『攻殻機動隊』と伝統芸能・能がVRで融合
- 文
- 電撃オンライン
- 公開日時
8月22日~23日まで公演する『VR能 攻殻機動隊』の本ビジュアルが公開となりました。
また本作の上映チケットが、5月30日より先行発売スタート。一般発売は6月20日より開始します。チケットはイープラス他各社より発売予定です。詳しくは公式サイトをご確認ください。
中央に映る主人公・草薙素子は、原作では美しいボディラインの映える衣装ですが、今回は紫色の唐織を羽織り、右手には金色と赤のコントラストが美しい扇を持つという、豪華絢爛な能装束に身を包んでいます。
また『攻殻機動隊』の世界観を表したサイバー空間に浮かび上がるように写っている素子の様子は、まさに伝統芸能と最新技術の融合を表現しています。
ビジュアルイメージ通りの世界が繰広げられることへ期待が高まります。キャッチコピーにもある、まだ誰も体験したことのない“伝統を超えた、電脳の世界”をますます味わいたくなるビジュアルは必見です。
『VR能 攻殻機動隊』概要
VR能とは様々な最先端技術を駆使し、世界初のVRメガネなしで仮想現実空間を再現し上演される能舞台です。
今回は日本が世界に誇るSF漫画の最高傑作である『攻殻機動隊』を能で表現。
『攻殻機動隊』はテレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』シリーズ、劇場版アニメ『攻殻機動隊 ARISE』シリーズなどが制作され、最新アニメとして今年4月より『攻殻機動隊SAC_2045』が配信中です。
演出は舞台『ペルソナ』シリーズや舞台版『攻殻機動隊ARISE』、AKB版『仁義なき戦い』など数々の実現不可能と思われる企画を成功させてきた映画監督、奥秀太郎さん。
脚本は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『BLOOD』シリーズなどの脚本で知られる藤咲淳一さん。
映像技術は舞台版『攻殻機動隊ARISE』、3D能シリーズなどで日本初の舞台での3D映像を開発してきた福地健太郎さん(明治大学教授)。
VR技術は国内のVR研究での第一人者・稲見昌彦さん(東京大学教授)。
いずれも各分野での最先端を駆け抜ける第一人者が担当します。さらに、坂口貴信さん、川口晃平さん、谷本健吾さん等、実力・知名度ともに現在の能のシーンを牽引する観世流能楽師が出演します。
世界初・本邦初の様々な技術と日本の伝統芸能の先鋒とが高次元なレベルで融合し、攻殻機動隊の世界を再現した舞台芸術の未来を創ります。
公演期間
8月22日~23日
会場
世田谷パブリックシアター
スタッフ(敬称略)
原作:士郎正宗『攻殻機動隊』(講談社KCデラックス刊)
演出:奥秀太郎
脚本:藤咲淳一
3D技術:福地健太郎(明治大学教授)
VR技術:稲見昌彦(東京大学教授)
プロデューサー:神保由香、盛裕花
製作:VR能攻殻機動隊製作委員会
出演(敬称略)
坂口貴信
川口晃平
谷本健吾他
観世流能楽師
(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・VR能攻殻機動隊製作委員会
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります