『魂斗羅』らしさを大切にした『CONTRA ROGUE CORPS』のプレイレポート【E3 2019】
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米国・ロサンゼルスで開催された“Electronic Entertainment Expo 2019(E3 2019)”で、9月26日に発売予定のPS4/Nintendo Switch/Xbox One/PC(Steam)用ソフト『CONTRA ROGUE CORPS(魂斗羅 ローグ コープス)』の開発者インタビュー、メディア向けの試遊体験会が行われました。
本作は、1987年に第1作目がアーケードゲームとして登場して以来、長年にわたり世界中で楽しまれている『魂斗羅』シリーズの完全新作。『魂斗羅』ならではの魅力を残しつつ、協力プレイや対戦プレイ、育成・収集・強化などのやりこみ要素を楽しめます。
爽快感あふれる戦闘体験。プレイレポをお届け
試遊は、カイザーを使ってチュートリアルをプレイできました。チュートリアルは指定されたルートへ進んでいくという単純明快なもの。ただ、道中ではレーザーを放つ敵を避けつつ、その敵を倒したり、障害物を破壊したりといったギミックが用意されていました。
その他、大量の敵を銃で、爆発で、シネマティックに演出されるアクションで敵を倒すといった爽快感あふれる戦闘を楽しめました。
また、『魂斗羅』シリーズではおなじみのジャンプする際にくるくると回転するアクションも健在! このジャンプを見たいがために、とくに理由なくジャンプを多用してしまいました。
戦闘におけるアクションとして“ダッジ”が登場。“ダッジ”は瞬間的にタックルするような移動アクションとなっており、特定の敵に“ダッジ”で攻撃すると気絶状態にさせられ、その敵を持ち上げて投げたり、必殺技のようなアクションを行えたりできました。
初めてのプレイでも直観的に楽しめ、なおかつ敵を倒していく爽快な気分を味わうことができました。今回は、1人プレイでしたが協力プレイではさらに盛り上がることができそうです。
タイトルに込められた想いとは?
試遊体験会の後には、本作のプロデューサー・中里伸也さんがインタビューに応じてくださいました。
――完全新作ということで、開発経緯を教えてください。
私は、『魂斗羅スピリッツ』が初めて手掛けた『魂斗羅』で、その後『魂斗羅 ザ・ハードコア』、『真魂斗羅』など、ずっとシリーズにかかわっていまして、特別な思い入れがあるタイトルになっています。
しばらく、新作を出せてなく、絶対にいつか新しいものを作りたいと思っていました。しかし、なかなかタイミングやきっかけがつかめず、今年が『魂斗羅』誕生32周年ということで、30周年と切りのいい数字の時に発表できればよかったのですが……若干オーバーしてしまいました(笑)。
オンラインマルチプレイが当たり前になってきている時代で、みんなでわいわい遊べるというのは、わりと『魂斗羅』とマッチする部分もあるのかなというところで、新作を作れる運びになりました。
――新作が発表されてからの反響はいかがですか?
まだ発表されてから間もなく、ネットとかでしか反応を見られていないのですが、盛り上がっていただけているようでうれしいです。本作はとくにアメリカで支持いただいているタイトルなので、そのような反応をいただけてありがたいです。
――本作を作るうえで何か意識されたことはありますか?
新作なので、進化させなければいけないところは進化させているのですが、ジャンプも含めて『魂斗羅』らしいあまり難しいことを考えなくてもすぐに遊べるような部分はすごく大事にしなければいけないなと思っています。
今風にする中で、どうしてもゲームも進化しているので複雑になりがちなんですけど、そのあたりは気を付けて、わかりやすいようにしています。説明しなくても直観的にすぐに友だちと遊べるような“『魂斗羅』らしさ”を大切に作っています。
――武器とキャラクターをカスタマイズできるとのことですが、バリエーションはどのくらい用意されているのでしょうか?
銃を撃つゲームなので、カッコイイものからネタ要素のある武器まで、いろいろな武器を作れた方がいいかなと思って種類は豊富にしています。
1人でも楽しいんですけど、マルチプレイでみんなで遊んでほしいという気持ちもありますので、単に強いだけではなく個性的な武器を作って友だちと見せあうようなコミュニケーションをとっていただけたらうれしいです。
キャラクターについては、スキルやパラメーターの強化を行えます。今は詳しくはお話しできないのですが、そのあたりも一工夫している部分はあります。キャラクターは見た目を推しているところがありまして、マッチョに加えてぶっ飛んだようなイメージを意識しました。
――キャラクターにパンダが登場していて驚きました。
本作は、昔らしい部分とびっくりしてもらうために変えてみた部分をミックスさせているので、皆さんの反応が楽しみなところではあります。意表を突くような驚きを見られたらうれしいです。
――タイトルにはどのような想いが込められているのでしょうか?
『魂斗羅 ザ・ハードコア(英名:Contra Hard Corps)』と同じ“Corps”が使われているのですが、当時はコアなゲーマーに遊んでもらいたいという想いがあって、“兵団”という意味の“Corps”と“Core”をかけていたんです。
今回は協力プレイを推したいということもあり、本当は“p”は発音しないんですけど、あえてコープスと読み、協力プレイを意味する“コープ(Co-op)”にかけるような、ダジャレ的な意味合いにしてみました(笑)。
――一番注目してほしいところはどこでしょうか?
普通のシューティングではないような、アクションやボムの表現など、ぶっ飛んだものとなっているのでそのあたりの演出に注目してもらいたいです。
あと、高尚な感じのゲームももちろん大好きなんですけど、いい意味でのB級感といいますか、胡散臭いパワーといいますか、なんと言うんでしょうかね(笑)……そういう部分を今の市場にも復活させていきたいなと思っており、そういったテイストを楽しんでもらいたいと思っています。
――最後に発売を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします。
今風ですけど昔ながらの弾幕避けとか、狙って撃ってといった日本的なシューティングと洋風的なイメージを混ぜ合わせた作品になっていますので、その点を楽しんでほしいです。
本作は9月26日に発売されますが、旧作を遊べる『魂斗羅 アニバーサリーコレクション』が発売されていますので、ぜひ予習などもしていただけたら大変うれしいです。ぜひよろしくお願いいたします!
(C)Konami Digital Entertainment
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CONTRA ROGUE CORPS (魂斗羅 ローグ コープス)
- メーカー: KONAMI
- 対応機種: PS4
- ジャンル: アクション
- 発売日: 2019年9月26日
- 希望小売価格: 5,000円+税
CONTRA ROGUE CORPS (魂斗羅 ローグ コープス)
- メーカー: KONAMI
- 対応機種: Switch
- ジャンル: アクション
- 発売日: 2019年9月26日
- 希望小売価格: 5,000円+税
CONTRA ROGUE CORPS (魂斗羅 ローグ コープス)(ダウンロード版)
- メーカー: KONAMI
- 対応機種: PS4
- ジャンル: アクション
- 配信日: 2019年9月26日
- 価格: 5,000円+税
CONTRA ROGUE CORPS (魂斗羅 ローグ コープス)(ダウンロード版)
- メーカー: KONAMI
- 対応機種: Switch
- ジャンル: アクション
- 配信日: 2019年9月26日
- 価格: 5,000円+税
CONTRA ROGUE CORPS (魂斗羅 ローグ コープス)(ダウンロード版)
- メーカー: KONAMI
- 対応機種: Xbox One
- ジャンル: アクション
- 配信日: 2019年9月26日
- 価格: 5,000円+税
CONTRA ROGUE CORPS (魂斗羅 ローグ コープス)(ダウンロード版)
- メーカー:KONAMI
- 対応機種:PC
- ジャンル:アクション
- 発売日:2019年9月26日
- 価格:5,000円+税