【創の軌跡キャラ考察】故郷と仲間のため《絶空鳳翼》ガイウスは守護騎士の力を振う。近藤社長コメント付き

アツゴロウ
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 日本ファルコムが世に贈る人気ストーリーRPG『軌跡』シリーズ。その最新作であるPS4用ソフト『英雄伝説 創の軌跡』のキャラクター情報&考察を、日本ファルコム近藤社長のコメントとともにお届けします。

 ノルド高原で育ち、エレボニア帝国に知己を得たことで、守るべき故郷が2つになったガイウス。彼が持つ守護騎士としての力は、大切なものを守るためにのみ振るわれる。

ガイウス・ウォーゼル(声優:細谷佳正)

 「反旗を翻し、クロスベルを占領したテロリストたち、か……」

 遊牧民族“ノルドの民”の出身で七耀教会の《星杯騎士団(グラールリッター)》に所属する守護騎士の1人。

 四人兄弟の長男で面倒見がよく、先入観にとらわれず物事の本質を見定めることが出来るため旧《VII組》メンバーをはじめ周囲からの信頼は厚い。

 トールズ卒業後、とある事件がきっかけで“聖痕(スティグマ)”を受け継ぎ守護騎士第八位《絶空鳳翼》として帝国を襲った災厄《巨イナル黄昏》に立ち向かった。

 その後はノルド時代からの相棒・鷹のゼオと共にゼムリア各地で《星杯騎士団》の任務にあたっていたが、帝国で発生したある事件のカギを掴むため、家族が暮らす故郷・ノルドの地を再び訪れることになる。

  • ▲家族との時間を過ごすガイウス。

 ガイウスは《星杯騎士団》の守護騎士になったことで、旧《VII組》のなかでもトップクラスの戦闘能力を持つに至りました。もともと落ち着きがあり、頼りがいのある人物でもあった彼のパワーアップは、本作でさまざまな事態に巻き込まれるリィンに取っても心強いことでしょう。

 ノルドの民であるガイウスは、エレボニア帝国の北方にあるノルド高原の自然のなかで育ちました。今回のノルド高原への里帰りは、彼にとって予想外の事態だったのでしょうが、写真を見るに家族に会えたこと自体はうれしいようです。

 写真には、立派な青年に成長した弟のトーマや、若く見え過ぎる母親のファトマの姿もあります。セリフに出ているシーダとリリは長女と次女のこと。父親のラカンはここにいないようですが、彼はノルドの民の中心人物でもあるので、何かと忙しいのでしょう。もしかしたら、ガイウスが追っている事件に関係しているのかも?

  • ▲ガイウスの家族は、ノルドのために危険な行動に出る。

 公式HPなどで公開されているデモムービーでは、ノルド高原を戦車が進軍しているシーンもあり、ノルドの民はかなり危険な状況にさらされる様子。ガイウスたちの家族が何かしらの行動に出るのも、この事態を解決するためだと思われます。

 大切な家族と故郷のために戦ってきたガイウスにとって、この状況はまさに試練。旧《VII組》メンバーとして、そして《星杯騎士団》の守護騎士として培ってきた彼の真の力が試されるときです。ガイウスが仲間たちと協力しながら、ノルド高原の平和を守りきってくれることに期待しましょう!

 またガイウスは、セリフでクロスベルの状況にも言及しており、そちらで起こっている事件にも関わっていく可能性が高いです。《特務支援課》が手こずるような事態に、彼の守護騎士としての力はきっと役立つはず。同じ守護騎士であるワジとの共闘はもちろん、守護騎士専用の特殊飛行艇・メルカバの出番もあるかもしれませんね。

ガイウス OnePoint PlayBack

 ガイウスは幼いころ、故郷のノルド高原がエレボニア帝国とカルバード共和国の緩衝地帯に位置し、いつ戦火に巻き込まれてもおかしくない状況にあることを理解します。ノルドを守るためには外の世界を知るべきだと考えた彼は、帝国軍人の知人を頼り、トールズ士官学院へ入学。こうしてガイウスは旧《VII組》の一員となったわけです。

 ノルドからの留学生という異質な身でありながら、その落ち着きぶりと誠実な性格で、周囲に受け入れられていくガイウス。ときには帝国外から来た者の視点で、帝国貴族の矛盾を突き、存在感を示したこともありました。

  • ▲《VII組》メンバーの出自を揶揄するパトリックに対し、「貴族は何をもって立派なのか?」と発言。貴族の権威を振りかざすパトリックに、自分の愚かさを気づかせた。写真は『閃の軌跡I』のものです。

 こうしてリィンたちと同じ時を過ごしていったガイウスは、いつしか帝国が“第二の故郷”ともいうべきものになっていることに気づきます。ノルドと帝国、2つの故郷のために戦うガイウスは、のちに勃発する帝国の内戦でもリィンたちと協力し、戦いの早期終結に貢献するのでした。

 トールズ卒業後、ノルド高原に戻ったガイウスは、帝国と共和国の争いに巻き込まれてしまいます。その危機を救ったのが、七耀教会の巡回牧師で、ガイウスの師にあたるバルクホルンでした。

  • ▲《星杯騎士団》の守護騎士の前・第八位《吼天獅子》バルクホルン。イラストは『閃の軌跡III』のものです。

 彼は《星杯騎士団》の守護騎士第八位でもあり、重傷を負った末ガイウスに自分の“聖痕”を継承。ガイウスはその後、騎士団の総本山であるアルテリア法国で修行を積み、晴れて新たな守護騎士第八位となるのでした。

 いつの世にも必ず12個存在するという“聖痕”は、守護騎士の証であるとともに、継承した者に人智を超えた力を与えるもの。たゆまぬ努力で身に付けた力と“聖痕”により、ガイウスは若くして強大な戦闘能力を持つに至ったわけです。その力は結社《身喰らう蛇(ウロボロス)》のアリアンロードやマクバーンといった強者にも評価されるほどでした。

  • ▲“聖痕”の力を解放し、強敵に立ち向かうガイウス。写真は『閃の軌跡III』のものです。

 人の身に余る力を手にしながら、ガイウスが求めるのは心を通わせた仲間たちと2つの故郷の平穏。ですが『創の軌跡』では、彼の望みは残念ながら実現されていないようです。まだまだ守護騎士としての力が必要とされる時代。ガイウスには一層の奮起を期待したいところです!

日本ファルコム近藤社長コメント

 星杯騎士の1人としてゼムリア各地に出向いていたガイウスですが、本作では《黄昏》後にノルド高原で起こるある事件の中心人物として活躍する姿が描かれます。

 弟のトーマ、妹のシーダ、リリなどウォーゼル一家も久々に登場し、事件解決に向けて関わっていくことになりますが、飛行艇メルカバの中でガイウスが家族と通信しているシーンもその1つですね。本編“クロスストーリー”での彼らの動きにもご注目いただければと思います。

 なお、現在のガイウスは旧《VII組》メンバーの中でも七耀教会・星杯騎士団所属という特殊な立場にありますが、そんな彼がアルテリア法国で築いた人間関係に興味がある方もいるかと思います。

 ワジをはじめ、教会関係者との会話の中に様々な情報を仕込んでいるので街中での神父、シスターとの会話や《真・夢幻回廊》内でのガイウスの台詞等にも注目してみてください。

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英雄伝説 創の軌跡

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年8月27日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

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