『VALIANT TACTICS』初心者が実践で使えるバトルの攻略まとめ
- 文
- セスタス原川
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THINKGAMESより配信中のPC用本格戦術対戦バトル『VALIANT TACTICS』。
本作は、キャッチコピーで「本格戦術対戦バトル――簡単では、ない」と明言されるほど、プレイヤーの腕が問われる奥深いゲームシステムが特徴の1vs1の対戦ゲームです。
今回の記事では、覚えておくと対戦で役立つポイントをご紹介。中にはチュートリアルでも触れられている部分もありますが、試合のポイントを理解するために重要な部分をピックアップしてお伝えしていきます。
デッキ構築
対戦をはじめるためには、もちろんデッキが必要になります。今回の記事では、全プレイヤーが最初から全カードを使用できるスタンダードにて解説を行っていきます。
デッキ枚数
まず、デッキは30枚以上、45枚以下のカードを採用することが条件です。
枚数は好みでも問題ありませんが“カードの枚数が増えれば増えるほど、特定のカードを引く確率が下がってしまう”ということは念頭に置いておきましょう。
要となるカードを引き込みたい場合は、デッキの枚数をできるだけ30枚に近づけて、対戦中に引くカードのブレを抑えることをオススメします。
デフォルトデッキの調整
デッキを自分で構築する際には、低コスト・高コストのユニットの割合が重要になります。
高コストのユニットは強力ですが、序盤に使えないだけでなく、後半でも1ターンの行動が制限されてしまうので、枚数は控えめにすることがオススメです。
スタンダードにはデフォルトデッキとして既に構築されたデッキが用意されています。このままでも問題なく戦えるレベルのデッキなので、ゲームを始めたての人はそのまま使ってみても良いでしょう。
デフォルトデッキは高コストユニットが多く採用されているので、もしデッキの総枚数を減らしたい場合はコストの高いユニットから減らしていき、デッキのコスト分布が右肩下がりになるようなイメージで調整をしましょう。
初期カード
スタンダードでは、5枚のカードを初手に必ず来る“初期カード”として登録できます。
ここには基本的に序盤に使いたいカードを設定するので、コストの低いユニットや、後続のカードを持ってこられるドロー系のスペルを登録しておくと良いでしょう。
デフォルトデッキを使う場合は、最初から既に設定されているものをそのまま利用して問題ありません。
“タクティクスフェイズ”
“タクティクスフェイズ”で行うことは、カードの配置と、登場時に最初に行う行動の指示です。
画面右下に表示されているカードが自分の手札です。毎ターン1枚のカードがドローカードとして手札に加わります。
普通に配置していれば手札は減っていく一方なので、カード不足を補うためにも、ドロー系のスペルや、登場時にカードを手札に加えるユニットを駆使して、手札を切らさないように戦いましょう。
ユニットの呼び出し
ユニットを呼び出せるのは、青く表示されている自軍城門前のエリアのみ。ここに一旦ユニットを呼び出し、移動命令を出して敵陣に向かわせるといった流れが基本になります。
これはユニットカードに限った話で、場に効果を与える作戦カードやスペルカードは、条件さえ満たせば好きな場所で発動させられます。
ただし、建物ユニットは工兵が近くにいる場所にしか建築できないので、もしデッキに入れる場合はセットで採用する必要があります。
後半になり、敵陣奥で戦っている場合はユニットの増援をすぐに送れないので、スペルや作戦などを駆使して援護をしましょう。
最初の行動指示
ユニットが登場した瞬間に行う行動は“タクティクスフェイズ”内で指定できます。“アクティブフェイス”の負担を軽減するためにも、この段階でできるだけ多くの指示を予め出しておきましょう。
指示を出すためにはユニットを指定して進行方向を決定しますが、それには数種類の方法があります。
●単体指示
1つのユニットに対して個別の指示を出す方法。ユニットをクリックした後に、進行方向となる地点をクリックする、最も基本的な指示の出し方です。
●一括指示
右クリックをホールドして範囲を選択して、範囲内のユニットにまとめて指示を出します。大量のユニットが近くに集まっていて、細かな指示が出せない場合に便利な方法です。
●タイプ別指示
画面左側のホイールでは、ユニットのタイプごとに指示を出せます。相手のユニットに対して有利なタイプのユニットを向かわせたい場合や、密集したユニットを整理した際などに使用します。
ゲームに慣れるまでは、一括指示を利用して大軍勢の行進をしても問題ありません。慣れてきたら、各ユニットに細かい指示を出したり、ユニットのタイプを意識して指示を出すようにしましょう。
また“タクティクスフェイズ”の指示では“全速移動”という移動速度がアップする特殊な指示を出すことも可能です。普段よりも早い速度で動けるので撤退に便利ですが、使用中に方向転換をすると移動速度が低下するなどデメリットもあります。
時間制限
予備時間の“EXタイム”はターンごとに追加されるようになっており、その追加量は“タクティクスフェイズ”の残り時間3秒につき1秒と、フェイズをどれだけ早く終えたのかによって変化します。
つまり、慣れてきて“EXタイム”を溜められるようになれば、配置が難しい後半の混戦状況に長く思考時間を割けるようになるのです。
素早い操作は必須ではありませんが、操作するユニットが増えてくると制限時間もシビアになるので、操作スピードはゲーム上達に明確に繋がる部分と言えます。
“アクティブフェイズ”
“アクティブフェイズ”はユニットたちが動き出し攻防を行うフェイズです。動き続けるユニットに対してリアルタイムで指示を出す必要があり、ゲーム内で最も情報量が多く、実力が出るポイントになります。
“タクティクスフェイズ”と異なり、“アクティブフェイズ”の時間は一律で固定されているので、限られた時間の中でユニットを無駄なく動かせるかが重要です。
相手の城門への攻め方
勝利するためには、相手の城門を攻め落とすか、指揮官を倒さなければなりません。しかし、無理に攻め込んでは相手に迎撃され、手痛い反撃を受けてしまうでしょう。
守り過ぎず、攻め過ぎずを意識して、序盤はまず自軍城門~中間付近で戦力を整えることが大切です。“無理に敵陣に進軍する必要はない”ということを覚えておきましょう。
場に出せるユニット数には10体の上限があり、無意味にコストの低いユニットを並べてしまうと、場合によって本命のユニットが場に出せなくなるという状況にもなります。注意しましょう。
索敵範囲
対戦中には、ユニット同士の距離感が重要なポイントになります。
まず、ユニットには索敵範囲が存在し、その距離に敵ユニットが入るとその存在を感知します。つまり、相手から離れた場所であれば、こちらがどのような行動をしているのかは相手には見えません。
これを利用して、自軍城門目の前で相手にバレないようにコツコツと戦力を整えたり、大回りして敵陣に奇襲を仕掛けたりできます。
指示範囲
自分のユニット同士では、指揮官と他のユニットの距離が重要です。
指揮官を中心とした青円より遠くにいるユニットは、“アクティブフェイズ”中に指示を出すことができなくなってしまいます。
また、指揮官が孤立してしまうと集中攻撃を受けて敗北にもつながってしまいます。常に指揮官をどこに待機させるのかは意識しなくてはなりません。
戦わせるユニットのステータスを意識
ユニットはできるだけ倒されたくないので、もしステータスで負けているユニットが戦闘になりそうな場合は、他のユニットを向かわせて共闘させるようにしましょう。
“相手と攻撃力が同じでHPが負けている”など分かりやすい状態であれば、戦い続ければどちらが勝つかすぐに判断できますが、攻撃力もHPも異なるユニット同士の戦闘は複雑で勝敗を判断し辛いです。
どちらが勝つかわからないと思った瞬間には、すぐに増援を送るように意識しておけば、ユニットを生き残りやすくさせることができます。
もちろん、狙われているユニットが指揮官の場合は、すぐさま増援を送り、できるだけ指揮官のHPを残すようにしなければなりません。
上記でご紹介した以外にも、覚えておくと便利なことはまだありますが、今回は“覚えることで対戦に影響を与えやすいポイント”に絞ってお伝えしました。
これらを頭に入れておけば、初心者から1歩進んだ状態にはなれるはず。あとは、実践の中で少しずつ学んでいくことが、上達への一番の近道です。
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VALIANT TACTICS
- メーカー:THINKGAMES
- 対応端末:PC
- ジャンル:その他
- 配信日:2020年7月22日
- 価格:基本無料/アイテム課金