『スパロボDDコラム』フリーダムガンダム登場! 時空を越えた物語はターニングポイントを迎える!!【#20】

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 ついに第20回を迎えた『スパロボDD』コラム!! みなさま、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます! これからもご愛顧のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます!!

 さてさて『スパロボDD』では、6月19日に第1章Part7が開放。キラ・ヤマトが駆る『ガンダム』史上でも屈指の人気を誇るフリーダムガンダムが待望の参戦を果たしました!

 まずは、フリーダムガンダムのユニット&SSR必殺技パーツ“バラエーナプラズマ収束ビーム砲”の性能から見ていきましょう。

舞い降りる剣・フリーダムガンダム! 新規追加された4種のSSR必殺技パーツを紹介!!

フリーダムガンダム&SSR バラエーナプラズマ収束ビーム砲


【ユニットデータ】フリーダムガンダム

【ユニットパーツデータ】バラエーナプラズマ収束ビーム砲



フリーダムガンダム&SSR バラエーナプラズマ収束ビーム砲の評価(S)

 フリーダムは射程3の実弾通常攻撃を持つ攻撃&命中タイプで登場。SSRのバラエーナプラズマ収束ビーム砲は攻撃&命中タイプの射程+1が付いており、射程4からの通常攻撃が可能になる。他にも、攻撃力12%増加、気力140以上で命中率・回避率12%と与ダメージ14.5%増加効果がついているため、気力140以上になったときの攻撃面は優秀といえる。

 しかし、フリーダムは気力を上げづらく“気力140以上”の条件を満たしにくいのが悩みの種。同時に登場したSSR支援専用パーツ“平和の歌”がタイプ一致かつ“激励(2回)”を持っているので、できる限りこちらとセットで運用していきたい。

 攻撃面は優れているものの、防御面と回避面はほとんど期待ができず、射程4の実弾ブレイク要員のライバルには、ブレイクゲージ量増加を持つスコープドッグや“脱力”持ちのガーンズバック(クルツ機)が立ちふさがる。活躍の場は、現状ではやや少ないかもしれない。

 現時点では若干物足りない性能のようですが、機体改造をエールストライクガンダムと共有しているため、これまでキラを主力に据えてきたプレイヤーなら、即戦力となり得るのではないでしょうか。

 参戦と同時にガシャに追加されたSSR必殺技専用パーツ“バラエーナプラズマ収束ビーム砲”。こちらは、フリーダムガンダムの翼(ウィングバインダー)2枚に挟まれるように格納されている、同機の最大火力を誇る武装で、フリーダムガンダム最強の必殺技“ハイマットフルバースト”の一斉射撃にも用いられています。

 原作『機動戦士ガンダムSEED』でのバラエーナは必殺の一撃というより、もっぱらけん制用の武器として用いられており、『スパロボDD』の戦闘デモでも再現されている、宙返りから上下逆さまになっての射撃が印象的でした。フォビドゥンガンダムの“ゲシュマイディッヒ・パンツァー”によって無効化されてしまうこともありましたが……。

 この宙返り射撃は、続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でも多用されていることから、キラお気に入りのムーブなのかなと。メタなことを言ってしまうとバンク(流用)カットなのですが、フリーダムガンダムと言えばこれ! 的な定番ポーズのひとつになっています。

 8月に発売されるハイエンドトイ“METAL BUILD フリーダムガンダム CONCEPT2”の宣材写真にも、宙返りポーズが含まれているくらい。実は筆者、“METAL ROBOT魂 ガンダムバルバトスルプスレクス”に引き続き、こちらでも予約難民化しておりまして。ぐぬぬ……!!

 続いては、6月15日にスタートしたイベント“エキセントリック・タクティクス”の開催と同時に追加されたSSR必殺技専用パーツをご紹介! KG-6 スレイプニール用の“トラップ・アタック”、コン・バトラーV用の“ツインランサー”、グラフディン(リナリア)用の“イーディフューザー”の3種となります。

SSR トラップ・アタック

【ユニットパーツデータ】トラップ・アタック



トラップ・アタックの評価(SS)

 メインはバランスタイプの攻撃力・照準値9%増加とそこまで強力ではないが、ウリは命中時のデバフ。攻撃力・防御力・照準値・運動性を15%減少する(2アクションの間)。さらに、この必殺技の使用後には“覚醒”がかかり、再行動が可能になるのも特徴の1つで、必殺技の2連打も可能となり、その生かし方はプレイヤー次第だ。

 ただしスレイプニールの通常攻撃の射程は2で、必殺技も最大で射程3止まり。敵の反撃に対してはぜい弱なので、サブ装備でバランスタイプの射程が+1される“超高速ミサイル”や、各種精神コマンドでフォローしていこう。

 KG-6 スレイプニール用の“トラップ・アタック”は、75mmマシンガンでの射撃の後、敵機を腕部のワイヤーアンカーで引っ張り、クレーンで吊り下げられたコンテナをぶち当てるという荒業。

 本来は必殺技ではなく、原作『アルドノア・ゼロ』のEP04“追撃の騎士 ‐Point of No Return‐”で伊奈帆がアルギュレ戦で使った戦術の再現です。イベント名“エキセントリック・タクティクス”も、この戦術に由来しているのではないでしょうか。

 『スパロボDD』では、どこで使っても場所がコンテナでいっぱいの港になるという、ちょっとおもしろい必殺技。ワイヤーアンカーで強引に位置取りをしていますが、原作では伊奈帆自らがアルギュレに肉薄し注意をそらすことで、韻子が操縦する港湾施設のクレーンの軌道上におびき寄せていました。

 ちなみに、トドメの射撃の後に爆発を背にたたずむスレイプニールの姿は、原作キービジュアルのオマージュと思われます。

SSR ツインランサー

【ユニットパーツデータ】ツインランサー



ツインランサーの評価(S)

 メインは攻撃&防御タイプの移動力+1、防御力9.5%増加、戦闘回数に応じて攻撃力4.6%増加(最大23%)。攻撃力と防御力が5%増加する超電磁スピン、攻撃力が10%増加するワンダーレストと比較すると、その性能差は歴然。

 超電磁スピンと威力やアクションは同等ながら、命中と射程が強化されている点も地味ながらプラスポイント。固有スキルの“闘争心(豹馬)”Lv2で防御力が3%増加することもあり、攻撃&防御タイプとして大幅なパワーアップを果たしたといえる。

 お次は、コン・バトラーV用の“ツインランサー”。原作『超電磁ロボ コン・バトラーV』の第28話“やった! ニューV作戦”で、どれい獣に代わって新たに現れたマグマ獣の脅威に対抗すべく、技師長の堀部源造らの命をかけた改造作業により“Vレーザー”とともに追加された新武装です。

 『スパロボDD』のように1本ずつ逆手で持ったり、2本を連結させて斬りつけたりするほか、原作では剣のように順手で振るったり、はたまた投げつけたり。とにかく使い勝手がいい武器だったようで、初登場以降はなんと最終回までの全話で欠かさず使用されています。

 第36話では“ランサー乱れ菊”“ランサー逆袈裟斬り”なる技も飛び出しました。一方、使用頻度が高い武器だけあって、敵に通用せずに折れたり砕けたりすることも多かったのですが……。

 なお『スパロボDD』では、同じく対マグマ銃用に開発されたバトルチェンソー、カッターキックとの連携攻撃になっています。この2つは第29話“ああ! 堂々の珍勇士”で初使用。

 特にバトルチェンソーは使用頻度がかなり高く、背中のキャタピラが変形することから、背後に組み付いたマグマ獣から逃れるために、射出せず背中に装着したまま使われたこともありました。

SSR イーディフューザー

【ユニットパーツデータ】イーディフューザー



イーディフューザーの評価(S)

 メインはバランスタイプの運動性18%増加、イーディフューザーの必殺技威力16%増加、自分のアクション時のみ回避率が40%増加、イーディフューザー命中時に敵ユニットの気力30減少。ユンナのサマーソルト・ティアーの回避版といった性能で、命中が高く、アクションと回数に優れている点も同じ。

 回避率の増加が自分のアクション時のみなので、ユンナほど壁役としては期待できないが、リナリア自身が“脱力”を持っているため、ボス戦での気力下げ係としてはこちらの方が高性能。また、サブ効果もやはり優秀で運動性7%増加、バランスタイプは運動性がさらに3.5%増加。こちらでの運用も視野に入る。

 最後は、グラフディン(リナリア)用の“イーディフューザー”。筆者待望の、リナリア機初のSSR必殺技パーツです!

 MARTの面々が乗るグラフディン各機は、それぞれの能力に合わせたカスタム機。リナリア機は、頭部センサーが強化されているほか、背面にエネルギー弾を発射する“イーヴァースター”を装備しており、“イーディフューザー”は、ラピアス・ライフルによるけん制射撃の後、“イーヴァースター”による拡散エネルギー弾でとどめを刺すという連携攻撃となっています。

 待望のSSR必殺技パーツの登場により、リナリア機にもさらなる活躍の場ができそうです。個人的には、リナリアのカットインがもうちょっと下からのアングルだったなら……! もっとばいんばいんしてくださっても一向に構わないんですよ!!

 ちなみに筆者は“イーディフューザー”目当てで、ステップアップガシャをSTEP5まで1周した結果、お目当ては手に入らず“ツインランサー”が2つ排出されました……。うちのコンVはもともと一軍候補で、作品自体も大好きだからありがたいんですけどね。メインアビリティの移動力アップのおかげで戦域への到達が早くなり、めちゃくちゃ使いやすくなりました……。

真の敵の名が明らかに!? 物語のターニングポイントとなる第1章Part7の展開をチラ見せ!!


 ここからは、フリーダムガンダムが参戦する第1章Part7の展開をチラ見せ! 新キャラ“ハーザ”も登場し、多くの謎の一端が明かされる、物語のターニングポイントとなる必見のシナリオです!!

  • ▲ディドら一行は、ミスリル西太平洋戦隊と連携。テッサから、オーブに停泊するアークエンジェルの護衛を依頼される。
  • ▲戦火によって父親を失ったフレイは、いらだちをあらわにしてキラに辛く当たる。
  • ▲戦いのなかで戦友・ニコルを失うアスラン。そしてキラもまた……。
  • ▲ゲッター炉心の暴走により、ゲートを開いた早乙女博士。爆発の中に消えた彼の真の目的とは?
  • ▲ゲートを抜けた先で待っていた、謎の声の主・ハーザ。彼女の口から、真の敵の名が告げられる。
  • ▲想いだけでも、力だけでも……。ラクスの言葉を胸に、キラは新たな剣・フリーダムガンダムとともに混迷の戦場に舞い降りる。

火星カタフラクト・アルギュレを倒せ!! イベント“エキセントリック・タクティクス”ラストスパート!!

 今回最後のトピックは、ラストスパートに突入したイベント“・エキセントリックタクティクス”。ブラドが乗る、ビームサーベルでの近接戦闘に特化した火星カタフラクト・アルギュレがボスとして立ちはだかります!

 ボスのアルギュレは、戦闘回数や気力上昇に応じて攻撃力が増加する難敵。スーパーロボットでも大ダメージ必至の攻撃を、いかにしてさばききるかがカギとなります。

 残り日数は わずかですが、攻略wikiの情報などを参考に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。毎回のことですが、初心者の方も初級を周回するだけでも、SSR確定ガシャチケットなど豪華な報酬がもらえますよ!

 なお、BGMは『アルドノア・ゼロ』のオープニングテーマ『heavenly blue』。梶浦由記さんの曲って、イントロやサビの盛り上がり方など、一発でそれとわかる“梶浦節”がありますよね。オープニングテーマを聞きながら、SSR必殺技“トラップ・アタック”をアルギュレにぶちかまして原作再現をしてみるのもオツなんじゃないでしょうか。

 というわけで、第20回『スパロボDD』コラムはここまで! そうそう、6月29日のアップデートでは、かねて要望の声が大きかったパイロット養成の一括開放機能が追加されるとのこと。

 筆者は育成本IIIやブックコードが圧倒的に足りずパイロット養成が滞っているのですが、I~IIの育成本は余っているので、これを機に育てていないパイロットにも手を出してみましょうかね。それでは、第21回でまたお会いしましょう!!

(C)Olympus Knights / Aniplex, Project AZ
(C)賀東招二・四季童子/ミスリル
(C)カラー
(C)サンライズ
(C) SUNRISE/VVV Committee
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST
(C) サンライズ・プロジェクトゼーガ
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガADP
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・MBS
(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
(C)東映
(C)永井豪/ダイナミック企画
(C)Production I.G/1998 NADESICO製作委員会
(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
(C)2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所

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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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