『デッドバイデイライト』でゲームのすごさを実感。思い出の体験やオススメのパークも【綾那のゲームに夢中】

綾那
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 さまざまなゲームを遊び、愛するゲーマー女優である綾那さんのゲームコラム“綾那のゲームに夢中”の連載第35回をお届けします。

 皆さんゲームしてますか?

 このコラムを書いている時、PS5のお披露目があってテンションが上がっています。ゲームは28タイトルが出ましたねー! 記事が出るころには「いつの話や!」ってなりそうですが、今の私にはとてもホットな話題なのです。

 ホットと言えば、最近は芸能人の方々のゲーム実況が盛んだと思いませんか? その中でも特に人気だなと思ったのは『Dead by Daylight(デッドバイデイライト、以下DbD)』。

 狩野英孝さんがこのゲームをやった時に出た「勝手に斧振らないで!」という迷言に、腹を抱えて笑ったものです。

 芸能人の方々と『DbD』有名実況者の方々が一緒に放送をやっているのを見ると、「ゲームってすごいな」としみじみ思います。

 私は『DbD』については、PC版とPS4版をチョコチョコやっています。今回はそんな『DbD』のことを書いていこうと思います!

生存者(サバイバー)4人と殺人鬼(キラー)のバトル!

 最初に『DbD』について軽く説明すると、最近はやりの非対称対戦アクションゲームです。私的に『DbD』は非対称対戦アクションゲームの火付け役だと思っております。

 ルール自体はいたってシンプル。

 生存者(サバイバー)4人と殺人鬼(キラー)という5人でプレイが行われ、サバイバーは発電機を5台直して脱出ゲートに電源を流して、脱出を目指します。対するキラーは逃げようとするサバイバーを殺して、脱出を防ぐことになります。要するに“命をかけた鬼ごっこ”ですね。

 プレイを始めた当初は、肉フックに吊られる時にあげるサバイバーの叫び声からして、怖かったものです。

 表現が結構グロいですからね。サバイバーを殺害できる能力“メメント・モリ”で殺された時とか「ギャー!!」ってなりますし。

 プレイの幅が広いタイトルで、キラーに見つからないように隠密を徹底するもよし、キラーの注意を自分に引き付けてチェイスするもよし。発電機5台分のチェイスなんてしようもんなら、一躍ヒーローです!

 ……まぁその場合、キラーのヘイトもガッツリ上がっていると思うので、何が何でも殺しにくると思いますが(苦笑)。それもまたドラマです。

 「こいつだけは逃がさへんからな!」とロングチェイスしたサバイバーをキラーが超至近距離でキャンプ(吊った生存者の前から動かないこと)していたのを見た時は、ゾッとしましたね。

 そんな状況でも、仲間を決して見放さずに助けにいき、皆で何とか救出してゲートまで走って4人で脱出とかすると、アドレナリン大放出です。

 なかなかそんな綺麗な試合にはなりませんが、だからこそすごいムーブが決まった時にはそっとビデオクリップに録画しちゃいますね(笑)。

 他にアドレナリンが出るのは、“脱出ゲート”とは異なる“ハッチ逃げ”が決まった瞬間。これが本当に気持ちいい!!

 私の中で忘れられないハッチ逃げは、2人がキラーに吊るされて、発電機は固まってしまい、最後の1個をなかなか付けることができない絶体絶命の時に、箱の中から引き当てた鍵を使って見知らぬプレイヤーと一緒に逃げることができた試合ですね。

 必死にハッチを探し回って見つけて、“こっちに来い”のエモートを使って野良サバイバーと意思疎通できたあの瞬間……。

 こういうことがあるから『DbD』はやめられないと思いました。

 他には、仲間のボロータイム(パーク“与えられた猶予”の通称)で脱出できた時のことも忘れらません。ボロータイムは“与えられた猶予”というパークで、キラーの心音内で救助すると、救助した味方は15秒の間だと一度だけ攻撃を食らっても耐えられる効果のことです。

 脱出ゲートが開いた状態でキラーがキャンプしてきていたため、「この鉄壁の守りじゃ、脱出は不可能だな……」と思っていたのですが、最後まで諦めずに仲間を信じて藻掻いていたら、奇跡が起きましたね。

 もう後がない仲間の代わりに自分の肉体で壁を作り、逃げるチャンスを作る“肉壁”というやり方も本作には存在します。ただ、この肉壁の判断は結構シビアなんですよね。集団で肉壁を行い、時間を稼ぎ、仲間を吊らせないようにする必要があるので。

 サバイバーはキラーに対して他には、板をぶつける、ライトを当てて目くらましをする、爆竹を投げる、ロッカーの扉をぶつけるなどができます。

 もはやどちらが鬼なのか分からない……。

 サバイバーはキラーに殴られても文句は言えないような、鬼畜でもあるのです(笑)。

キラーで好きなのはプレイグ

 私はサバ専(サバイバー専門)気味なのでキラーのことを深く語ることはできないのですが、デボアホープ(パーク“呪術・貪られる希望”の通称)のトークン(スコアのようなもの)が5になった時には、夜神月みたいな笑みがこぼれてしまいますね。

 トークン3になり、サバイバーを一撃で仕留めることができるようになると、サバイバーが一斉に慌ただしくデボアのトーテムを探しだすのもいい!

 「今さら慌てても遅いぞ、馬鹿め!」と恐怖するサバイバーをメメントして倒す。

 どんなに煽られても、この一瞬があるから殺していける……そんな気分です。

 でもハゲドワは許さない!

 私はキラーの中だとプレイグが好きなんですよね。サバイバーにゲロを吐きかけて疫病を感染させながらチェイスしていくことになる、このキャラ。

 絵面が汚い(笑)。

 感染したサバイバーもゲロを吐き散らかしながら必死に逃げる。

 絵面がとても汚い(笑)。

 でもプレイグの固有パークである“堕落の介入”(儀式開始時に、一番離れた位置にある発電機3つがブロックされる)は発電機を固めやすいのでオススメです。ただし、固められるとは言ってない!

 コンテンツはオリジナルのものだけでなく、ホラー映画やドラマ、ゲームとのコラボが多数存在します。

 『悪魔のいけにえ』からレザーフェイス(カニバル)、『ハロウィン』からマイケル・マイヤーズ、『エルム街の悪夢』からフレディ・クルーガー、『SAW』からピッグ、『スクリーム』からゴーストフェイス、『ストレンジャー・シングス』からデモゴルゴン、そして『サイレントヒル』からエクセキューショナーなど、ホラータイトルファンには、たまらないラインナップですよね!

 キラー実装とともに、その映画やドラマに関連したサバイバーが一緒に実装されることもあるので、まるでその作品のワンシーンを体験している気分になります。

 作品に合わせてマップが追加されるので、さらに雰囲気が出るんですよ。

 そういう所も『DbD』の魅力の1つではないでしょうか。

個人的なオススメのパークとは?

 オンライン運営タイトルは、アップデートが行われるごとにゲーム環境が変わっていくもの。

 どのタイトルにも当てはまるように、『DbD』でも数々のアプデが行われてきました。アプデでパーク(4つまで付けられるスキルみたいなもの)の効果が変わったり、板や窓枠の調整が行われたり……特質そのものがガラっと変わったキラーもいました。

 一番変わったのはフレディですかね。一気に強キラーになったのにはビックリしました。

 そんなこともあり、「このパークは強い!」というものは一概には存在せず、どちらかというと「今は〇〇が強い環境」といった言葉を使うことが多い気がします。

 せっかくなので、私的に初心者にオススメしたいパークを書いていきたいと思います。あくまで、私個人の意見なので悪しからず。

●全力疾走
●セルフケア
●絆
●都会の逃走術
●血族
●凍りつく背筋

 簡単にどんなパークか説明していくと、“全力疾走”は走り出しがメッチャ速く走れるので逃げやすいです。通称スプバ。

 “セルフケア”は医療キットなしで自力回復でき、“絆”は近くにいる仲間が見えます。“都会の逃走術”はしゃがみ状態での移動が速くなります。

 “血族”は自分が吊られた時に、全サバイバーの位置とキラーが近くにいた場合はキラーが見えるので助けてもらいやすいです。

 “凍りつく背筋”はキラーが近くに存在して、なおかつこちらを見てるとパークが光るので、逃げる準備をしやすいパークとなっています。

 私がPC版で『DbD』を始めたころは、「まずは“セルフケア”を取るのがいい」と言われていたのですが、今の環境だと“セルフケア”より医療キットを持つか、“絆”で仲間を頼って、回復をしてもらうためにそっと身を屈めた方がいいと思うので、私は“全力疾走”教徒です。

 “セルフケア”を持っているクローデッド・モレルというキャラは、サバイバーの中で隠密にもっとも優れているので、最初はクロちゃんがいいかもしれないですね。

 次にスプバ持ちのメグちゃん(メグ・トーマス)あたりを育てると、キラーがいざ近寄ってきても何とかなる率が上がります。

 ただ、キャラクターの数だけパークが存在するので、いろいろと試して最終的に自分のお気に入りや組み合わせを見つけていくことになるんですがね!

 Steamから始まった本作。PC版、PS4版、Xbox ONE版、Switch版があります。また、アプリ版『Dead by Daylight Mobile』も海外だと配信されていて、日本国内も近々配信されるという噂です。

 いろいろなハードで楽しめるので、ぜひこの世界に入ってきてください。もし野良でご一緒する機会がありましたら、その時はよろしくお願いします。

 私事になってしまうのですが、私のゲームチャンネル・“モナリtheチャンネル”でも『DbD』の動画を上げたりしています。

 魅せプレイなどは一切なく、上に書いたような出来事があった時などに上げていくスタイルなので参考などにはなりませんが、少しでも興味持たれた方がいらっしゃいましたら、見に来ていただけたらうれしいです。

 さぁ、今日も頑張って宝箱あさりに行くぞ~!

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『Dead by Daylight』

  • メーカー: Behaviour Interactive Inc.
  • 対応端末: PC(Steam)
  • ジャンル: アクション
  • 配信日: 2016年6月14日
  • 価格: 1,980円(税込)

Dead by Daylight 公式日本版

  • メーカー: 3goo
  • 対応機種: Switch
  • ジャンル: アクション
  • 発売日: 2019年9月26日
  • 希望小売価格: 4,600円+税

Dead by Daylight -山岡一族の物語り-公式日本版

  • メーカー: 3goo
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: アクション
  • 発売日: 2020年2月13日
  • 希望小売価格: 4,600円+税

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