『キャプテン翼 ～たたかえドリームチーム～』3周年インタビュー。3年間やこれからを藤好Pが語る

　KLabが配信中のスマートフォン向けアプリゲーム『キャプテン翼 ～たたかえドリームチーム～』。本作の開発者インタビューを掲載する。

　本作は、高橋陽一先生原作の『キャプテン翼』を題材とした対戦型サッカーシミュレーションゲーム。簡単な操作で奥深いサッカープレイが可能で、原作を追体験できるシナリオモードに加えて、リーグモードやオンライン対戦が用意されている。

　2017年6月13日に配信され、今年で3周年を迎える本作について、エグゼクティブプロデューサーの藤好俊さんへのインタビューを実施。本作の特徴や3年間で印象的だったこと、今後についてお聞きした。

3年間で印象的だった出来事は!?

――3周年、おめでとうございます。まずは、3周年を迎えた感想をお願します。

　おかげさまでサービスを開始してから3周年を迎えることができました。プレイヤーの皆さまの、温かいお言葉やご支援があったからこそと深く感謝しております。

　本当にありがとうございます。

――あらためて、本作『キャプテン翼 ～たたかえドリームチーム～』の開発コンセプトについて教えてください。

　コンセプトは、“たたかえドリームチーム”の名の通り自分の好きなチームで対戦を楽しむことです。そのため、いかにプレイヤー同士の対戦を最大化できるかを考えてきました。

　また、プレイヤー同士のコミュニケーションがより簡便にできるかということも考えています。

――この3年を振り返って、楽しかったことと大変だったことについて教えてください。

　どちらも同じになってしまうのですが、世界大会“DREAM CHAMPIONSHIP”の準備及び実行です。当然大変ではあったのですが、世界中のプレイヤーの皆さまと交流することができてうれしかったです。

――ゲーム内では3年の間にさまざまなアップデートが行われましたが、タイトルのターニングポイントと感じているものはなんですか？

　まずは日本サーバー、海外サーバーの統合です。この統合により、世界中のプレイヤーに同じタイミングでコンテンツを提供できるようになり、さまざまな対戦相手とオンライン対戦できるようになりました。

　2つ目はオンライン大会・Dream Cupの実装です。先ほど挙げたように、プレイヤー同士の対戦を最大化するために、こちらは外せません。

　最後は、全世界でオンラインとオフラインによる試合を行った世界大会“DREAM CHAMPIONSHIP”の実施です。eスポーツ的な見せ方やエンタメ要素を考えつつの開催で、試行錯誤もありましたが、大きな反響がありました。

――これまでの解答とかぶるところもあるのですが、2019年は海外でのイベントが活発に行われましたが、いかがでしたか？

　印象的だったことは、皆さんが本当に『キャプテン翼』ラブであること。「世界中で人気の作品に携わっているんだなぁ」と改めて思いました。

　会場の様子などは地域によって異なりますが、プレイヤーさんの好むキャラやデッキスタイルの違いなどいろいろと特色が出ていたことも印象的でした。

――グローバル版にタイ語が追加されました。こちらの反響は？

　現地のファンの皆様に非常にいい影響をもたらしました。英語からタイ語に切り替えてプレイされている方が多く、楽しんでくださっているようで追加してよかったと思ってます。

　北海道コンサドーレ札幌所属のタイ代表MFチャナティップ選手にもタイ語版のPRアンバサダーになっていただきました。これも大きかったと思います。

3周年イベントや今後について質問

――3周年イベントやキャンペーンが実施中です。見どころについて教えてください。

　各国代表の公式ユニフォームを着用した選手たちが登場します。さまざまなガチャやイベントで選手を獲得できるので、ぜひドリームチームを作ってみてください。

――周年タイミングということで、初心者が入ってくることが考えられますが、まずは、どのようなことを意識するのがよろしいですか？

　こちらに書いていくのもあれなので、公式サイトに今からはじめた方にも分かりやすく遊び方をまとめたコンテンツを用意しています。ぜひそちらをチェックしてみてください。

――ゲーム中にもさまざまなキャラクターが登場しています。ご自身の印象に残っているキャラを教えてください。

　わたしは、岬太郎選手のファンで原作の“GOLDEN-23”時代の話が特に好きです。

――3Dのキャラクターによる迫力ある必殺技が特徴。イチオシの必殺技は？

　イチオシの必殺技は、最新作の『ライジングサン』に登場するハイスピードトルネードスカイアルファです。ゲーム内でも実装していきますので、お楽しみに！

――貴重な情報、ありがとうございます。作品の魅力の1つに、世界中のユーザーと戦えるところがありますが、全世界のプレイヤーに楽しんでもらうために、意識していることは？

　本作は対戦を楽しんでもらいたいので、対戦のルールの拡充やバリエーションが増えるよう企画を考えています。

――昨年の秋以降、海外のキャラが強化されています。日本のキャラも予定はあるのでしょうか？

　どうしても日本人の選手が多い原作ですが、ドリームチームが作れるよう、いいバランスを提供できるようにがんばります。

――リアル選手として、ロナウジーニョ、リバウド、ロビーニョが参加しました。このような試みは今後もあるのでしょうか？

　そうですね。継続していきたいと思います。誰が追加されるのかは……発表をお待ちください。

――今後の展望について教えてください。

　“やってみたいこと”としては、連盟対抗の世界大会というのも熱い展開が期待できそうだと感じています。

――世界的にイベント実施が難しい状況ですが、イベントなどの予定はあるのでしょうか？

　オンラインでイベントを開催しようと検討中です。イベント中にアプリ内外で楽しんでいただけるようにいろいろ考えています。楽しみにしてください。

――最後に、記事をご覧の読者、本作のファンに向けたメッセージをお願いします。

　これからも、新しい機能・盛りあがる世界大会などファンの方々にご満足いただけるようにサービスを充実させてまいります！　引き続き応援していただけますと幸いです。