【創の軌跡キャラ考察】謎の男エンペラー、彼の登場が表す意味とは? 近藤社長コメント付き

ジュンキ
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 日本ファルコムが世に贈る人気ストーリーRPG『軌跡』シリーズ。その最新作であるPS4用ソフト『英雄伝説 創の軌跡』のキャラクター情報&考察を、日本ファルコム近藤社長のコメントとともにお届けします。

 まばゆいばかりの黄金の装具に身を包んだ姿と、どこまでも暗い熾火のような情念を覗かせる視線。“エンペラー”の名を冠する不敵な人物が見据える先には、2人の少年少女の存在が……。

エンペラー(声優:柳田淳一)

「我自らが“再教育”し、“最強の凶器”に育て上げてやろう」

 とある“組織”で幹部を務め、自らを皇帝(エンペラー)のコードネームで呼ぶ謎の男。

 組織の下位構成員を道具として酷使し、脱走者には無慈悲な死を与える非情な性格をしている。

 重力操作を可能とする金色の古代遺物(アーティファクト)を身に付けており、その圧倒的な重力攻撃によって数多の肉体を押し潰してきた。

 何者からの支援を受ける形で、かつて組織から脱走した構成員二名を追跡しているようだが……。

  • ▲彼の言葉が向けられている相手とは、おそらく……。

 これまでに公開された動画でも話題になっていた、黄金鎧の人物の情報がついに判明。大方の予想通り、やはりその名はエンペラー!

 なんとも意味深な台詞を口にしていますが、前作『閃の軌跡IV』で登場した小説“3と9”をお読みの方は、だいたい察しがつきますよね。おそらくこれは、彼と同じ“組織”に所属していたとされている、スウィン、ナーディアの2人組に向けられた言葉でしょう。

 この台詞の内容からも伝わってはきますが、あくまで小説内の人物“ザ・エンペラー”に準じるならば、彼はまさに“悪の親玉”という言葉がふさわしい極悪非道なキャラクターです。

 それだけに、“組織”を抜けて足を洗ったとされるスウィンたちの前に再び現れたとなれば、何かよろしくない思惑があるんじゃないかと非常に心配なところ。

 ……だいたい、一人称で我とか言っちゃう男キャラのうち8割9割はろくでもないヤツという、俺的法則(超偏見)。

 なお、女の子の場合その限りではないので、覇王口調の女キャラとかむしろWelcomeなんですが、今のところ『軌跡』にはあまりいないかー。我らが分校長はかなり近い感じでいいね!

  • ▲アーティファクトの力で、重力を自在に操る。

 小説内でエンペラーは、《照臨(しょうりん)のレガリア》と呼ばれるアーティファクトによって重力を操作し、スウィンやナーディアを翻弄していました。

 《照臨のレガリア》とは、重力の大きさを変化させる黄金の兜、攻撃を受けた瞬間にその対象の重力を吸収する鎧、接触した局部に強力な重力波を伝える杖の王笏(おうしゃく)、そして対象を指定し、重力場の効果を区別するカラスの宝珠、の4つをひと揃いとしたアーティファクトだと描かれています。

 公開された画面の姿は、まさにその描写どおりと言えるでしょう。

 しかし、小説内ではカラスの宝珠は失われ、そもそもエンペラーもほぼ確実に命を落としている描写。スウィンやナーディアの件からすると、小説はあらかた事実っぽい感じなのに、皇帝さんなんで生きてるの?

 ある意味で『創の軌跡』の完全新規の敵キャラ。そして、スウィン、ナーディアがプレイヤー側でもかなりの中心人物ということで……これはワンチャン、皇帝ラスボス説あるか!?

小説“3と9” あらすじ

 《ソードの3(スリー・オブ・ソーズ)》と《ソードの9(ナイン・オブ・ソーズ)》。コードネームで呼ばれる2人の少年少女は、人殺しを行うただの“道具”として、”組織”の命を受けゼムリア大陸各地で暗躍していた。

 「潜~入~完~了~~」
 「すーちゃん~、やっちゃって~!!」
 「この剣は少し特殊なんだ」
 「せめてどんな相手に殺されるかくらい、知る権利はあるだろう」

  • ▲スリー(※『創の軌跡』公式サイトより)
  • ▲ナイン(※『創の軌跡』公式サイトより)

 だが、スリーにはかつて“組織”を裏切り、抜け出そうとした過去があった。しかし、当時のその目論見は失敗。さらには、脱走を共謀したパートナーであり親友でもあった少年を、彼自身の手で殺してしまうという悲惨な結果に終わる。

 「お前と一緒に人間になりたかった、自由になりたかった」
 「それでも俺は、死んではいけないんだ!」
 「死ね! スリー――!!!!」
 「あぁぁああああああああ!!!!!!」

 それでも、彼はまだ諦めてはいなかった。“道具”ではなく、一人の人間に戻れる日が来ることを。

 常に全身をローブで覆った“組織”の幹部・“管理人”の目を盗み、再び脱走計画を練るスリー。しかし、その企みは露見。しかも、計画を“管理人”に暴露したのは、ほかならぬ現在のパートナーの少女、ナインだった。

  • ▲管理人(※『創の軌跡』公式サイトより)

 「弁明を、聞こうか。君の裏切りはすでに告発された」
 「言い逃れは出来ないよ、すーちゃん。いいえ。スリー」
 「これで、終わりよ」

 明かされるナインの過去、かつてのパートナーの少年とナインとの関係……。そして、少年の復讐を口にして、スリーの命を奪おうとするナイン。するとその寸前で、ナインの攻撃は矛先を変え――“管理人”を襲った。

 「すーちゃん~~」
 「ナイン、一体どういう――」

 ナインによって周到に仕掛けられた罠にはまり、巨大な岩々の生き埋めとなる“管理人”。スリーとナインの2人は手を取り逃亡するが、背後の岩が鳴動し、あたかも重力が変化したかのように浮き上がり……そこには破れたローブの下に黄金の鎧をまとった男が、笑みを浮かべて立っていた。

 “管理人”こと“ザ・エンペラー”は、アーティファクトに身を包んだその姿を現し、高らかに宣言する……。

 「我に逆らうか、我に!」
 「“粛清”の時間だ」

 TO BE CONTINUED

  • ▲ザ・エンペラー(※『創の軌跡』公式サイトより)

 “3と9”については、現在『創の軌跡』公式サイト上でも絶賛公開中ですので、そちらも読んでおくと、いろいろと理解が深まるはず。

 それにしても、すでにゲーム本編にも内容の関わりがある“カーネリア”や“赤い月のロゼ”、そしてこの“3と9”をはじめ、『軌跡』シリーズのゲーム内小説はどれも読み応えがあって、本当にすごいですよね。

 いずれまた、小説から登場する人物なんかも出てくるかもしれません。個人的にはアニエス超希望。性格の描写とかが、すごくかわいいんだよなあ。実はエマの母親の若かりし頃の!……とか勝手に妄想したこともあったっけ。

 ゲームはプレイしていても、まだあまりそれらの書物をちゃんと読んだことがないっていう人は、ぜひ一度読んでみてほしいですね。必ずお気に入りの作品が見つかることと思いますよ!

 …………あー、こんなとき、これまでの小説が一冊にまとまった本なんか出てたりすると、ありがたいんだけどなー、めっちゃありがたいんだけどなー(棒)。チラッ↓、チラッ↓(近藤社長コメントのさらに下のあたりを眺めつつ)。

 はい、“ゼムリア大陸文庫全集”の宣伝でした!!(笑)

日本ファルコム近藤社長コメント

 本作で初登場となる皇帝(エンペラー)はとある組織に所属する“管理者”として、“スリー”“ナイン”と呼ばれる構成員を監視していた人物です。

 主に《C》ルートに深く関わってくる人物ではありますが、実はそれ以外のルートやエピソードにも絡んでいたり、あるメンバーと接触していたりするので、そこで彼が漏らす情報によって様々なことが見えてくるかもしれません。

 小説“3と9”では激闘の末、“スリー”と“ナイン”に殺害されていますが、エンペラーが生きているということは、あの小説の内容が“どこまで真実なのか?”ということになりますよね。

 闘いの中で失ったはずの古代遺物の1つを手にしているなど、色々と不可解な点の多いエンペラーですが、彼が何故このタイミングであの2人の前に姿を現すのか……その真実はぜひ、本編でお確かめください。

 ちなみに、小説“3と9”は『創の軌跡』公式サイトで第1巻から公開していますので、エンペラーという人物に興味のある方はぜひ、そちらをご覧ください。

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※画面は開発中のものです。
(C)2020 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.

英雄伝説 創の軌跡

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年8月27日
  • 希望小売価格: 7,800円+税