ストーリーのよさとバトルの難度に涙がこぼれた『ポポロクロイス物語』を紹介【綾那のゲームに夢中】
- 文
- 綾那
- 公開日時
- 最終更新
さまざまなゲームを遊び、愛するゲーマー女優である綾那さんのゲームコラム“綾那のゲームに夢中”の連載第34回をお届けします。
暑い季節がにじり寄ってきてることに危機感を覚える日々ですが、皆さん、ゲームしていますか?
私の部屋は、PS4とPCの熱気でサウナ状態。早々にクーラーを付ける羽目になりました。
今回書かせていただくゲームは『ポポロクロイス物語』! 初代PlayStationが発売された時に、ゲームにふれている人ならば、一度は耳にしたことがあるタイトルではないでしょうか?
私は小学生当時に、TVアニメの『ポポロクロイス物語』を見ていました。ゲームに触れたのは大人になってからで、ゲームアーカイブスの『ポポロクロイス物語』をPlayStation Storeで見つけて購入しました。
子どものころゲームは持っていなかったのですが、『ピエトロの旅立ち』という曲が好きすぎて、サントラだけは買ってたんです。曲は聴きなれていたので、大人になってプレイした際に初めての冒険のような感じがしなかったことを覚えています。
ノスタルジックになる、温かい曲ばかりなんですよね。
ちなみに『ポポロクロイス物語』は、“アニメチック・ロマンチックRPG”っていう、語感のいいジャンルなのをご存じでしょうか。
その名の通り、随所でアニメーションが使われています。ドットだとちょっと地味になりそうなシーンも、アニメ効果でより一層いいシーンとなっているんですよね。
アニメーションで私が好きシーンはフライヤーヨットのところ。高所恐怖症の白騎士が柱にしがみついてる所を見ると、「ふふっ」となります。
好きなタイトルということで前置きが長くなりましたが、物語やバトルについて紹介していきます!
王道でいてしっかりおもしろい物語
ストーリーは、ポポロクロイス王国のピエトロ王子10歳の誕生日の夜に、ガミガミ魔王と名乗る盗賊が乗り込んできて、王家の宝“知恵の王冠”を奪い取られる所から始まります。
最初はその“知恵の王冠”をガミガミ魔王から取り返すためにピエトロは冒険に出かけ、途中で出会った仲間の助けを得て、無事に目的を果たします。
最初の冒険でひと回り成長して帰ってくるピエトロ。
私ももう母親目線で見てしまう歳なので、ちょっと冴えない10歳の男の子だったのに、旅をしてちょっぴり頼もしくなる姿にジンときます。
戻ってきたピエトロは王である父から、死んだと聞かされていた母親・サニアは本当は死んでおらず、“決して起きることのない眠り”についていると知らされます。
その話を聞いたピエトロは、今度は母を救うために旅出つのです。
“物の奪還”から、“母の奪還”にグレードアップ! ……アップの仕方がえげつないですが、ここから話はどんどん盛り上がっていきます。
敵だったガミガミ魔王が仲間になる胸アツ展開があったり、ピエトロに対するナルシアの恋心が健気でモダモダしたり、雑魚敵がまったく雑魚じゃなかったり、ピエトロの頑張りが最悪の結果を招いたことに絶望したり、雑魚敵にワンパンで倒されたり、「雑魚とはいったい何なのか?」と戦闘不能から復帰させるアイテム“りゅうのなみだ”を浴びながら考えたり……。
個人的には、王様とサニアの出会いやブリオニアという空飛ぶ島とか、闇の世界の神秘さなど、王道ファンタジーが詰まっていて、世界観がたまらないのです!
『ポポロクロイス物語』に出てくるキャラクターはどれもチャーミングなのですが、私のイチオシはガミガミ魔王。
彼はヒールキャラ(悪役)なのですが、どこか憎めない愛すべき悪党。助けてくれたナルシアに惚れて以降、ピエトロが邪魔でちょっかいをかけてくるところは、小学生男子みたいでカワイイですし、自作のロボットたちとの掛け合いもおもしろい!
あと、ガミガミ魔王のBGMも「ガミガミしてんな~(笑)」って感じで大好きですね!
そんなガミガミ魔王がぞっこんのナルシアは、ピエトロ王子に一途で健気。とにかくカワイイ! ピエトロのこととなると、自分の身を削ってでもサポートしてくれるんですよ。
ナルシアは森の魔女なのですが、掟で海に出られないという縛りがあります。
しかし、道中で海に行くことになり、ナルシアが抜けてしまうんですね……。
その後少しの間、白騎士と2人で行動することになるのですが、3人でも戦闘で苦戦を強いられていたのに、2人で進むとか心細すぎて、白目をむいてしまいました。
アイテムが枯渇して思わず……!?
本作の戦闘の難易度はかなり高め。
雑魚でも状態異常系の攻撃をバンバンしてきますし、一撃が重い敵がいるので、気を抜くとすぐに御臨終させられます。
HPの高い白騎士やガミガミ魔王を前線に配置しつつ、打たれ弱いナルシアには、自身を敵の攻撃対象から外す魔法・ミストスクリーンをかけて物理攻撃が当たらないように配慮し、バランスの取れたピエトロは中距離あたりで魔法と近接を臨機応変にさせていく……。
そんな感じで、キャラクターの位置や立ち回りをちゃんと考えていかないと簡単に全滅する難易度です。
……などと偉そうに言いつつ、私は考えつつ戦闘をするのが苦手なので、後半はずっとヒィこら言いつつ、“りゅうのなみだ”を振りまいていました! これを小学生の時にプレイしていたら、きっとクリアできなかったかと(苦笑)。
ブリオニア城くらいから雑魚がさらに強くなった気がして、氷の大地では自分の居場所がわからなくなるハプニングでとにかく敵とエンカウントしてしまい、アイテムが枯渇して本物の涙を流すところでした。
でもそれだけやり応えがあるので、クリアした時にはストーリーのよさだけでなく「やり遂げたぞ!」という達成感がすごかったです。
物語的に感動のシーンが多く、今遊んでも楽しめるタイトルだと思います。
『ポポロクロイス』シリーズとしては『ポポロクロイス物語II』や『ポポローグ』などが発売されています。実は『ポポロクロイス物語II』のTV-CMが今でも忘れられないくらい大好きです。
皆さんも2人の恋に“涙がポポロ”してください!
(C)1996 Sony Interactive Entertainment Inc.
(C)YOHSUKE TAMORI
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
『ポポロクロイス物語』(ゲームアーカイブス)
- メーカー:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 対応端末:PS3/PS Vita/PSP(ダウンロード専用)
- ジャンル:RPG
- 発売日:2007年9月27日
- 価格:628円(税込)