そんな法を守ることが善だというのなら――（ユージオ）【SAO アリブレ名台詞集】

　バンダイナムコエンターテインメントのiOS/Android用RPG『SAO アリシゼーション ブレイディング（SAO アリブレ）』の名言集をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

そんな法を守ることが善だというのなら――僕は……僕は！（ユージオ）

●メインストーリー第4章“帝立修剣学院2年”

　『SAO アリブレ』の名言集第2回目は、キリトが“アンダーワールド”で初めて出会うAIであり、もう1人の主人公であるユージオに注目していきます。

　“アンダーワールド”で目を覚ましたキリトは、ルーリッド村の木こりを天職とするユージオに出会います。ユージオは大樹“ギガスシダー”を伐採するために斧を振り続ける生活をしていました。

　その後、ユージオはキリトの言葉や行動に感化され、天職を終えて剣士となり、幼いころに離れ離れになったアリスを迎えに行くことを決意します。

　キリトとユージオは央都“セントリア”の“北セントリア帝立修剣学院”での生活を続けており、傍付き見習いが付く上級修剣士になっていました。

　ある日ユージオとキリトは、2人の傍付き見習いであるロニエとティーゼから「友人のフレニーカが、ウンベール上級修剣士から嫌がらせを受けている」と相談を受けます。

　話を聞いたキリトとユージオは、ウンベールとライオスが住む寮室へと直接抗議に向かいます。しかし、それが結果的にライオスの怒りを買ってしまい、状況はさらに悪い方へと傾きます。

　数日後の雨の降る日。部屋でキリトを待つユージオの元に、話に聞いていた渦中のフレニーカが訪ねてきます。

　彼女は「ウンベールとライオスの元に抗議に行ったロニエとティーゼが帰ってこない」とユージオに助けを求めます。その話を聞いて、ユージオはライオスの部屋に急いで向かうのでした。

　彼を待っていたのは、想像を絶するような光景でした。ロニエとティーゼは身体を拘束され、ウンベールとライオスの2人に襲われようとしているのです。

　非道な行いを止めようとするユージオ。しかし、上級法である“帝国基本法”を盾にされてしまい、法を遵守するフラクトライトである彼は身体を動かすことができません。

　ユージオは法を悪用した彼らの行いを見て、そもそも少女1人守れない法の存在意義を疑います。そこで思い浮かべたのは、以前にキリトと話したある。

　その言葉の意味を本当に理解したユージオは決意を固めます。

　「そんな法を守ることが善だというのなら――僕は……僕は！」

　いざ無理やり体を動かそうとすると、ユージオの目に激痛が走り、封印の文字が表示されます。しかし、怒りに震えるユージオはその封印すらも振り払い、片目を失いながらもウンベールに一太刀を浴びせます。

　その後駆けつけたキリトの助力もあり、ユージオはロニエとティーゼを助け出すことに成功しました。しかし、2人は結果的にライオスを殺めてしまい、禁忌目録を犯した罪人になってしまいます。

　このシーンは、ユージオがフラクトライトとしての殻を破り、大きな1歩を踏み出すとても重要なシーンです。

　ユージオがこのときに封印を破ったことで彼は法による支配から脱却し、他のAIたちとは一線を画す存在になりました。この封印を破る行為は“アンダーワールド”において非常に重要な意味を持ちます。

　また、この事件をきっかけにキリトとユージオの立場は大きく変化し、図らずも目的地である“セントラル・カセドラル”に近づくことになり、2人の冒険も大きく動き始めるのでした。

　ユージオは『ソードアート・オンライン アリシゼーション》において、主人公のキリトと立ち並ぶもう1人の主人公です。性格はキリトと大きく異なりますが、同じ正義感を持っており、2人が並んでいるとこの上ない頼もしさを感じてしまいますね。

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