スクエニ新作RPG『エンゲージソウルズ』の遊び方・ゲームの流れを解説
- 文
- 紅葉つかさ
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スクウェア・エニックスより6月25日に配信予定のiOS/Android用アプリ『エンゲージソウルズ(エンソル)』は、“じゃんけん”とバトル要素を組み合わせた“eじゃんけん”という新しいバトルシステムと、プレイヤーによってまったく異なる育成をできることが特徴のRPGです。
配信を間近に控える本作ですが、具体的にどういったことができるのかなどわからないことがたくさんあると思います。
そこで本記事では、『エンゲージソウルズ』でプレイできるコンテンツやゲームサイクルを紹介したいと思います。
基本的なゲームサイクル
まずはじめに、『エンゲージソウルズ』の基本的な遊び方は以下の流れです。
“トレーニングモード”でキャラクターを育成
※1人用RPGとしてストーリーを楽しむ
↓
育成したキャラクターを使用して“エンゲージバトル”で対戦
↓
新しいサポートメンバーを入手して強化する
↓
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上記のように、キャラクターを育成し対戦して、“スカウト”で新しい仲間を手に入れて強化……それを繰り返していくうちに、キャラクターをより強く育て上げることができるんです!
では、それぞれの詳しい遊び方も紹介していきますね。
“トレーニングモード”でキャラクターを育成
本作には、キャラクターを育成する“トレーニングモード”とほかのユーザーと対戦する“エンゲージバトル”のふたつのコンテンツを遊べます。
“トレーニングモード”で育成したキャラクターは、“エンゲージバトル”で使用することができます。
なので、“トレーニングモード”でキャラクターを育成、そしてそのキャラクターを使用して“エンゲージバトル”で対戦というのが基本的なゲームサイクルとなります。
“トレーニングモード”では、まず育成したいキャラクターを選択します。最初は“マイティエッグ”というスクールのキャラクターしか選べませんが、新しいスクールをクリアすることで、つぎのスクールのキャラクターを育成できるようになります。
育成するキャラクターを選択したら、つぎはサポートメンバーを編成します。
サポートメンバーは、“トレーニングモード”中に得られる経験値を増やしたり、特殊なアビリティを入手できるイベントを発生させたりすることができるなど、有利な効果を発揮させるので、ゲストも含めて最大6人を編成しましょう。
また、アイテムを持ち込むことでも有利な効果を得られるので、必要に応じて持ち込みましょう。ただし、アイテムは最大で2個まで、同じアイテムは持ち込めないという制限があるのには注意が必要です。
キャラクターの育成は、全4フェーズ52ターンに分かれており、“練習する”、“休む”、“遊ぶ”、“お出かけ”、“通院”のいずれかのコマンドを選択することで進んでいきます。
体力が低いときはケガ率が高くなり、ケガが発生すると経験値が下がるなどの大きなデメリットがあるため、ケガ率に注意しながらトレーニングをすることが基本となります。
これらのコマンドや発生するイベントで入手した経験値を使用してキャラクターを成長させるのが“トレーニングモード”の目的となります。
サポートキャラクターによって得意分野に違いがあるほか、好感度を高めるとサポートキャラとエンゲージできるようになり、選択可能なソウルを増やせるようになるのも重要です。
同じキャラクターを何度も育成できますが、保存できる育成結果はひとつだけなので、できるだけ強力なキャラクターを育成できるように何度も“トレーニングモード”に挑戦しましょう。
獲得した各種経験値は、能力のアップやアビリティ習得に使います。この際に大きなポイントとなるのが、一部のアビリティについては、サポートキャラクターとのトレーニング中に“秘訣”を教えてもらうことができ、必要な経験値量が減少すること。
つまり、アビリティについては、秘訣を教えてもらってから習得をする=序盤よりも後半に習得するほうがコスパがよくなります。
アビリティについては、後手の際に確率で命中率が99%になる“反撃”、アイコでの攻撃時に必ず命中率がアップする“競り合い”など、便利なものが多数用意されています。
特に“土俵際”(瀕死の場合、攻撃HITが確定したあとに回避判定が行われる)、“勇気”(相手がマッチポイント=5戦勝負で2勝した状況のバトル開始時に駆らず発生し、テンションが1段階アップする)など、特定の状況からの大逆転につながる強アビリティもあるので、アビリティ内容を把握して育成していきましょう。
自分のバトルスタイルとあわせてアビリティを使いこなせば、より最強キャラへと近づいていくはず!
【能力の種類】
・ちから:攻撃力を高め、特にパワータイプの攻撃で有効
・かしこさ:攻撃力を高め、特にブレインタイプの攻撃で有効
・丈夫さ:防御力を高め、特にパワータイプの攻撃へ有効
・精神:防御力を高め、特にブレインタイプの攻撃へ有効
・命中:自分の攻撃の命中率を高める
・回避:相手の攻撃の命中率を低める
【アビリティの例】
・フィジカル〇:攻撃HIT時に発生。パワータイプダメージUP《小》発生率《小》
・逆境〇:瀕死の場合攻撃HIT時に発生。ダメージUP《小》発生率《必》
・フィーバー:攻撃HIT時に発生。テンションUP《1段階小》発生率《中》
・抑えこみ:先手攻撃の場合攻撃HIT時に発生。相手の命中率DOWN《小》発生率《小》
・土俵際:瀕死の場合攻撃HIT確定時に発生。回避発生率《小》
スクールごとのストーリーもトレーニングモードの魅力
トレーニングモードはキャラクターを育成するだけのものではなく、1人用RPGとしてスクールやキャラクターごとのストーリーを楽しみ、グッドエンドを目指すものでもあります。
トレーニングモードの要所にはストーリーと連動した重要な対戦が行われます。フェーズ1~3では負けてもストーリーは進みますが、フェーズ4で負けてしまうと終了し育成もそこで終わってしまいます。
当然ながら、対戦を勝ち進むほうが育成期間が長くなるので、強いキャラクターを作りやすくなります。ゲームを遊ぶ際は、第一目標としてフェーズ4をクリアすることを目標としましょう。
また、途中で負けてしまってもエンディングは見られるのでご心配なく!
“トレーニングモード”のここがポイント
・ターン数は決まっているので育成は計画的に。
・サポートキャラの編成で発生するイベントが増える!
・全能力を最高にすることはできないからこそ、自分なりの育成方針で最強キャラを育てるのが楽しい!
・ひとりのキャラクターにつき、保存できる育成結果はひとつまで。何度も育成するか、違うキャラクターを育てるか、遊び方は自由!
“エンゲージバトル”で腕試し
“トレーニングモード”で、キャラクターを育成したら“エンゲージバトル”にも挑戦してみましょう。“エンゲージバトル”では、冒頭でも軽く触れた“eじゃんけん”を用いたバトルができます。
“eじゃんけん”でのバトルは、9ターンのあいだに相手の体力を0にした方が勝ちとなります。ターンごとにじゃんけんの手が描かれている3枚の手札から1枚を出して、出した手で相手とじゃんけんをしながら戦います。
その攻撃をする際に重要になるのが命中率とじゃんけんの勝敗です。
手札には”グー”、”チョキ”、”パー”といったじゃんけんの手のほかに命中率も設定されており、その命中率に従って攻撃が当たるかが決まります。
また、属性の相性もあるほか、キャラクターとソウルの属性が合うと、▲マークがついて攻撃に+20%のメリットを受けるところもポイントです。
【3種類のタイプについて】
・グー=パワー:ちからや丈夫さに優れたタイプ
・チョキ=バランス:能力に偏りのないタイプ
・パー=ブレイン:かしこさや精神に優れたタイプ
【5種類の属性について】
・火属性:虚に強く、水に弱い
・虚属性:風に強く、火に弱い
・風属性:地に強く、虚に弱い
・地属性:水に強く、風に弱い
・水属性:火に強く、地に弱い
それに加え、じゃんけんに勝つと先制攻撃になり、命中率が上がります。ただ、じゃんけんに負けても攻撃できないというわけではなく、相手の攻撃の後に攻撃ができます。
この命中率があることで、ただじゃんけんですべてが決まるのではなく、さまざまな要素が組み合わさった緊張感のあるバトルが楽しめます。
じゃんけんに3回勝つとヒットチャンスが発生し、カーソル位置に合わせてタイミングよく画面をタップすることで確実にHITでき、ダメージ量もアップ! 腕に自信がある際は、ヒットチャンスの際にはあえて命中率が低めのソウルを使うのも作戦と言えるでしょう。
その“eじゃんけん”は、“エンゲージバトル”で楽しめます。“エンゲージバトル”は、“ストリートバトル”、“プロリーグ”、“スクール対抗戦”、“グラントーナメント”の4種類があります。
その中でも、もっとも手軽にプレイできるのが“ストリートバトル”になります。ほかの3種類の対戦とは違い、“ストリートバトル”は、“トレーニングモード”で育成したキャラクターを使用しての1対1のバトルが楽しめます。
勝敗に応じてポイント(BP)が得られ、ガチャに必要な“グランスター”や、強力なキャラクターと交換できる“引換券”などを入手できます。
また、1週間ごとにピックアップキャラが変わり、そのキャラで戦うとBPにボーナスがつきます。
“プロリーグ”は、各属性1人ずつ(合計5人)でチームを編成して対戦するチームバトルです。ここでは、対戦に勝利することでレーティングが上昇し、レーティングに応じた報酬がもらえます。
“スクール対抗戦”は、“マイティエッグ”や“ファーストスター”といったチームをひとつ選び、そのチームに所属する5人のキャラクターを使用しての対戦を楽しめます。
また、全ユーザーが二手に分かれて、各チームを選んだ人たちの勝利数や獲得ポイントの合計に応じた報酬がもらえるモードになっています。
“グラントーナメント”は、毎月、決まった期間限定で開催される全プレイヤー参加型のトーナメント戦です。
シングル戦と団体戦の2種類があり、シングル戦は“プロリーグ”と同じように育成したキャラクター5人でチームを編成し、団体戦はほかのユーザーとチームを組み、ひとりずつキャラクターを出し合ったチームで対戦します。
シングル戦と団体戦のどちらも同時にエントリーできるので、どちらのトーナメントも勝ち進んで報酬をもらいましょう!
【大会の種類について】
・ストリートバトル:1対1の対戦。勝敗に応じてBPを獲得して報酬がもらえる。ピックアップキャラで戦うとBPにボーナスがつく。
・プロリーグ:5対5の対戦。既存のチームの枠にとらわれない自分だけのチームを作れる。対戦成績で変わるレーティングがあがるごとに報酬がもらえる。
・スクール対抗戦:・全ユーザーが二手に分かれて各々が選んだスクールの総勝利数を競う。
・グラントーナメント:シングル戦と団体戦がある。エントリーすると毎日結果が配信されてリプレイデータを確認できる。トーナメントを勝ち進むほど報酬が豪華になる。
“エンゲージバトル”のここがポイント
・じゃんけんの結果は主に命中率に影響。負けたとしてもリカバリーは可能。
・ただし、じゃんけんに3回勝つとヒットチャンスが発生するので、じゃんけんに勝つことも大事!
・大会ごとに報酬がもらえる!
・負けても報酬がもらえるのでどんどん挑戦しよう!
“スカウト”でキャラクターを入手
“エンゲージバトル”で入手した報酬を使って新しいキャラクターを入手しましょう。入手したキャラクターはサポートメンバーとして、“トレーニングモード”で使用できます。
このとき、育成したキャラクターとサポートメンバーに使用したキャラクターは同じ名前でもまったく違うものなので注意が必要です。
キャラクターには星1~星5までのレアリティが存在し、レアリティが高いほどさまざまな効果やイベントを発生させられます。
新しいキャラクターを入手すればするほど、育成の幅が広がるので、積極的に新しいキャラクターを入手するようにしたほうがよいでしょう。
新しいキャラクターを入手したら、強化するのも忘れないようにしましょう。キャラクターの強化には、強化素材のバッジが必要となります。
キャラクターのレベルが高いほど、イベントの発生率や“トレーニングモード”の“練習する”に現れる確率などがあがるので、サポートメンバーに編成したいキャラクターのレベルをできるだけあげておくといいです。
また、すでに持っているキャラクターのレアリティより、レアリティが高い同じキャラクターを入手したときには、レアリティの高い方に今までの強化度合がすべて引き継がれるので、どんどん強化しても大丈夫です。
また、強化素材にするバッジのレアリティが星3以上だと一定確率で強化できるレベルの上限があがるので、レベル上限も意識するとよいでしょう。
キャラクター強化のここがポイント
・同じキャラクターでも、トレーニングするキャラクターとサポートメンバーに編成するキャラクターの2種類がある点に注意!
・レベルが高いほど“トレーニングモード”での育成が有利に。
・キャラクターの強化は無駄にならない!
・余ったバッジを使用してレベルの上限を上げよう!
ゲームサイクルを理解するのが強くなる近道
『エンゲージソウルズ』の基本的な流れはこのような感じになります。すべてをまんべんなく行うことでより強いキャラクターを育成できたり、対戦で勝ちやすくなったりするのではないでしょうか。
配信された際にはゲームサイクルも意識しながらプレイしていただけたらと思います。
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