『幻想水滸伝』のクリエイターが集結し蘇るJRPG『百英雄伝』が始動!
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『幻想水滸伝』の元クリエイターたちが集結した新作RPG開発プロジェクト『Eiyuden Chronicle(邦題:百英雄伝)』が、Kickstarterで公開されました。
過去にプロデューサー、ディレクターとして同じ職場でそれぞれの世界観を作り続けてきた村山吉隆さん、河野純子さん、小牟田修さん、村上純一さんが力を結集し、PlayStation時代からのクラシックなJRPGというジャンルを、Kickstarter上で『百英雄伝』として蘇らせます。
『百英雄伝』とは?
『百英雄伝』は、PlayStation時代に輝いたJRPGに捧げる、讃歌となるタイトルです。対応ハードは現時点ではPC版を予定しており、KickStarterのストレッチゴールでコンシューマーハード追加予定となっています。リリースは2022年秋予定です。
JRPGならではの冒険要素、高解像度の2.5Dグラフィックス、ドットで表現される生き生きとしたキャラクター、戦争下の物語と群像劇、主人公の冒険に加わる個性豊かな100人のヒーローたち、そして自軍を強化するための城塞建築システムなど、まさにクラシックRPGの現代版と呼べるものになっています。
さらに本作では、参加するギルドによって街が発展していくシステムを採用。6人のキャラクターがパーティーに参加するターン制のコマンドバトルでは、環境によって配置やカメラアングルがダイナミックに変化し、臨場感あふれるバトルを繰り広げます。
Kickstarterは、7月27日から8月28日まで開催予定です。本作が気になる方は、ぜひバッカーとなって数多くのリワードを通して、ゲーム開発のサポートをしましょう。Kickstarterページは日本語ミラーサイトも開設される予定とのことです。
『百英雄伝』クリエイター
村山吉隆さん
代表作:幻想水滸伝1、2、アライアンスアライブ
『幻想水滸伝』の生みの親。『百英雄伝』では物語の脚本とゲームデザインを担当します。
河野純子さん
代表作:幻想水滸伝1、4、Shadow of Destiny、アルカ・ラスト
『百英雄伝』のキャラクターデザインを手がけます。
小牟田修さん
代表作:幻想水滸伝ティアクライス、Suikoden Tactics、アルカ・ラスト
システムデザインおよびディレクションを担当します。
村上純一さん
代表作:キャッスルヴァニア ~暁月の円舞曲~、OZ、HERO BANK1、2
アートディレクションとプロデューサーを担当します。
また、本作での楽曲は、桜庭統さん(『テイルズ オブ』シリーズ)および、なるけみちこさん(『ワイルドアームズ』シリーズ)をはじめとした、スペシャルアーティストも続々と参加を予定しています。
このプロジェクトのために、新たにRabbit&Bear Studios株式会社という開発スタジオが東京に設立されました。村山さんおよび河野さんは25年振りにタッグを復活することとなり、キークリエイター4人は初めて開発をともにする形となります。
村山吉隆さんからのメッセージも公開されています。
●村山吉隆さんのメッセージ
メンバーが集まって最初に決めたのは、そろそろ自分たちが作りたいと思う面白いゲームを素直に作ろう! ということです。
プレイヤーのことを考えたおもしろいゲームを作りたい。またゲームの開発を楽しみながら、ゲームの仕様、世界観、そしてストーリーの権利を我々で管理できるようにしたい。そんな理由からKickstarterを選びました。
どうか、我々のこの挑戦をサポートしていただけるように、お願いいたします! ファン、プレイヤーの声に耳を傾け、喜んでいただけるようなゲームを作ることを約束します。
『百英雄伝』メインストーリー
多くの価値観、文化を持つ国が集まる場所オールラーン大陸、その一地方から物語が始まる。
剣とそして、神秘的な力を秘めた魔導レンズ(ルーンレンズ)が力を振るい人、獣人、エルフ、砂漠の民、それらが時に協力し、時には覇を争い合っていた。
その中で魔導レンズの力の研究で一日の長を持ち、その力を引き出す技術を習得した帝国、ガルディアは更なる魔導レンズの力を求めて各地に捜索の手を広げていた。
その捜索の任にあたった帝国の若き俊才士官セイ・ケースリング、そしてその捜索隊に加わりセイと友情を交わす事になる辺境の村出身の少年ノア。
二人は運命に導かれ新たな戦乱の世で探し求めることになる。
それぞれの正義と真実を。
『百英雄伝』キャラクター
ノア(プレイヤーキャラ、名前変更可能)
「リーンにもよく言われていたけどお節介焼きはやっぱり直らない病気みたいだ。助けに行く。できるかどうかわからないけど、何もしないとか無理だよ」
性別:男
年齢:17歳
出自:諸国連合の辺境の村出身
好きな食べ物:肉料理ならなんでも
辺境の村から武者修行の一つとして諸国連合が募集していた帝国との共同ミッションに参加する。そこで遺物クラスの魔導レンズを見つけることになる。だが、それがやがて帝国と諸国連合の戦争の切っ掛けとなることを彼は知らなかった。
その後も諸国連合にて警備部隊に所属することとなる。
行動的で考えるより先に身体が動いてしまうタイプ。時に損得を関係なく行動してしまい仲間にはお節介焼きと言われるも仲間達はそんな彼を好意的にとらえている。なぜなら仲間達はもし自分が苦境に立たされた時もまた彼は助けようとするだろうことを知っているから。
セイ・ケースリング
「想いの力だけで全てを変えられるほどこの世界は優しくは出来ていない」
「だから自分は、自分の理想のため時にその理想を捨て去ることさえ臆さないと誓おう」
性別:男
年齢:18歳
出自:帝国貴族出身
好きな食べ物:ポーチドエッグ
帝国貴族ケースリング家の次男。長男は戦死。
才能溢れる青年で士官学校でも抜群の成績を見せ、古代の魔導レンズ探索ミッションで学生を中心とした一中隊を任される。そのミッション中に主人公と知り合い、ともに苦境を脱することで打ち解け、それぞれの志を知ることになる。
戦略家であり物事を広い視野で捉えているが、時にその冷静な判断は冷たいと取られがちだが、その胸の内には自らの理想への情熱を秘めている。
長男が辺境での反乱騒動で戦死しており、それを通じて戦うことの意味について強く意識するようになる。
メリサ
「ははは、森の事ならわたしに任せておきなって。どこに湧き水があって、どこに兎の穴があって、どこに敵が隠れたがるか全部知ってるんだから」
性別:女
年齢:16歳
出自:森林を守るガーディアン出身
好きな食べ物:ハーブチキン
森林を守るガーディアンの家系に生まれ、幼い頃からその使命を教え込まれて育ってきた少女。人なつっこい笑顔を見せる女の子だが、戦いにおいては戦士としての表情を見せる。
ガーディアンは森とともに生きる集団ながら外の世界の文化、技術も尊重し良いものは取り入れ独自の発展をしている。中でも彼女は進歩的な考えをしており、新しいもの、そしてカワイイもの好き。
ガーディアンは魔導レンズを扱う特別な技術を受け継いでおり、帝国、そして主人公ノアの同盟軍の両方から自陣営へと誘われ、その選択は歴史の大きな転換点となる。
マールリッジ
「そうですね、ではここで降伏するというのはどうですか? 一番確実ですよ?」
「それは嫌……ですか。仕方ないです、なら次善として勝つための策を説明します」
性別:男
年齢:27歳
出自:博物学者
好きな食べ物:鴨のスープ
博物学を専門とする学者の青年。この世界に存在する物全てになぜそこに存在するのか、を知りたいという興味を持っている。
天才的な戦略眼の持ち主で、それにより主人公たちを助けることになる。
しかし、戦いを人の営みの中で最も無意味な行為だと考えており、そのための才能などというものには価値を見いだしていない。
ガオウ
「リーダーが真っ先に危険に飛び込んでいくなんてバカな話だ。損得勘定の得意なヤツならそれを笑うだろうよ。」
「だが、それが間違いだと言うならオレは間違いの側でいいさ。たいして長くもない人生、損得だけで生きるなんてつまらんだろ?」
性別:男
年齢:32歳
出自:傭兵部族の戦士
好きな食べ物:クリームたっぷりのパンケーキ
多くの戦いに傭兵として参加し生計を立てている獣人部族の出身でベテランの戦士。生活の一部として常に戦いがある環境で生まれ育ち、戦場で生まれ戦場で死ぬのが人生であると考えている。
獣人部族は戦いでも最も凶暴な部隊として戦うため大きな戦いになると多くの勢力から契約を持ちかけられる。契約は個人単位で行うため、同じ部族出身者が敵味方に分かれお互いに戦うこともしばしばである。
リャン
「うーん、難しい事はわかんないだけどさぁウチらの故郷に急に知らんヤツがやってきてさぁ我が物顔で歩き回るなんて、やっぱ許せないでしょ、うん」
性別:女
年齢:16歳
出自:格闘道場の娘
好きな食べ物:激辛ラーメン
帝国の諸国連合領への侵攻に怒りを感じて家を飛び出すも飛び出した後はどうするか考えてなかった。とりあえず大きな街へ行けばなんとかなると思って全力で駆けだして幸運にも主人公たちと出会う。
格闘技道場の家に生まれて子供の頃から父親から格闘技を教え込まれる。本人いわく歩けるようになる前に回し蹴りができたとのこと。
ミオ
「お前の歩む道は一つだが、その行き先は無数にあり、お前が決める事ができる」
性別:女
年齢:27歳
出自:東方出身
好きな食べ物:笹団子
剣の道を究めるために武者修行の旅を続けてる女剣士。ストイックな性格で、普段は無口だが腕が立つ相手を見ると勝負を挑もうとする。
普段は喋らないが、時々ふっと含蓄ある鋭い発言をするため仲間からは先生と呼ばれている。時々、天然系のことを言ったりもする。
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