剣に関しては、嘘は言えん性分だ(オルベリク)【オクトパストラベラー名言集】
- 文
- 長雨
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7月13日に2周年を迎えたスクウェア・エニックスのNintendo Switch/PC(Steam)向けRPG『オクトパストラベラー』。
本作に登場するキャラクターたちの魅力を名言と共に紹介する連載企画第2回目は、かつて“剛剣の騎士”として名をはせたオルベリク・アイゼンバーグ(声優:小西克幸)のストイックな剣士の生きざまに迫っていきます。
剣に関しては、嘘は言えん性分だ
オルベリクはホルンブルグ王国に仕え、“剛剣の騎士”と称えられるほどの人物でした。しかし戦乱によって愛する国と主を失い、現在は素性を隠して小さな村コブルストンで暮らしています。
彼固有のフィールドコマンドは町の人たちと1対1で戦う“試合”で、勝利すると経験値やアイテムが入手できます。
話しかけられる相手なら老若男女問わず、ほとんどの住人たちと戦うことが可能! 申し込まれて戸惑う人もいれば、ノリノリで受けてくれる猛者もいて、戦いを通して住人たちの意外な一面を見ることができますよ。
オルベリクの初期ジョブは“剣士”で、物理攻撃力&防御に優れたアタッカータイプです。
彼が持つ“防御”コマンドのブースト効果が得られる固有アクション“防御ブースト”は、“剣士”のアビリティと相性がよく、強力な盾として仲間たちを守ってくれるはず!
8年前に起きた戦乱で大切な国、仕える王、そして信じていた仲間を失ったオルベリク。
戦場を離れて村で暮らすようになった今も、その時の光景を夢で見ているよう。忘れられる記憶ではないとはいえ、鮮明な夢として何度も同じ苦しみを味わうなんて地獄そのものです。
そんな辛い過去があったら剣を捨ててもおかしくありませんが、彼は“無骨な俺に残ったのは剣だけ”と、恩義のある村のために剣を振るう道を選びます。
しかし大切なものを守れなかったという自責の念が彼の心を曇らせ、“剣を握る意味”を見失わせていました。
自警団に剣を教え、自らも傭兵として働き、オルベリクは村の人々から慕われて充実した生活を送っているように見えます。
戦争で父を失った子ども・フィリップにも慕われており、彼の母からも父親のように懐かれていると思われるほど。
聞き方によっては“子どもの父になってほしい”というニュアンスに取られてもおかしくない発言をしてしまって慌てるフィリップの母に、オルベリクは“鍛えるのが仕事”と清々しいほど見当違いの返事をします。どうやら剣以外のことは、鈍いようです。
自警団の稽古のあとに、フィリップに剣を教えていたオルベリクは彼の筋のよさを褒めます。
嬉しさを隠しきれない様子で本心か聞くフィリップに、オルベリクは「剣に関しては、嘘は言えん性分だ」と伝えるのでした。
彼がどこまでも剣の道に真っ直ぐに生きてきたことがわかる言葉で、重みと説得力が違います。
個人的にはオルベリクの実直そうな性格を思うと、剣以外のことでも嘘をつけそうには見えないのですが……本人の自己申告を信じましょう(笑)。
彼らの村の周囲に山賊が出没するという噂が流れており、ずっと警戒を続けていましたが、襲撃を防ぐことは出来ませんでした。
山賊の数も多くオルベリク&自警団によって退けたと思いきや、別部隊によってフィリップがさらわれてしまうのでした。
フィリップを助けるために山賊のアジトに向かったオルベリクは、山賊の親分からある人物の情報を得ることに……。
有力な情報を手にしたことで旅立つ決意をしたオルベリクは、再び騎士時代の服に袖を通します。彼はどのように過去に決着をつけ、失くした“剣の握る意味”を取り戻すのでしょうか?
また、彼の因縁の相手にも何か事情がありそうなのも気になるところ。なぜ国や王は滅ぼされたのか、人々の思惑が複雑に絡み合った物語もぜひお楽しみに!
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オクトパストラベラー
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応機種: Switch
- ジャンル: RPG
- 発売日: 2018年7月13日
- 希望小売価格: 6,800円+税
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- メーカー:スクウェア・エニックス
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- ジャンル:RPG
- 発売日:2019年6月8日
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