【創の軌跡キャラ考察】復活のミリアム、エージェントとして再始動。近藤社長コメント付き

アツゴロウ
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 日本ファルコムが世に贈る人気ストーリーRPG『軌跡』シリーズ。その最新作であるPS4用ソフト『英雄伝説 創の軌跡』のキャラクター情報&考察を、日本ファルコム近藤社長のコメントとともにお届けします。

 人造人間(ホムンクルス)として生み出されながら、人の心を学び、人のために命を散らしたミリアム。今一度の“生”を得た彼女が、大切な仲間のために再び立ち上がる。

ミリアム・オライオン(声優:小岩井ことり)

 「アーちゃん、ボクたちも負けてられないね!」

 旧《VII組》メンバーの1人で、無邪気で人懐っこい性格の少女。

 その正体は地精(グノーム)によって生み出された人造人間(ホムンクルス)であり、同じ境遇で妹にあたるアルティナのことを誰よりも可愛がっている。

 《白兎(ホワイトラビット)》のコードネームで帝国軍情報局に所属し、エージェントという立場を活かして新旧《VII組》を支援していたが、地精らの暗躍により命を落としてしまう。

 しかし、聖女アリアンロードが最後に与えた力や騎神、魔女たちの協力によって新たな身体を得ることとなり、災厄《巨イナル黄昏》が過ぎ去った後は再び情報局で元気に活躍する姿を見せるようになった。

  • ▲新しい身体になっても、ミリアムの明るい性格は変わらず。

 ミリアムは『閃の軌跡IV』のラストで新たな身体を得て完全復活。妹分のアルティナや、強く心を通わせたユーシスとも再び触れ合えるようになり、以前にも増して元気な姿を周囲に見せているようです。

 セリフの“アーちゃん”は、ミリアムがアルティナを呼ぶときの愛称。何に負けていられないのかはわかりませんが、姉妹仲は深まっているようで何よりです。アルティナが『閃の軌跡IV』でときどき使っていた“お姉ちゃん”呼びは、本作でもぜひやってもらいたいところ。

  • ▲ミリアム復活に感極まり、普段はしない呼び方をしたアルティナ。写真は『閃の軌跡IV』のものです。

 ミリアムは『創の軌跡』で古巣の帝国軍情報局所属に戻りましたが、情報局はもともと《鉄血宰相》ギリアス・オズボーンのおかげで強い権限を持っていた組織。オズボーン亡き今は権限も減らされているでしょうし、ミリアムも動きづらくなっているかもしれません。

 とはいえ情報局には元《鉄血の子供達》の同僚で、鋭いカンでどんな状況もなんとかしてしまう《かかし男》ことレクターもいます。彼とミリアムがそろえば、大抵の事態は解決してくれそう。もちろん帝国やクロスベルで起きている事件が普通なら、という前提ですが。

  • ▲帝国軍情報局所属の特務少佐レクター・アランドール。イラストは『閃の軌跡IV』のものです。

 ミリアムのことで1つ気になるのは、彼女が使っていた武器について。以前は地精が作った戦術殻・アガートラムを使っていましたが、『閃の軌跡III』で彼女が命を落としたときに砕け散ってしまいました。

  • ▲《黒き聖獣》の爪牙にかかり、ミリアムとともに切り裂かれるアガートラム。写真は『閃の軌跡III』のものです。

 新着写真では、アガートラムと同じ戦術殻であるナグルファルとミリアムが一緒にいるシーンがありました。ナグルファルは地精のジョルジュが使っていた戦術殻ですが、本作ではミリアムが使うということでしょうか?

  • ▲ジョルジュの戦術殻・ナグルファルに挨拶。

 同じ戦術殻とはいえ、アガートラムとナグルファルは別物です。さらに、ミリアムはアガートラムと同調することで戦闘能力を引き上げていた節もあるので、この変更は彼女の戦闘スタイルにも影響を及ぼしそう。このあたりがどう描かれるのかに注目ですね。

ミリアム OnePoint PlayBack

 情報局のエージェントとして帝国各地で活動していたミリアムは、特別実習でノルド高原を訪れたリィンたちに遭遇。その後はオズボーンの指示もあって旧《VII組》に編入されてきます。

 《鉄血の子供達》という、リィンたちにとっては敵か味方か不明な立場でありながら、生来の無邪気さですぐ打ち解けていくミリアム。そんな彼女にとって、旧《VII組》はいつしか大切な居場所になり、帝国の内戦下でもリィンたちに協力していきます。

  • ▲士官学院祭のステージでは、サイドボーカル兼バックダンサーを担当。写真は『閃の軌跡I:改』のものです。

 ミリアムはトールズ卒業後も旧《VII組》の一員として活動。帝都ヘイムダルに出現した《黒キ星杯》内の戦いでは一時的に敵側に回りますが、心は常に仲間たちとともにありました。この戦いの最中、ミリアムはリィンとアルティナをかばう形で命を失いますが、彼女の意識は《根源たる虚無の剣》に宿ることに。

  • ▲リィンたちを守ったことに満足しながら、徐々に消えていくミリアム。写真は『閃の軌跡III』のものです。

 災厄《巨イナル黄昏》が訪れたあとは、苦難にさらされながら災厄にあらがうリィンたちを剣のなかから見守っていたミリアム。《鋼の聖女》アリアンロードの助力で、思念体として剣の外へ出られるようになってからは、自分の死を悼むユーシスや《鉄血の子供達》のクレアと言葉を交わし、その心を救うのでした。

  • ▲クレアの心を慰めつつ、最終決戦での再会を約束する。写真は『閃の軌跡IV』のものです。

 その後、冒頭で紹介したように新たな身体で復活を果たすミリアムですが、今後も彼女は大切な仲間たちのために尽力していくことでしょう。もちろん『創の軌跡』でも、情報局のエージェントとして活動していた彼女の経験が役立つケースもあるはず。ユーシスやアルティナとの仲がどう深まっていくのかにも期待します!

日本ファルコム近藤社長コメント

 前作『閃の軌跡IV』後に再び情報局所属のエージェントとして活動することになったミリアムですが、レクター、クレアといった、かつての“鉄血の子供達”とも連携しつつ、彼女なりの考えで帝国の人々や《VII組》の仲間のために動いているようですね。

 ジョルジュが所有していた戦術殻《ナグルファル》とコンビを組んでいるような画面写真も公開していますが、『閃の軌跡IV』の後に彼女の身のまわりで“何が起こったのか”についてはエピソードという形でしっかりと掘り下げていくことになります。《アガートラム》の件もそちらのエピソードで触れていますので、ミリアムファンの方はご期待ください。

 なお、エージェントとしての仕事の合間を見つけてはユーシスのところに遊びに行っているらしく2人の関係性は相変わらずのようです。はりきってお姉さんぶるミリアムに呆れながらも、ちゃんと相手をしてあげるアルティナなど、微笑ましいやり取りも描かれているので、ミリアムと関係の深い人物たちとのやり取りにもご注目いただければと思います。

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※画面は開発中のものです。
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英雄伝説 創の軌跡

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2020年8月27日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

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