【創の軌跡キャラ考察】漢(おとこ)ガルシア、その拳は誰がために。近藤社長コメント付き

ジュンキ
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 日本ファルコムが世に贈る人気ストーリーRPG『軌跡』シリーズ。その最新作であるPS4用ソフト『英雄伝説 創の軌跡』のキャラクター情報&考察を、日本ファルコム近藤社長のコメントとともにお届けします。

 猟兵団からマフィアへ――綺麗事では済まない世界を渡り歩いてきたガルシア・ロッシ。それでも揺らぐことのない確固たる生き様は、ときに誰かの力となる。


 ガルシアについて新たに公開されたこれらの写真を中心に、気になるところに迫っていきます!

ガルシア・ロッシ(声優:江川央生)

「ハンパな覚悟で戦場に出てきてんじゃねぇぞ──ロイド・バニングス!」

 《キリングベア》の異名で知られる剛腕で、純粋なパワーのぶつかり合いによる肉弾戦を好む大男。

 若い頃から裏社会の人間として猟兵団《西風の旅団》やマフィア《ルバーチェ商会》を渡り歩き、クロスベルではツァオ・リー率いる《黒月》と抗争を繰り広げていた。

 数々の罪を犯してきた人物ではあるが、仁義に厚くスジを通す性格で、その点だけは捜査官であるロイドからも信頼されている。

 七耀暦1204年に起こったクロスベル独立国事件では、国防軍によって収監されたロイドを叱咤激励し脱走に協力。

 その後は大人しく国防軍に捕まり、獄中で罪を償う道を選んだ。

  • ▲成長したロイドの姿に、彼の亡き兄ガイの面影を見る。

 どうやらガルシアも、クロスベルの“再独立調印式”に顔を出していた様子。その目的と、今の立場が気になるところ。そもそもいつシャバに出てきたのか。

 そして、彼の言うガイ・バニングスは、クロスベル警察の優秀な捜査官として、数々の陰謀に立ち向かっていたロイドの実兄。

 当然、《ルバーチェ商会》の幹部であったガルシアも彼とは面識があるわけで、その行動力には一目置いていたようです。

  • ▲ガイ・バニングス(※イラストは『碧の軌跡』のものです)
  • ▲同室に収監されていたロイドに、“諦めないこと”こそがガイの強さだと語り、迷いを振り切るきっかけを与えた。(※写真は『碧の軌跡:改』のものです)

 確かガルシアがロイドと最後に会ったのは、作中で語られている限りは『碧の軌跡』での脱獄時なはず。

 すっかりガタイもよくなって、後ろ髪も伸び気味なロイドを見たら、確かにガイと間違えても不思議はない(笑)。

 とはいえ、どちらかというと外見よりも、数々の困難を乗り越えて成長したロイドの“人間としての器の大きさ”みたいなものが、今やガイに匹敵しているということなんでしょうね。

 しかし、兄は兄で、マフィア相手にも平気で酒を勧めるようなトンデモ人間力だったみたいですが、弟も弟でどんな相手でも攻略してしまう天然人たらし……。

 バニングスの血、恐るべし。こうなると事故死してしまったという彼らの両親も一度見てみたかった!

  • ▲古巣が同じフィーとの遭遇に、彼は何を思うのか。

 彼の背後には、機甲兵と倒れた帝国兵の姿が。状況的には、クロスベルで起きたという衛士隊の暴走事件の最中にも見えますが、一時的にでもフィーたち遊撃士勢に力を貸してくれる可能性はありそう。

 そして、大陸有数の猟兵団《西風の旅団》の元部隊長だったというガルシアが、同じ《西風》に所属していたフィーと出会うとなれば、詳しい昔話にも期待したいところ。

 『閃の軌跡IV』でレオニダスが語っていた話からすると、団でもかなりの中心人物だったようですしね。

 その芯の通った性格は、いかにも団長であるルトガーが気に入りそうなタイプだし、2人の男臭いエピソードとか聞けたらいいなあ。

  • ▲ゼムリア大陸に名を轟かせる2つの猟兵団、《赤い星座》(左)と《西風の旅団》(右)。(※写真は『閃の軌跡I:改』のものです)
  • 《西風》メンバーのレオニダスは、団に入る前にガルシアに救われたことがあるという。(※写真は『閃の軌跡IV』のものです)
  • ▲宿敵《赤い星座》のランディの素性にも、早々に気づいていた。(※写真は『零の軌跡:改』のものです)

 そして、そのとんでもない肩幅のガタイと、ものすごいケツアゴを見てもわかるように、ガルシアは戦闘力もピカイチ。

 彼の必殺技“キリングドライバー”に、一撃で屠られたプレイヤーも多いことでしょう。

 猛然とタックルを仕掛けて相手を上空に投げ飛ばし、自慢のマッスルで空中でキャッチして頭から落とす圧巻の攻撃は、まさに殺人技。

 ……能力低下に無抵抗なのは、きっと彼なりの優しさ。

  • ▲単体への脅威度でいうならトップクラスの大技、必殺キリングドライバー!(※写真は『零の軌跡:改』のものです)
  • ▲人を《魔人化》させる薬物グノーシスの支配を、自力ではねのけるほどの胆力も見せつけていた。(※写真は『零の軌跡:改』のものです)

 先日公開された見どころ満載のデモムービーでも、最新版の“キリングドライバー”らしき技が映ってましたね(1:47~くらい)! かなりの迫力なので必見です。

 本作の衣装はプロテクターが付いていたりと、過去作以上にやる気満々感がパナイので、さらなるガルシアの実力を見ることができるかも!?

ガルシア OnePoint PlayBack

 共和国のシンジケート《黒月》と対立し、クロスベルの裏社会を二分していたマフィア組織《ルバーチェ商会》。

 しかし、組織が主催する《黒の競売会》への《特務支援課》の介入がきっかけとなり、盤石であったはずの彼らの地盤は瓦解。

 そこにつけ込んだ《D∴G教団》に利用されてしまい、ガルシアらルバーチェの面々は、クロスベル警察の拘置所に収監されることとなりました。

 その後ガルシアは、クロスベル独立国事件の最中、国防軍と反目し収監されてきたロイドと再会。

 そこでガイ・バニングスという男について語った彼の言葉が、ロイドの背中を押すこととなり、かつての敵同士であった2人は協力して脱獄を図ることに。

 ガルシアの戦闘力もあって、拘置所からの脱出には見事成功。しかし、まだ収監されている組織の仲間たちを見捨てるつもりはない彼は、追いすがる国防軍を相手取りその場にとどまることを選択します。

 1人で逃げることをためらうロイドに対し、彼が今、本当にすべきことは何なのかを説くガルシア。その言葉を受けて、大切な絆を取り戻すべく走り去るロイド。

 背中合わせに別の道を行く2人の姿には、たんなる善悪・敵味方を越えた、男同士の生き様が映し出されていました。

  • ▲若頭としてマフィアを率いるガルシアは、当初の《特務支援課》を取るに足らない存在としてあざ笑っていた。(※写真は『零の軌跡:改』のものです)
  • ▲ロイドの脱獄に手を貸すも、元より恩人や部下を見捨てるつもりはなく、1人で国防軍の足止めに残ることに。(※写真は『碧の軌跡:改』のものです)

 はてさて、ロイドの拘置所脱獄劇以来の、まさかの呉越同舟シチュエーションは実現するのか? 本作におけるガルシアの動きには要注目です。

 やっぱり“キリングドライバー”は喰らうよりも、自分で使いたいですしね!

日本ファルコム近藤社長コメント

 ガルシアはかつて、マフィア《ルバーチェ》商会の若頭として裏社会で活躍していた人物ですが、『碧の軌跡』以降も、商会が関わっていた教団事件の罪を償うために自らの意志で収監されていました。

 本来ならば、このタイミングで出所していることはあり得ないのですが、何故このような事態になっているのか?が本作のロイドルートを中心とした物語で明かされていくことになります。

 発売前の時点ではあまり多くを語ることはできないのですが、本作で彼が身に付けているプロテクターや立派なスーツ、仕事用に携帯していると思われるサングラスなど、外見の要素から彼と関わりのある組織・勢力といったものが見えてくるかもしれません。

 本編では特務支援課のロイドのほか、猟兵としての彼を知っている人物たちとのやりとりも散りばめているので、ガルシアがどこで、誰と、どのような言葉を交わすのかといった点にも注目してみてください。


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英雄伝説 創の軌跡

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年8月27日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

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