超速ガシャシリーズ9の新パーツはFMシャーシの救世主!?【電撃超速日記#17】

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 バンダイナムコエンターテインメントのiOS/Android用アプリ『ミニ四駆 超速グランプリ』のプレイ日記をお届けします。

 6月3日に登場した新しいガシャの「超速ガシャシリーズ9」。今回はダイナストームJr.とアバンテ2001Jr.のボディが登場したのですが、やはりアバンテの系譜にはときめくものがありますよね。

 しかし、今回私が注目したのはこのボディではなく、スペーサー付(-)FRP強化マウント・F! このパーツには新たなスキルとして“アッパースラスト”がついているのです。

 このスキルを使うとスラスト角が0に近づくので、コースアウトのリスクこそ高まるもののコーナリング速度をアップさせられます。そしてこのパーツは普通のシャーシで使うことでセッティングの幅を広げられますが、個人的にはFMマシンで使った場合に最も輝くと思います!

 なぜかというと、FMマシンにはFMシャーシとスーパーFMシャーシの2種類のシャーシしかありません。これらのシャーシのスラスト角は前者が5.000で後者が8.000とやや高いため、コーナリング性能が高く安定した走行が得意です。しかし、トップスピードはタイプ2などの低スラスト角シャーシがあるミッドシップマシンに比べてやや遅めでした。そのため、スラスト角を下げるには改造の“スラスト角の減少”を行うしかありませんでした。

 しかし、このパーツをつけるだけでFMシャーシでもカンタンにスラスト角を1.000まで下げられるようになるので、さらなる高速化ができるはず! しかも取り外しができるのもポイント。

 ということで、さっそくガシャをひいたところ、無事に20連ひいたところでスペーサー付(-)FRP強化マウント・Fとアバンテ2001Jr.をゲットしたのでガシャは終了です。


スラスト角を下げたらどれだけ速くなる?

 無事にスペーサー付(-)FRP強化マウント・Fをゲットできたので、さっそくこれをつけることでどれだけ速くなったか、カンタンに調べてみました。

テストコースで“シャーシちゃんサーキット”を10回ずつ走り、2周目と3周目のタイムのみを集計。その後、スペーサー付(-)FRP強化マウント・Fのみを追加して、さらに10回ずつ走って2周目と3周目のタイムのみを集計しました。


  • ▲スペーサー付(-)FRP強化マウント・Fがついていない、検証用マシンその1。

  • ▲スペーサー付(-)FRP強化マウント・Fがついている、検証用マシンその2。
平均値 最高値 最低値
ノーマル 3.2483 3.075 3.439
フロントステー付き 2.65155 2.516 2.867

3g増加しているにも関わらず、0.5秒もタイムが縮まるという結果が! しかし、スペーサー付(-)FRP強化マウント・Fをつけたマシンでは10回完走するあいだに4回もリタイアしました。漠然とつけるだけで速くなる、というものでもないようです。

スラスト角が下がったことで高速化した代わりにコーナーでの減速が落ちているので、ローラー摩擦を強めたりして速度とコーナー減速のバランスをとることが重要です。

ちなみにこのパーツにはローラーを2つつけられるので、さらにローラーをセットしてさらに10回ほど走らせてみました。


  • ▲スペーサー付(-)FRP強化マウント・Fにさらにローラーを追加した、検証用マシンその3。
平均値 最高値 最低値
ノーマル 3.2483 3.075 3.439
フロントステー付き 2.65155 2.516 2.867
フロントステー+ローラー付き 2.6391 2.504 2.868

 まだ改造途中のローラーだったので、結果は誤差レベルですね。もっとローラー摩擦を弱めていって他のローラーとのバランスを煮詰めていけば、もっと差が出てくるでしょう。

 今回はFMシャーシで試してみましたが、もちろんゼロシャーシやスーパーTZシャーシとの相性もいいので、FMシャーシ以外でも新たな高速セッティングを開発してみたいところです。ということで、私にもっともっとたくさんシルバーコインと改造キットをください!

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※ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標です。

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