【コロナを生き抜く】元ヒーロー・原田篤に訊く“これから目指す先”

電撃オンライン 終末のバンギア
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 電撃オンラインがお届けする“電撃四天王”のネット配信番組のテーマ曲などを手掛ける音楽ユニット“終末のバンギア”(以下、バンギア)がレポーターを務める特撮に関連する取材レポート。

 久しぶりとなる今回からは、新型コロナウィルスの影響下で生活様式の変更を余儀なくされている特撮関係者に“どのように過ごし、どのように生き抜いているのか”をテーマにインタビューをし、その模様をお伝えしたいと思います。

 今回の取材では、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のゴーグリーン/巽ショウ役や、『仮面ライダー555』の仮面ライダーデルタ/三原修二役などを演じられた原田篤(はらだ あつし)さん(以下、原田さん)にお話しをお伺いしました。

  • ▲“終末のバンギア”の名付けの親はじつは原田さんなのです。

“原田篤”さんとは……

 冒頭でも触れさせていただきましたが、原田さんは『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の“ゴーグリーン”こと巽ショウや、『仮面ライダー555』に出てきた仮面ライダーデルタの変身者のひとり三原修二役などを演じられたキャストさんです。

 ご自身は芸能のほかにも長く飲食店を営んでおられました。今年の2月にご自身の経営される飲食店を一旦閉店され、新たな挑戦をしています。バンギアのボーカル、バンビは8年近くそのお仕事で付き合いがあり、今回のテーマの取材を受けていただくことに。

  • ▲バンビとは長い付き合いです。

新たな挑戦! “男旅2020 今度は車で日本一周!!”

 原田さんの新しい挑戦とは、キャンピングカーで日本一周し、その模様を旅コンテンツとして多くの方にお届けすること。もともと2018年に“男旅”と銘打って公共の交通機関を使って日本一周された経験をお持ちです。

 そのときに日本の現状について多くのことを学んだそうです。それが切っ掛けとなり、今回の“男旅2020 今度は車で日本一周!!”に繋がりました。そんな経緯や、思い描くことなどはこの後のインタビューをご覧ください。

  • ▲キャンピングカー(バンコン)も自身で購入!

 今回の“男旅2020”では、ご自身のSNSはもとより、YouTubeチャンネルから動画コンテンツを発信したり、東京 八王子FM“Tokyo Star Radio”のラジオ番組“原田篤の男旅2020 今度は車で日本一周!!”から情報を発信したりしていますので、ぜひチェックしてみてください。

元ヒーロー“原田篤”に聞く“これから目指すさき”とは……(前編)

 ここからさきは、原田さんに直撃インタビューの模様をお届けします。8年来一緒に仕事をしてきたバンビだからこそ話しやすく、また突っ込めることもあります。

 新型コロナウィルスの影響でスケジュールなどの変更を余儀なくされることになった“男旅2020”のことや、自身の考え方の変化などについて語っていただきました。今回はその前編をお届けいたします。

――新型コロナの影響下、緊急事態宣言が出ていた期間など……どんな生活をされていましたか?

原田さん:ずっと家に篭ってたよ。篭って、旅のことを考えながら……地図上でルートを確認したり、インターネットでいろいろ検索したり……。あとうちの庭でバーベキューの練習をして……焼いたお肉を顔見知りのご近所さんに配ったりね。

――焼いたお肉を配る!? ご近所さんが羨ましい!!(笑)。そういった自粛生活の中で、新型コロナの影響を受けてできなくなったと感じることがなにかあります?

原田さん:まず、外の打ち合わせにいけなくなったことかな。もともと5月11日から日本一周に行く予定で、いろんな打ち合わせを進めていたんだけど、あきらかに5月に出発できない状況になって……それからは「いま何ができるのか」ということを考えつつ、とにかく本を読んでた。

――どんな本を読んでいたのですか?

原田さん:いろんな本を読んだな。

 僕が旅に出るのは、日本が抱えている課題をいろんな地元の人たちに聞いてまわり、こういうことが日本全国で起こっているよとか……日本にはいいところがまだまだたくさんあるんだよということを多くの人に知ってもらいたいなと……「日本人が日本を改めて好きになる」というのがコンセプト。

 そういうことを伝えるときに、自分の話しを聞いてもらうには「あ、こいつと会って話しを聞いているとおもしろいな」と感じてもらえるような知識や情報がもっとないと! って思ったんだよね。

 ネットは雑な情報も多いから本の方がいい。とにかく学んで、自分で考えて……そういう意味で言えば、コロナ自粛の期間中はいろいろなことを考えられる「いい時間」になったかな。

――ゆっくり旅の準備ができたということでしょうか?

原田さん:うん。いま思えば。当初の予定の5月11日に、「とりあえず行きます!」ってワァーッと出発するよりは、こうやって学ぶ時間を持てたり、バーベキューの練習ができたりしたことは、いまとなってはプラスかな。ま、これ以上自粛が延びるのは嫌だけどね。

――いま実際に“原田篤の男旅2020 今度は車で日本一周!!”をスタートしているわけですが……そもそも、なぜ“男旅”?

原田さん:前回(※2018年“男旅、40歳の誕生日月から、40日間で日本一周”)のときは、あまり段取りも決めず、なんとなくのスケジュールは決めて行ったんだけど。実際に行ってから、これいいな! と思いついて行動したり……気になった所に行ってみたり。

 気になったものを観て、食べて、とにかく自分で体験してみる。なんかそういうザックリとしたスケジュールで旅をするのが、僕の中では“男旅”なんだよね。

今回の“男旅”はキャンピングカーで!

――たしかに“男旅”のイメージは"男料理"と同じ感じですね! その“男旅”をはじめた最初のきっかけはなんだったのでしょう?

原田さん:いままで芸能の仕事や飲食店をやってきて、お世話になった人たちや、全国各地遠いところから東京に逢いにきてくれるファンの人たちに、お礼を伝える旅をしたいというのが最初のきっかけだね。

――実際に旅をしてみていかがでしたか?

原田さん:僕からお礼をしに行ったのに、逆に「来てくれてありがとう」ってみんな本当にあたたかいおもてなしをしてくれて……新しい出逢いにも繋がって、もっともっと日本を知りたくなった。

 芸能から少し離れて一個人としてみなさんに逢いに行ったということもあり、よりいろんな人たちと本音で話せる機会が持てたので、その地域の課題が見えてきたりね……移住者募集のポスターが貼られていたりだとか……そういう気づきがたくさんあった。

 僕はもともと芸能をやってきた人間だし、「景色いいので、ぜひ行ってみてください」だけじゃなくて、実際に見て感じたそういう各地域の課題も、ちゃんと発信していかなきゃなって思ったんだよね。

――そういう想いが、新たな『男旅』に繋がったということですか?

原田さん:そうだね。そういう想いをひっくるめて、今回は長期間をかけて行きたいなと……。

――今回はなぜ、キャンピングカーで?

原田さん:前回は車がなくて、どうしても行けなかったところがいっぱいあったんだよね。あと、いつかはキャンピングカーを買いたいと思ってた。

 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』って作品でマイク眞木さんと共演したんだけど、ロケ地にマイクさんがいつもキャンピングカーで来てて……。

 伊豆とか由比ケ浜とか環境のいいロケ地で撮影が終わるとマネージャーを帰して、「俺、残るは」ってひとり残って、キャンピングカーから机と椅子出して、ギター持ってきて弾きだすんだよ。

 その姿に憧れて、ずっとキャンピングカー欲しい!って思ってた。いまははじめてだし小さめのキャンピングカーだけど、将来はマイクさんが乗っているようなキャブコンって言われる大型のキャンピングカーに乗ってみたいな。

――マイクさんが、大きなキャンピングカーを背に、満点の星空の下、ギターを弾く姿とか……想像しただけでも憧れますね。でも原田さん……これは以前、私が個人的に聞いていたことですが、最初の日本一周から帰ってきたとき「もう二度と日本一周はしない!」って言ってませんでしたっけ?(笑)

原田さん:あぁ~言ってた……だってしんどかったんだもん! ほんとしんどかった。でものど元過ぎれば……で、人間って苦しいことって忘れられるんだよね。

 最初の日本一周のとき、大きな荷物抱えて毎日重いし、ずっと肉体労働で、本当に辛かった……でも過ぎてしまうと、旅の中で出逢った人たちとのコミュニケーションだったりとか、全国に友達ができていまでも繋がっていたり。そういうことへの喜びのほうが大きい。

 あと前回は40日間って決めてしまってたから、スケジュールがタイト過ぎて行きたくても行けなかったところや、やりたかったことが、まだまだたくさんあったんだよね……。

 気になるこのつづきは次回の後編で!

クラウドファンディングにて支援者を募集中!

 現在、原田さんはクラウドファンディングにて『男旅2020 今度は車で日本一周!!』の支援者を募集されてます。

 リターンには旅先からのZOOM会議参加権や、旅の終わったあとに開催予定の打ち上げライブイベントの参加権、旅で収録した映像をまとめたDVDなどがあります。旅先からのお手紙も届くようなので、興味のある方はチェックしてみてください。

“終末のバンギア”がラジオ番組のエンディング主題歌を担当!

 今回の“男旅2020”の応援テーマソングをバンギアが担当しています。9作目のシングルとなる本作。曲名は『太陽の旅人』。

 原田さんの持つ力強さのイメージを“太陽”に例えて作曲し、長年苦楽をともにしたバンビが作詞して歌い上げます。

 現在放送中のラジオ番組“原田篤の男旅2020 今度は車で日本一周!!”のエンディング主題歌として7月いっぱいは流れていますので、ぜひ聴いて覚えて原田さんを一緒に応援しましょう! 原田さんのYouTube動画などでも使われています。

●応援ソング『太陽の旅人』

“終末のバンギア”プロフィール

ボーカル:bamvi(バンビ)
ギター:LUGIA(市野ルギア)

 二面性音楽をコンセプトにした新機軸の男女音楽ユニット。ラジオ・司会・ボイスCMなどの仕事を中心に、舞台や地上波テレビ、映画などの俳優としても活躍していたバンビと、ファミ通などのゲーム系編集記者として活躍しながら、数々のゲームタイトルとミュージックコラボを果たした、市野ルギアが2019年2月に結成。

 そのサウンドは「白か?黒か?」。電撃オンラインのネット番組“電撃四天王(3人)の対決Showdown”の主題歌を担当。

 また電撃オンラインの特撮系突撃リポーターも務める。ラジオ番組“原田篤の男旅2020 今度は車で日本一周!!”エンディング主題歌担当。新たに楽曲提供させていただけるコラボ先も絶賛募集中です!

※詳細は“終末のバンギア”公式サイトのお知らせよりご確認ください。

●“電撃四天王(3人)の対決Showdown”主題歌『負けず嫌いの言い訳ファイターの歌~サラリーマン編~』