商人の意地に懸けてその品は返してもらうわ！（トレサ）【オクトパストラベラー名言集】

　スクウェア・エニックスが手掛けるNintendo Switch／PC（Steam）用ソフト『オクトパストラベラー』は生まれた場所も目的も異なる“8人の旅人”の1人となって、仲間たちの特技を生かしながら壮大なオルステラ大陸を旅するRPGです。

　7月13日に発売2周年を迎え、新作アプリ『オクトパストラベラー 大陸の覇者』の今年配信予定と、さらなる盛り上がりを見せている本作。

　『オクトパストラベラー』には敵も、味方も、個性豊かな人物が多数登場します。彼らの魅力を名言とともに紹介する連載企画第1回目は、一人前の商人を目指して旅に出たトレサ・コルツォーネ（声優：青木瑠璃子）に注目しました！

商人の意地に懸けてその品は返してもらうわ！（トレサ）

　トレサはコーストランド地方の港町リプルタイドの出身で、初期ジョブは“商人”。両親がよろず屋を営んでいて、看板娘として家の仕事を手伝っています。

　フィールドコマンド（町で使用できる主人公固有の特技）は、商売人らしい“買取る”です。町の人々と交渉して、消費アイテムから店では売られない貴重品まで購入できます。手に入れたアイテムを必要としている人に渡すことで、新たな物語が開けることも!?

　トレサは、固有アクション“歩いてリーフ”というフィールドやダンジョンを移動するだけでリーフが手に入る便利すぎる能力の持ち主！　金運に恵まれすぎている彼女と旅をすれば、リーフに困ることは少ないです。

　両親から“商人”としての教えを受けて育ってきたトレサ。その心得は仕事以外にも役立ちそうな内容で、彼女が愛情深く見守られながら育ってきたことがうかがえます。

　そんな両親のもと、トレサは明るくまっすぐな女の子に成長しました。

　“商人”としての腕はかなりのもので、相手のちょっとしたミスも見逃さない交渉上手です。

　これまでの経験だけでなく、彼女が生まれ持った勘やセンスも“目利き”に大きく関係しているよう。

　トレサは広い海を見ながら、「あの水平線の向こうには、何があるのかな？」という気持ちを胸に抱え続けていました。

　まだ18歳と若く、好奇心も強そうな彼女が、見知らぬ世界に興味を持つのは当然のことでしょう。それでも家族思いのため、一歩を踏み出せずにいたのです。

　そんなあるとき町に海賊が現れ、人々から大切な品物を強奪していきます。裕福とは言えない町にとって、海賊の存在は脅威。

　トレサは果敢に立ち向かおうとしますが、手も足も出せず……。

　それでも諦めきれず海賊のところに向かう彼女を引き留めたのは、ただ者ではない雰囲気をまとった商船船長。

　相手は海賊だと忠告する彼に、“大切な商品を奪った相手が許せない”とトレサは“商人”の意地を見せます。その心意気を買った商船船長は、自分が持つ彼女に役立つものを買取らせてくれたのでした。

　商船船長の協力のおかげで無事に海賊のアジトに侵入したトレサでしたが、タイミング悪く海賊の頭に見つかってしまいます。

　人々から商品を奪ったことをとがめるトレサに対し、海賊たちは「それが仕事」だとまったく悪びれません。

　その姿を見たトレサは“品々に込められた作り手の想い”を、“求める人たちに届けるのが商人の仕事”だと言い切り、「商人の意地に懸けてその商品は返してもらうわ！」と海賊たちに立ち向かっていくのでした。

　ただ金儲けのために“商人”をしているのではなく、商品もお客さんも大切にし、そのためなら危険さえもいとわないというトレサがとてもカッコいいんですよ。改めて商品を作っている人、そして届けてくれる人たちに感謝したいという気持ちになりました。

　その後、彼女はある人物から旅の指針となる品物を譲り受けて、旅に出ます。

　旅を通していろんなものを見て、出会いを経験して“商人”として大きく成長していくトレサの活躍に期待してください！