0にした方が勝者となります。


  • ▲戦いの舞台となる“アリーナ”。複数用意されており、それぞれ障害物の配置やギミックが異なります。

 戦いに使用できるのは、主に“ガン”、“トラッカー”、“ワイヤー”の3種類の武器で、それぞれ対応したボタンを押すことで繰り出せます。「3種類も攻撃方法があると操作が難しそう」と感じるかもしれませんが、基本的に攻撃は自動的に相手を狙ってくれるので、プレイヤーは移動と攻撃に集中できるようになっています。

 とりあえずはガンがメインとなる武器で、トラッカーやワイヤーはガンの攻撃を当てるためのサブ的な位置にある武器と覚えておくといいでしょう。

  • ▲銃のように近距離~中距離に攻撃できるガン。

 本作は“ファイターを操作しながら相手を撃つ”ので、ひとつの武器だけに頼っていてもちょこまか動く相手になかなか当てられません。そこで活躍するのがトラッカーやワイヤーといった2種類の武器です。

 トラッカーはホーミング性能があるミサイルのような武器。トラッカーを避けている相手の移動先を読んで回り込み、ガンの攻撃を当てるといった立ち回りが可能になります。

  • ▲トラッカーは相手が移動しても、ある程度追いかけてくれます。

 3種類の武器の中でも特殊なのがワイヤーです。ワイヤーは、撃ち出すとプレイヤーが操作して動かせるのが特徴。爆発するタイミングもプレイヤーが決められるため、うまく活用することで戦況を有利に進められるのです。

  • ▲ワイヤーは自分で起爆するだけでなく、ある程度時間が経過すると自動で爆発します。

 ただ、ファイターを操作しつつワイヤーも同時に動かすのは、慣れるまで少し難しく感じるかもしれません。テクニックを要求される武器になるのですが、その分うまく扱えた時の満足度はかなり高め。ワンランク上の戦いを目指す上級者同士の戦いになると、ワイヤーを使いこなせるかどうかがキモとなりそうな気がします。

 残念ながら筆者のプレイスキルではまだ早かったようで、ワイヤーを上手に扱えませんでした……が、ファイターの動きや撃ち合いのスピード感が心地よく、ガンとトラッカーだけでも十分楽しめました。

 極論をいえば、移動とガンでの攻撃さえできれば誰でも気軽に楽しめますし、上を目指すのであればテクニックを磨いてどこまででもプレイスキルを突き詰められます。非常に間口の広いゲームになっていると感じました。

 チュートリアルがとても丁寧に作られているので、本作のようなゲームを触るのが初めてという人でも安心してプレイできるかと。

  • ▲まずは移動ができる、攻撃ができるという基本さえ押さえておけばOK。
  • ▲チュートリアルは好きな時に確認できます。

多彩な武器とボディで自分に合ったファイターが見つかる

 本作における最大の特徴は、さまざまなボディや武器を組み合わせられるということ。ボディや武器は100種類以上用意されており、それらを組み合わせて好きなファイターを作り出せます。

 また、武器以外にも“チップ”と呼ばれるアイテムを2つまで装着可能。チップの効果にはガンの威力を上げるものや、移動速度をアップさせるものなどいろいろあり、長所を伸ばすのも短所を補うのもプレイヤーの自由です。

 ボディはファイターの軸となるもので、外見だけでなく移動速度や耐久力が異なります。それぞれのボディには固有のアクションもあり、中でも注目は“アルティメット”です。アルティメットは攻撃を行うたびにたまるゲージが最大になると使用可能となる必殺技のようなもの。剣で切りつける近接攻撃から多数の弾を発射する遠距離攻撃までさまざま。いずれもド派手な演出で、決まった時の爽快感は抜群です。

  • ▲攻撃を繰り出すと左上にあるゲージがたまります。
  • ▲ゲージマックスの状態で対応したボタンを押すとアルティメットが発動!

 3種類の武器についても性能の異なるものが複数用意されており、例えばガンひとつとっても連射性能に優れているもの、3方向に弾を出せるものなど、その性能は多岐にわたります。好みで選ぶのもいいのですが、それぞれの相性を考えて組み合わせることで多くの戦術を生み出せるようになっているのです。

  • ▲3方向に出された弾がしばらく停滞する“ショットガン”。
  • ▲攻撃力こそ低いが、連射性能に優れた“ラピッドガン”。

 種類が多くてどれにしようと悩むかもしれませんが、プレイした感覚でいうと、ひとまずいろいろ使ってみることをオススメします。そのうえで自分のプレイにしっくりくるものを選び、使い続けることでプレイスキルが磨かれていきます。

 個人的にうれしかったのは5つまで“デッキ”を登録できること。「あれ? 使っていた武器は何だったかなぁ」とド忘れしてしまうことが多い筆者として、お気に入りの装備を設定しておけるのはありがたかったです。

 ファイターに装着できるボディ、武器、チップはたくさん遊ぶことで獲得できます。どんどん遊んでたくさんの武器を手に入れ、組み合わせる楽しみを実感してください。

とことんやり込めるモード

 本作にストーリーはなく、“シングル戦”“オフライン対戦”“オンライン対戦”と、バトルに特化しています。

 シングル戦にはアーケードモードとトレーニングモードがあるので、トレーニングモードでみっちり戦いの研究に励むのもいいでしょう。また、アーケードモードには一度使用した装備が使用不可になる“装備制限バトル”、自由に戦える“フリースタイルバトル”、2体のファイターを使用する“2vs2バトル”、決められた装備で戦う“強制装備バトル”といった趣向を凝らしたルールがあるため、さまざまな展開のバトルを楽しめます。

  • ▲個人的に好きだったのは2vs2バトル。イメージとしてはプロレスのタッグマッチに近く、2体を切り替えながら戦っていきます。

 まずはソロプレイで戦い方を学び、プレイヤーレベルを上げつつ新たな装備を手に入れる。そして自分の戦い方を構築してオンラインで対戦する、というのが本作のスムーズな流れ。

 友だちを集めてワイワイとオフライン対戦で遊ぶもよし、オンライン対戦で上を目指すもよし、好きな楽しみ方ができます。値段もお手頃なので、新しい対戦ゲームを探している人は要チェックですよ!

※画像およびゲーム内容は開発中のものです。
※Nintendo Switchでオンライン対戦をプレイするにはNintendo Switch Onlineに加入する必要があります。
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Developed by Kouji Kenjou / Thousand Games

SYNAPTIC DRIVE

  • メーカー: YUNUO GAMES
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: アクション
  • 発売日: 2020年5月28日
  • 希望小売価格: 3,980円+税

SYNAPTIC DRIVE(ダウンロード版)

  • メーカー: YUNUO GAMES
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: アクション
  • 配信日: 2020年5月28日
  • 価格: 2,980円+税

SYNAPTIC DRIVE

  • メーカー: YUNUO GAMES
  • 対応機種: Steam
  • ジャンル: アクション
  • 配信日: 2020年5月28日
  • 価格: 2,980円+税