謝られても命は戻らないし、留飲なんて下がらないんすよ(ひかる)【マギレコ名台詞集】
- 文
- 長雨
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アニプレックスのiOS/Android用RPG『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(マギレコ)』。
現在メインストーリーでは“自動浄化システム”という奇跡が起こる神浜市を舞台に、さまざまな勢力に所属する魔法少女たちの想いがぶつかり合う第2部“集結の百禍”編が展開中です。
※本記事は物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
謝られても命は戻らないし、留飲なんて下がらないんすよ(煌里ひかる)
●メイン【第2部】第1章“前書きは靴音と一緒に”3話“夢追いの少女たち”
魔法少女たちの名言(迷言)を紹介する連載企画第29回目は、第2部からの新勢力“プロミストブラッド”に所属する煌里ひかる(声優:和泉風花)に注目します。
ひかるは、二木市の魔法少女たちを中心としたチーム“プロミストブラッド”のメンバー。
リーダーである紅晴結菜(声優:涼本あきほ)に忠誠を誓う従者のような魔法少女で、戦いでも日常生活でも結菜のサポートをしています。
その反面、自分の面倒を見るのは苦手で、1人になると何事に対してもやる気がなくなって自堕落になってしまうようです。
第1部“幸福の魔女”編を経て、神浜市の魔法少女は魔女化しなくなる“自動浄化システム”という奇跡の恩恵を受けるようになります。
主人公・環 いろは(声優:麻倉もも)たちは、かつて敵対した“マギウスの翼”メンバーも含む互助組織“神浜マギアユニオン”を結成。各エリアのリーダー格と情報交換をしつつ、神浜市の奇跡を世界に広げて魔法少女を救済する方法を探すことに……。
それと時を同じくして“自動浄化システム”を求め、ほかの町から魔法少女が神浜市にやってくるようになりました。
ひかるたち“プロミストブラッド”は、そんな外からやってきた魔法少女グループのうちの1つです。
“プロミストブラッド”はある戦いでいろはが手に入れた強大な魔力を秘めるブレスレットと、神浜の魔法少女の命を狙っています。
初対面から強すぎる敵意を向けられて困惑するいろはに対して、ひかるは「知らないのがひかるたちには腹立たしいんすよ!」と返すのでした。
実は“マギウスの翼”が神浜市に魔女を集めたことによって、ひかるたちが住む二木市ではグリーフシードの奪い合いが起こり、多くの魔法少女たちが命を落としていたのです。
このエピソードは、期間限定イベント“Crimson Resolve~深紅の決断~”でくわしく語られています。
このイベントを当時プレイできなかったプレイヤーでも、ゲーム内アイテム“追想の欠片”を使うことで過去の期間限定イベントを楽しめるので、未見の方はぜひ!
(結果的に)仲間の命を実験に利用した“マギウスの翼”、そしてその事実を知らずに“自動浄化システム”の恩恵を受ける魔法少女に激しい怒りを抱く“プロミストブラッド”。
彼女たちは贖罪の証として、“自動浄化システム”を犠牲を強いられた二木市の魔法少女のものにするため神浜市に来たというのです。
システムの平和かつ公平的な利用を考えている“神浜マギアユニオン”に対して、“プロミストブラッド”の行動は自分勝手な言い分にも聞こえます。
しかし自分たちの手を血で染めることにも慣れてしまうほど過酷な状況に追い込まれ、仲間たちを失ってきた彼女たちの復讐したいという気持ちも痛いほどわかるんですよね。
“神浜マギアユニオン”にはその元凶とも言えるマギウスの里見灯花(声優:釘宮理恵)たちもいるのですから、友好的な関係を築けという方が無理な話ですし……。
事実を知って謝るいろはに、ひかるは「謝られても命は戻らないし、留飲なんて下がらないんすよ」とこぼします。
過去の悲劇がなくならないとわかっていても、振り上げたこぶしを下ろせないほど、深い怒りと悲しみを抱えた彼女たちの想いが伝わって切なくなります。
いろはたちにとって強力な敵となるひかるたちですが、“プロミストブラッド”内では結菜の義姉妹である大庭樹里(声優:松本花雪)と笠音アオ(声優:天野聡美)も交えて年頃の女の子らしい微笑ましいやり取りを見せてくれます。
いつの日にか“神浜マギアユニオン”と和解して、彼女たちが穏やかな日々を過ごせるようになってほしいと願わずにはいられません。
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners
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