アニメ『Dr.STONE』メインキャスト陣の集合写真&コメントが到着。作品の見どころや意気込みを語る

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 7月5日より放送予定のTVアニメ『Dr.STONE(ドクターストーン)』のメインキャスト陣、小林裕介さん、古川慎さん、市ノ瀬加那さん、中村悠一さんらのアフレコ集合写真とオフィシャルコメントが到着しました。


  • ▲左から、市ノ瀬さん、古川さん、小林さん、中村さん

 本作は、石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる最強冒険譚(アドベンチャー)を描いた作品です。

メインキャスト陣からのオフィシャルコメント

小林裕介さん(千空役)

――原作『Dr.STONE』の魅力とアニメで楽しみにしているところは?

 作品の世界観はファンタジーなのですが、立ち向かっていく手法がファンタジックではなく、堅実的なところが原作の魅力です。ゼロから物を作っていく姿や作った物のクオリティがどんどん上がっていくところもおもしろく感じました。

 アニメに関しては、最初にキービジュアルを見た時に、自然の壮大さが描かれていて圧倒されるものがありました。科学の要素だけではなく、3,700年後の世界がどんな風になっているのか、個人的にも楽しみにしています。

――ご自分のキャラクターの立ち位置や魅力を教えてください。

 従来のジャンプ作品からはかけ離れているような雰囲気の主人公です。千空の体力は人並み以下ですが、その分、ずば抜けて頭のいいキャラクターです。

 しかし、彼自身は1人ですべてできるとは思ってなくて、大樹や仲間たちに頼っている部分もあり、皆で一緒に作り上げて行こうと、しっかり道を示しているところが彼の魅力です。

――アフレコでの印象的なエピソード、演出などは?

 PVの音声を最初に収録した時に「主人公っぽくしないでください」と言われたのが印象的でした。盛り上げるような熱い雰囲気ではなく、どちらかというとダークヒーローのような感じで「盛り下げて」というディレクションがありました。

 各話の終わりも千空の台詞で終わることが多いのですが、それもあっけない感じの台詞まわしにしていて盛り上がらないなと……(笑)。でも、それが逆にクセになるのではと思っています。

――石の世界(ストーンワールド)に現代のものを1つ持ち込めるなら何にしますか?

 音楽が手放せないので“レコード”です。僕は無音が苦手で……。

 昼は動物の音などが聞こえてくると思うのですが、夜は無音だと怖いんです。だから何か周りが賑やかになるものを持っていきたいです。

――ファンに向けてメッセージをお願いします!

 原作を読んでいて、石化が解ける順番など、どんな風になっているのかと思っていたのですが、漫画では止めて描かれているシーンも、アニメーションではより細かく再現されていくと思います。

 また、たくさんの化学薬品の色などもリアルに表現していると伺っています。科学の仕組みがわかりやすく見られるところにも注目してほしいと思います。

古川慎さん(大木大樹役)

――原作『Dr.STONE』の魅力とアニメで楽しみにしているところは?

 原作の魅力は展開のインパクトだと思います。科学を突き詰めていくキャラクターが主軸になった作品はこれまで見たことがなく、“火薬”や“硝酸”といった科学アイテムを軸に展開する話が珍しく、勢いのある作品だなと感じました。

 アニメでは、科学を用いた展開に対して、どんな描写になるのか、収録の段階ではまだわからないのですが、オンエアで楽しみたいと思っています。

――ご自分のキャラクターの立ち位置や魅力を教えてください。

 大樹は体力担当ですが、それと同時に、この作品では科学の知識がたくさん登場し、知らなかった技術がいくつも出てくるので、読者と一緒に科学に驚いたり、学んだりするキャラクターなのかなと思います。

 体を張って3人のピンチを助ける頼れるところもありますし、思春期の男の子らしく、女の子に恋する描写もあり、とてもエネルギッシュで、かつ人間味あふれるところが大樹の魅力だと思います。

――アフレコでの印象的なエピソード、演出などは?

 体力担当なので、毎回収録では全力で声を張り上げているのですが、収録現場で、僕だけハアハア言いながら、たくさん汗をかいているんです。大樹という役を体で感じながら演じています。

 純粋でまっすぐなキャラクターなので、演じていてもとても気持ちがよく、収録が終わった後は清々しい気持ちになりますね。

――石の世界(ストーンワールド)に現代のものを1つ持ち込めるなら何にしますか?

 “手回し充電器付きの懐中電灯”を持っていきます。時間のある時に手回しで充電できるので、役立つと思います。

 夜道は危ないですからね。そこは気をつけたいです(笑)。

――ファンに向けてメッセージをお願いします!

 原作のエピソードを1つ1つ丁寧に描いていますし、音楽の付いた『Dr.STONE』の世界を楽しみにしていただきたいです。まだこの作品を知らない皆さんにも、こんな世界観の作品があることを知っていただきたいと思います。

 アニメはもちろんですが、原作とあわせて、もっと作品を好きになっていただきたいです。

市ノ瀬加那さん(小川杠役)

――原作『Dr.STONE』の魅力とアニメで楽しみにしているところは?

 科学を題材とした作品はこれまで見たことがないのですが、幅広い世代に楽しんでもらえる作品だと思います。

 真剣なモードのときとコミカルなシーンで、絵柄の切り替えがはっきりしていて、今後、アニメになって動く上で、どんな風にキャラクターたちが生きてくるのだろうと楽しみに思います。

 主人公たちが頭脳を使い、道を切り開いていく姿がとてもかっこよく、これまでの『ジャンプ』の王道作品では見られないような展開もあります。

――ご自分のキャラクターの立ち位置や魅力を教えてください。

 杠は、私にとっては“まさにヒロイン”といった感じがします。ただ守られているだけのヒロインではなく、ピンチの時には自分の身を挺してでも仲間のために動くという強さのある女の子です。

 派手に戦うようなキャラクターではないのですが、細かい作業が得意で、他の人にはできない重要な強みを持っているので、今後の活躍を楽しみにしていただきたいです。

――アフレコでの印象的なエピソード、演出などは?

 キャストたちにキャラクターの演技を託してくださっている印象で、とても演じやすいです。どんな風にキャラクターを演じるか、深く考えています。

 序盤では登場するキャラクターの人数が少なく、スタジオに人がとても少なかったので、“石の世界(ストーンワールド)”とスタジオがリンクしているような感覚があり、とても印象的でした。

――石の世界(ストーンワールド)に現代のものを1つ持ち込めるなら何にしますか?

 私は絶対に日焼けをしたくないんです。すぐ黒くなってしまうので……。“日焼け止め”を大量に持っていきたいと思います。

――ファンに向けてメッセージをお願いします!

 アフレコの段階では線画を見て演じていますが、キャラクターの表情がとても生き生きとしていて、原作にかなり近い印象です。

 アニメのオリジナル要素も含まれていますので、原作をご覧になったことがある方にも、また違ったキャラクターの物語を見ていただけると思います。

 台詞の一言一言にしっかりと命を込めて演じていますので、ぜひご覧になってください。

中村悠一さん(獅子王司役)

――原作『Dr.STONE』の魅力とアニメで楽しみにしているところは?

 原作を読んで、主人公の千空というキャラクターがひねくれている珍しい作品だなと感じました。千空の相棒となる大樹も、熱血漢がゆえに極端な行動に出ることが多いなど、どのキャラクターも強い個性を持っていると思います。

 その一方で、千空・大樹・杠は意外とまとまりがよく、3人で1つの人間に形成されているようにも見えます。その中に司が入ることで、どんな風に和が変化していくのか、展開がとても気になります。

 気が早いのですが、最終回はどんな風になるのだろうと、そんなところまで展開を想像させられるような作品です。

――ご自分のキャラクターの立ち位置や魅力を教えてください。

 他の3人は石化する前からの知人ですが、司は“石の世界(ストーンワールド)”で初めて出会う人物になります。ミステリアスなキャラクターで、少しずつ本心が明かされていくと思います。どのようにこの3人に絡んでいくのか楽しみにしてほしいです。

 見た目は悪人のようですが、悪人ではないので(笑)、注目して見ていただければと思います。

――アフレコでの印象的なエピソード、演出などは?

 序盤の“石の世界(ストーンワールド)”編では、かなり少人数で収録しています。

 彼らが昔に思いを馳せる回想シーンでは多くの人物が登場します。通常の作品ですと、スタジオにいるキャストでさまざまな役を担うので、このシーンを4だけ人でどうやって演じるのかなと思っていたら、なんと録りませんでした(笑)。

 僕らのことを考えてくれる、とても優しい現場だなと感じました(笑)。

――石の世界(ストーンワールド)に現代のものを1つ持ち込めるなら何にしますか?

 僕は“スニーカー”を持っていきます。素足は危ないので。コミックやアニメでも、よみがえった人間は裸なので、靴が最初にあった方がいいと思います。

――ファンに向けてメッセージをお願いします!

 原作を読んでいる方が多い作品だと思いますが、キャラクターがどんな声で、どんな風に喋り、どんな色が付くのか……アニメーションになることで、漫画だったメディアに変化が生じ、新しいものとして生まれていきます。

 読者の皆さんのイメージに近いものが生まれていたら嬉しいですし、もしそうではなかったとしても、こういう表現の仕方があるんだなと受け止めてくれたら嬉しいです。

(C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

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