『ガンダムブレイカーモバイル』1周年! この1年でどう遊びやすく進化した?

まさん
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 2019年7月31日から配信され、1周年を迎えたバンダイナムコエンターテインメントのiOS/Android用アプリ『ガンダムブレイカーモバイル』。サービス開始から現在までに起きた出来事やアップデートを振り返りつつ、ゲームの軌跡と進化を追っていきます。

  • ▲初期のパーツで作った謎のガンプラ。ゲームを始めたばかりでパーツが少なく、自分も弱いのでヘンテコな機体が出来上がるのですが、それも含めて楽しかった時期でした。

弱いパーツでやりくりするのが楽しかったサービス初期

 『ガンダムブレイカー』初のモバイル版ということで期待半分、不安半分で始まった『ガンブレモバイル』。ふたを開けてみれば、現在までサービスが好調に続く人気タイトルとなっていますが、サービス開始時はどう『ガンブレ』らしくなっていくのか正直に言うと不安な時もありました。

 今では自分の好きな『ADVANCE OF Z』や『SDガンダム BB戦士』も参戦しているなど、歴代シリーズにいなかった作品も参戦する大規模なアプリになって個人的にもひと安心。自分は微課金勢ですが、毎週行われる新イベントや新機体の追加が楽しみで毎日起動するアプリの1つです。

 サービス開始初期の頃は参戦作品や機体数もそこまで多くなかったので、限られた作品のパーツをどう組み合わせて戦うべきか、頭を悩ませることもありました。そこがまた現在の贅沢な状況とは違ったおもしろさがあったのですが、今では参戦作品が44作品。機体数も230機以上(2020年7月18日現在)とコンシューマー版のシリーズを超す勢いで大規模なアプリに!

 どこまで作品数が増えるのかも気になるところですが、それに合わせて★4パーツ交換チケットの導入や無料ガシャといったレアな★4パーツを入手する手段も大幅に増えました。初期の「少ない機体から、役に立つパーツをどうやりくりするか」という楽しみしかしらない人だと、今の参戦作品数の多さと★4の入手しやすさには驚くかもしれません。

  • ▲νガンダムやガンダムエクシアなど、今も通用する人気の★4パーツもありました。★2や★3を混ぜながら、少しずつ自分の機体を★4に近づけていく過程が懐かしい……。まだ、★5への覚醒も全然できなかったんですよね。

 この時期はスキップチケットをイベントに使えるアップデート前だったので、イベントが毎回ガチ! 気合を入れた編成で挑み続けていました。今は、スキップチケットで時間を短縮してクリアできるようになったので本当に助かってます。初期のころとは雲泥の差で遊びやすくなりましたね。

  • ▲機体のパーツをどうやって手に入れるかはプレイヤーにとって悩みの種。記念日に行われる「無料10連ガシャ」など、無課金ユーザーが手に入れやすい施策も始まりました。

 サービス開始直後は、ユーザーだけではなく運営も試行錯誤を重ねていた時期でもありました。機体そのものの能力値を底上げする「ギア」の実装やイベントルールの改善など、少しずつプレイヤーに有利な要素が増えていったのも感慨深いですね。

 今から振り返ると不便なところもあったのですが、そうした要素もアップデートを経て改善。現状だと別のゲームみたいな印象です。いやはや、懐かしい……。サービス開始時のゴタゴタしたカオスな状況こそソシャゲの醍醐味でもありますし、今となっては良い想い出です。

マルチプレイの実装でガンブレらしさアップ!

 個人的に『ガンブレ』が大きく変わったと感じたのは、Ver1.2アップデートの前後。この時期に、初めて「プレミアムペレット交換」が実装されました。これは毎週イベントに参加して「プレミアムペレット」を集めることで、常設されたガシャのラインナップから好きな★4パーツが1つもらえるシステムです。

 プレミアムペレットが追加されたことで、課金したのにどうしても手に入らないパーツがある……という人でも、自分が欲しかったパーツを確実に手に入れられるようになりました。今では月に1回好きな★4パーツと交換できるようになり、ビルドの幅も向上。ずっと遊び続けていれば、機体一式のビルドに必要な★4パーツが確実に入手できるようになっています。

  • ▲自分も欲しかったアトミック・バズーカと交換できてうれしさのあまり撃ちまくり! 毎日続けるだけで必ず★4パーツが手に入るようになったのは大きな改良点と言えるでしょう。

 そして、忘れてはいけないのが「マルチプレイ」! 『ガンブレ』シリーズがほかのガンダムゲームと大きく異なる部分は、何よりもココなのです。自分だけのガンプラでほかのプレイヤーと一緒に戦えるマルチプレイは、多くのファンが待ち望んでいたものでした。

  • ▲マルチプレイでは、スタンプを使って軽いコミュニケーションも取れます。直接チャットするわけじゃないので、ギスギスしないのが好き。

 しかも、イベント専用のマルチプレイミッションでは、巨大なビグ・ザムや騎士ガンダムの宿敵であるブラックドラゴンとも戦えるんですよ! ガンプラとして実装されていないボス専用の巨大MAやMSと戦えるのですが、これがマジで燃える!

  • ▲デカすぎて、格闘戦を挑むと脚の先っぽしか見えないビグ・ザムに驚愕。β版の時点から戦えた強敵でしたが、それまでと戦い方が変わる巨大ボス戦は本当に楽しかったです。

  • ▲ブラックドラゴンは、バリアを貼って近接攻撃を防ぐという特殊な行動をしてきました。専用のビルドを考えて挑み、みんなで共闘する楽しさがありましたね~。

 イベントマルチミッションは時々開催されていますが、マルチならではの共闘する楽しさがあって大好きなイベントなんですよね。もっと、開催される回数を増やしてもらっても構わないくらいです。自分では思いつかないようなビルドやカラーリングで作られたガンプラを見られるのも良いところなんですよ。いろいろな人が、見た目にこだわったビルドで参加してくれるので見ていて飽きません。これからも、意外な強敵とのマルチミッションに期待しています!

  • ▲ちなみに、Ver1.2アップデートから「イベント特効」パーツのソートができるようになる改良点もありました。これは、地味にありがたかった……。

 個人的には、さらに驚いたのがその後のver1.3アップデート。「マイセット」の追加や「フォトスタジオ」の改良といった大掛かりな追加が行われたアップデートで、ここで一気に遊びやすさが向上したのではないでしょうか。

  • ▲自分のお気に入りビルドを登録できる「マイセット」が実装! マイセットにお気に入りのビルドを登録できるので自由に組み替えしやすくなりました。今は、パーツが重複しても自由に選べる「フリービルド」枠もあり、ビルドがすごく楽しい!

 変わったガンプラばっかり作っちゃう自分としては、AR機能やスタンプ機能が導入された「フォトスタジオ」機能の強化もが印象深いです。アドベンチャー画面の背景も使えるようになり、カッコイイ写真からネタ写真まで撮り放題!

▲フォトスタジオで自分だけのガンプラをカッコよく撮影し、スクショに残しておけるのも魅力。SNS連携で気軽に自慢できます。スタンプ機能も使い道が多くてグッド!

 また、お題に合った機体をビルドすることで“ビルドポイント”と呼ばれる特殊なポイントを入手し、機体を強化する「証」と交換できる「ビルダーズトレーニング」もここから始まったモードですね。ルーレットで決まるので「★5の証」を手に入れるのはとても大変。

 ですが、証をつけると一気にパラメータが上昇し、一線級で活躍できるんですよ。それまで弱いと思われていたパーツも、証込みなら実戦に出せるようになり、ワードタグやパーツ特性を活かしやすくなりました。

 それまでは★3以下の弱いパーツは売却することが多かったのですが、ビルダーズトレーニングでワードタグを合わせるという使い道ができました。手に入れるのに運が絡みますが、証の恩恵は非常に大きいので毎日のビルトレが欠かせません! ワードタグは優秀だけど使えないな~と思っていたパーツを、証込みでどう運用するか考える楽しみが増えました。

 機体がそろっていない初心者向けのサービスとして、各部位ごとの「ビギナーコイン」が登場したのもここから。ビギナーコインで交換できる機体は、ガシャから出る同名の★4機体より性能が劣るものの初心者向けとしては十分な戦力。今から始める人がうらやましい……。

 自分が始めた初期のころから比べると、初心者が優遇されて入りやすい環境になりましたね。プレミアムペレットの交換や無料10連ガシャなども利用すれば、序盤から戦力が整うはず。サービス開始初期に遊んでやめてしまった人も、遊びやすくなっているので復帰しやすいと思います。

大盤振る舞いのキャンペーンで戦力が一気に充実!

 サービス開始から何もかもが順風満帆……と言いたいところですが、昨今の新型コロナウイルス感染症をめぐる情勢を受けて、定常更新が止まってしまった時もありました。イベントもないので『ガンブレ』的にもピンチと思いきや、じつはこの時に行われたキャンペーンがすごかったんですよ。かつてない規模だったのです!

 大盤振る舞いで豪華に配布されたハロチップや覚醒回路δ。大量の★4パーツ交換チケットで好きな機体を一式ゲット! もう、ずっと遊んでいた自分でも驚くほどの配布量で、戦力が一気に充実したのは素直にうれしかったです。ガンダムバエルをすぐに一式そろえられるなんて思いませんでした!

 期限付きでキャンペーン期間中しか使えないとはいえ、「EN回復ストロング」を20個ずつ配っていたのもサービスしすぎというくらいの出血大サービスでしたね。あまりにも多く配られたので、まったく使いきれないんですよ! 毎日ガッツリミッションを遊んでも、一向にENがなくならない……。ソシャゲでこんな体験ができるとは思いませんでした。手放しで喜んでいいのか複雑なところではありますが、本当に貴重な体験ができたなと。時間さえあれば、ずっと遊んでいられました。

  • ▲自分も欲しかったガンダムバエル一式が手に入ったので大満足! この時期は初心者がとても入りやすくなっていて、素晴らしいキャンペーンだったと思います。

 キャンペーンだけではなく、同時期にver1.4のアップデートが行われたのも大きな出来事。自分の「マイフォト」に登録した写真をほかのユーザーに見せて、ギャラリーに「いいね」をつけてもらう機能が追加されました。過去作で言うハンガーに似た「俺ガンプラを自慢できる」要素です。

 『ガンブレ』はガンダムを使ったアクションゲームではあるのですが、シリーズファンが楽しみにしているのは「俺ガン自慢」でもあります。自分が練りに練って組み上げたガンプラを誰かに見てもらいたい! その欲求を叶えてくれるアップデートは万々歳!! 初期はカラーパレットが固定されたもののなかからしか選べなかったのですが、今では自分でカラーパターンを作れるようになったので色分けにもこだわれます。

▲ストーリーモードで主人公の機体がパワーアップし、新たなパーツを得るイベントも。イベントばかり注目されがちですが、キャラが立っていてお話が単純に楽しいのも好きなところかな。

 ガシャを回すと手に入る「Zペレット」を集めて設計する驚異のガンダム。「ν-ジオンガンダムビルド計画」なんてものもありました。ガシャを引いて手に入ったオマケの「Zペレット」を集めると、超強い★5の機体・ν-ジオンガンダムが設計できる特別なキャンペーンでしたね。自分も財布と相談して2パーツだけ確保しましたが、いつか復刻したら揃えたいなあ……。

 コレを書いているのは、まさにVer2.0アップデート直前のタイミング! ★6の実装も決まり、まだまだゲームの底が見えません! こうして振り返ってみると初期からものすごく遊びやすくなっていますし、1周年に向けて豪華なキャンペーンも開催されるのでこれからも長く楽しめそう。

 とくに1周年ではいろいろな施策があるので、自分のようにずっと遊び続けている人はもちろん、初心者も楽しめる環境が整っている状況です。ガンダムが好きな人も、コンシューマー版を遊んでいたけれどまだ『ガンブレモバイル』に触れてないって人も、ぜひこの機会に遊んでみてください!

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ガンダムブレイカーモバイル

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: iOS
  • ジャンル: アクション
  • 配信日: 2019年7月31日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

ガンダムブレイカーモバイル

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応機種: Android
  • ジャンル: アクション
  • 配信日: 2019年7月31日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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