『ドラブラ』運営チームを直撃。6月に大型アップデート実施!? イベント情報や今後の展開も公開

電撃オンライン
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 Tencent Gamesが配信しているiOS/Android用MMORPG『CODE:D-Blood(コード:ドラゴンブラッド)』

 リリース前の事前登録は100万人を記録し、2週間でダウンロード数150万件を突破しました。4月9日にリリースされてからは、App StoreとGoogle Playの無料ダウンロードランキングで1位になるなど、人気の話題作です。

 本作は、映画のような迫力と広大な世界を自由に楽しむことができる近未来超大作RPGで、ゲームエンジン“Unreal Engine 4”をフル活用し、スマホゲームとしては高品質の美麗グラフィックでゲームに没入できます。

 戦闘以外にも、バスケやカーレース、UFOキャッチャーなどのミニゲームも豊富なので、ゲームの中で自由な時間を過ごせます。

 今回は、『ドラブラ』の運営チームに日本でのヒットの要因や今後の展開についてなど、気になることをインタビューしたのでぜひご覧ください。

多くの反響に驚きと同時に緊張感もある。ユーザーの期待を裏切りたくない。

――改めまして、『コード:ドラゴンブラッド』の開発コンセプトや目指してきた部分など教えてください。

運営チーム:私たちは、このゲームを通じて自由な体験ができる青春が詰まったファンタジーな世界を作っていきたいという思いがありました。

 『ドラブラ』は、テーマと世界観の構築、開発技術(Unreal Engine 4の使用)、ローカライズ連携など様々なポイントから見ると、私たちにとって特別な“ファンタジー世界のMMORPG”です。

 まだまだ探索中ですが、プレイヤーの皆様と一緒にこの世界を作り上げていけたらと思っています。

――日本でのリリースを迎えた感想はいかがですか?

運営チーム:プレイヤーの皆様を失望させたくないという思いが強かったので、緊張と喜びのどちらも感じました。

 本当に多くのプレイヤーの皆様のご支援のおかげで、『ドラブラ』を順調にリリースすることができ、期待感と緊張感でいっぱいです。

――CBTも何度か行われていたので、リリースを待ち望んでいた方も多かったと思います。

運営チーム:昨年12月からCBTを2回実施し、多くのプレイヤーの皆様にコミュニケーションを取って、たくさんのフィードバックをいただきました。それをしっかり確認してゲームを調整いたしました。

 しかし、いざ本番となると、不安や緊張が残っていました。本当に日本のプレイヤーの皆様が、このゲームを受け入れられるかと心配しました。

 ただ、ゲームリリースのカウントダウンが始まると、公式Twitterで多くのプレイヤーの皆様からご意見とご支援をいただきました。

 リリースしてからも励ましの声が寄せられています。日本のプレイヤーの皆様の『ドラブラ』に対しての愛、運営チームに対しての声援を感じています。

 このような“絆”のおかげで、私たちは励まされています。今回のインタビューを通じでこれまで応援してくれたプレイヤーの皆様に感謝したいと思います。本当にありがとうございます!

――本作はすでに海外で配信されていますが、日本でリリースする際に気を付けたことなどありますか? 

運営チーム:日本のプレイヤーの皆様に心から真摯に向き合い、地域の違いを理解することは、最初から意識していたことです。

 『ドラブラ』は、すでに他の地域でリリースして成功していました。日本に進出することを決めた時、他の地域と同じくらいの高い基準をキープしつつ、もっと厳しい水準が要求されることを覚悟していました。

 テンセントの日本市場におけるこれまでの経験と私たちの調査結果から見ると、『ドラブラ』という“近未来超自由”のファンタジーMMOタイトルは、他のJRPGと比べて異なるポイントがたくさんあります。

 日本のプレイヤーの皆様が『ドラブラ』のストーリーと世界観を受け入れるかどうかを気にしていました。

 また、『ドラブラ』にはたくさんの新しいプレイモード(バスケ、UFOキャッチャーなど)を追加していますが、MMOというジャンルの中でこれらのゲームコンテンツを受け入れてくれるかどうかも心配でした。

――ミニゲームの種類がたくさんありますよね。しかもその1つ1つが結構作りこまれていてビックリしました(笑)。日本のプレイヤーには、ミニゲームが受け入れられたと思いますが、日本のプレイヤーの特徴は海外と比べてどうでしょうか?

運営チーム:日本のプレイヤーは他の地域のプレイヤーと比べて、ゲームの細部と個人情報に関する問題を重視しており、この違いは調査の際に明らかになっていました。

 また、日本のプレイヤーの特徴と言えば、創造力が素晴らしく、事前登録から今まで、私たちは4回ほど大規模なプレイヤー共創イベントを行って、毎回多くのプレイヤー投稿をいただきました。

 ゲームのスクショでも動画でも、すべての作品がプレイヤーからアツい気持ちが感じられます。

 例えば、プレイヤーがゲーム内でテーマ曲を演奏したり、写真機能を利用してゲームスポットで撮影したりなど、プレイヤーの積極的な参加により、『ドラブラ』も常に革新と改善を続けています。

――日本でリリースして大ヒットとなっていますが、その感想はいかがですか?

運営チーム:事前登録の開始から2回のCBTまで、プレイヤーの皆様から多くのご意見をいただいてきました。その時、日本での人気の高さを少し感じていたのですが、あまりにも忙しいため、この不安感と期待感を持ちながらリリース準備を一緒にやってきました。

 日本での正式リリース後の反響は、正直私たちの期待を超えました。驚きながらも、ゲーム運営も開始しているため、必死に頑張っております!

 毎月、毎週、毎日の運営を通じでプレイヤーの皆様に、私たちの真剣さを感じていただきたいので、今後もゲームを改善して、プレイヤーの皆様の期待に応えられるよう精一杯頑張ります。

 これまでの実績を踏まえてMMOゲームの魅力を感じていただけるように、長期的に開発・運営していきたいと思っています。

 今後もゲームの改善・最適化を進めていきますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします!

――日本での運営方針など教えてください。海外と比べて意識している部分はあるのでしょうか。

運営チーム:日本の方は、仕事や学業などで大量の時間を使っているので、普段から忙しい日常を送っています。

 そんな忙しい日常の中、仮想空間で“ゆっくりさ”を味わえて、自由な生活を楽しめリラックスできる場所を作っていきたいと思っています。

 私たちの日本での運営方針は、ユーザーの気持ちや思いを理解する、人情が厚い運営です。

 以前、私たちは、どうやってプレイヤーから受け入れられるMMOゲームを作るか、どんなコンテンツがプレイヤーに好かれるか、ということを日本のプレイヤーのコミュニティで調査しました。

 私たちは今後もその調査を続けて、新コンテンツのリリースペースを調整し、できる限り速くプレイヤーに遊んでもらえるようにしていきます。

 一部の機能の最適化します。例えば、コード作戦、ドラゴン狩りなども日本のプレイヤーに合わせて調整していきます。

――日本だけのコンテンツなどはあるのでしょうか?

運営チーム:日本の季節や休日などに従って、無料のファッションガチャと活躍でもらえる育成ガチャを追加しました。これらはすべて日本版だけの内容となります。

 また、私たちはリリースから、白石麻衣さんとコラボしたり、YouTuberのはじめしゃちょーともコラボ企画動画を制作してきました。さらに“東京大型謎解きイベント”などのイベントも行っています。

 私たちは、プレイヤーの皆様からの声を大切にしてゲームの細部やイベントを洗練していきたいと思います!

栄光バトルは全サーバーのプレイヤーと競い合い、“最強”を目指せるコンテンツ!

――今回実装される“栄光バトル”の注目ポイントやアドバイスを教えてください。

運営チーム:“栄光バトル”は、毎週オープン、毎月ワンシーズンのサーバーを越えたPVPプレイモードです。

 プレイヤー5人でチームを結成するので、チーム内の職業バランス、キャラクターの言霊などが非常に重要となります。

 勝利を得るためには、プレイヤーの戦力だけではなく、戦闘中の策略も大切です。

 “栄光バトル”は、シーズンボーナス、ランキングボーナスなど、豪華な報酬がもらえるチャンスがあるので、新たなPVPコンテンツをぜひ楽しんでください!

――“栄光バトル”はレベル80からのコンテンツとのことですが、プレイヤーの何割ぐらいがそのレベルに達しているのでしょうか?

運営チーム:現在活躍しているプレイヤーは、ほとんどレベル80以上です。たとえレベル80以下や新米プレイヤーでも2週間ぐらいでレベル80に到達できるので、今から始めてもすぐにプレイできるようになります。

6月に大型アップデートを実施。今後の展開は?

――本作では、カーレースやバスケットボール、クレーンゲームなど数多くのミニゲームが用意されていますが、どのような流れで実装が決まったのでしょうか?

運営チーム:私たちは、プレイヤー同士が友だちのように暮らせて、青春を味わえるような世界を作りたいという思いがありました。

 そこで、この世界でモンスターを倒してレベルアップする以外に、皆様がリラックスして気軽に遊べるように、バスケやクレーンゲーム、ピアノや温泉など、戦い以外に楽しめるコンテンツを用意しました。

――今後もミニゲームは追加されていく予定でしょうか?

運営チーム:今後も新しい異聞コンテンツを追加する予定です。だいたい2週間ごとにゲーム更新を行います。また、6月に入ると大きなバージョン更新があります。

 更新内容は今は秘密ですが、ぜひご期待ください!

――今後の展望について教えてください。どういった部分に力を入れていく予定でしょうか。

運営チーム:『ドラブラ』は正直まだ始まったばかりなので、私たちの今の目標はプレイヤーの皆様にお気に入りのMMORPGを作ることです。

 今後はプレイヤーの期待に応えて新しいプレイモードを追加していく予定です。今回のバージョン更新では、新たな機能“ホームシステム”を実装します。

 自分だけのホームを作ることができるので、プレイヤーの皆様の想像力と創造力を駆使して素敵なホームにしていただければと思います。

 “ホームシステム”はまもなく実装予定ですのでぜひ見逃しなく!

――最後に、『コード:ドラゴンブラッド』をプレイしているユーザーに向けたメッセージをお願いします。

運営チーム:『コード:ドラゴンブラッド』を通じて皆様と繋がることができ、本当に嬉しい限りです。皆様が『ドラブラ』の世界でバトルをしたり、サークルに入って友だちを作っている様子を見て、非常に幸せを感じております。

 これは『ドラブラ』の目的でもあるので、ゲームで日常を過ごしたり、冒険を楽しんでもらえればと思います。

 私たちは、これからもプレイヤーの皆様と一緒に、一生懸命頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします!

――ありがとうございました!

©Tencent Games
©ARCHO SAUR GAMES

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