『スパロボDDコラム』サーバイン衝撃の参戦! 親友同士が対決する“第1章 Part4”も徹底紹介!!【#22】

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 『スパロボDD』コラム第22回、今回最大のトピックは、なんと言ってもOVA『聖戦士ダンバイン New Story of AURA BATTLER Dunbine』の電撃参戦!

 7月22日に公開された“第1章 Part8”に、主役機のサーバインとともにパイロットのシオン・ザバ、彼をサポートするフェラリオのシルキー・マウが登場しました。サプライズ的な参戦にビックリした人も多いんじゃないでしょうか。もちろん筆者もそのひとりです。

 衝撃の参戦を果たしたサーバイン、はたしてその実力のほどは!?

第2のオーラバトラー・サーバイン登場! 700年の時を超えた“バランバランの秘宝”の実力は!?

サーバイン&SSR オーラ斬り(サーバイン)


【ユニットデータ】サーバイン

【ユニットパーツデータ】オーラ斬り(サーバイン)




サーバイン&SSR オーラ斬り(サーバイン)の評価(S)

 2機目となるオーラバトラーで、パイロットはシオン・ザバ。防御&回避タイプで通常攻撃は打撃属性となる。SSR必殺技のオーラ斬りは、防御&回避タイプの攻撃力・防御力12%増加、戦闘回数に応じて運動性4.6%増加(最大23%)。さらに敵ユニットの命中率が75%以下の場合は被ダメージ30%軽減、打撃・斬撃属性のブレイクゲージ減少量50%増加と、壁役に必要な要素を全て確保している。

 また回避性能だけではく防御性能もウリの1つ。敵の命中率が75%以下なら被ダメージは70%となり、防御選択時はさらに半減。命中率100%の攻撃に対しても回避を選択した場合は命中率が50%以下になるため、こちらも30%軽減の対象となる。特性+5で40%軽減ともなれば、命中率76%以上の攻撃に対しては防御を選ぶ必要はほぼなくなる。

 ライバルとなるの回避型の打撃持ちのデビルマンだが、現時点では高性能スラスターでの強化の手軽さ、固有オーブの差、支援パーツの種類などから基本的にはデビルマンの方がやや優勢。とはいえ、サーバインにはSRやRの必殺スロット性能、ブレイクゲージ減少量増加、高い防御性能といった強みがあるので、今後の武装やオーブの追加に期待したい。

 ショット・ウェポンによって開発されたダンバインのプロトタイプとされ、TVアニメ版『聖戦士ダンバイン』以来700年もの長きに渡り眠りについていた“バランバランの秘宝”ことサーバイン。この機体、実は少々特殊な出自の持ち主で、初出はTVアニメ版でメカニカルゲストデザインを担当した出渕裕氏による書籍企画『オーラファンタズム』でした。

 それが、1988年にリリースされたTVシリーズの総集編3部作に収録された新規映像(OVA)『聖戦士ダンバイン New Story of AURA BATTLER Dunbine』の主役機として抜てきされた形です。

 サーバインが最近の『スパロボ』に登場するたび、ファンの間では「原作よりよく動く」と言われるのですが、これは原作でのサーバインの活躍シーンが、(一部を除き)重厚なタッチの止め絵を拡縮、スライドなどすることで表現されているため。

 ごらんの通り複雑な意匠が美しい機体ですから、88年当時のセル画で派手なアクションをさせるとなると、作画スタッフに死人が出てしまっていたことでしょう(笑)。今回の『スパロボDD』でも、ご多分に漏れず原作より動いております。

 近年では『スーパーロボット大戦BX』や『スーパーロボット大戦X』『スーパーロボット大戦T』などにも登場し、すっかり見慣れた感のあるサーバインですが、『スパロボ』シリーズとの縁はとても古く、初参戦は1995年発売の『第4次スーパーロボット大戦』までさかのぼります。

 シルキーともども隠し要素となっており、あるマップの特定座標にショウが乗った機体を移動させることで入手できました。当時はインターネットが普及していなかったので、雑誌や攻略本の情報がないと、まず気づくことができませんでしたね……。

 一方、パイロットであるシオンの初参戦は2003年発売の『スーパーロボット大戦COMPACT3』までお預け。同作で初めてOVAのストーリーが『スパロボ』シリーズに盛り込まれました。

 今作『スパロボDD』でのシオンたちは、原作クライマックスでの核ミサイルの爆発に巻き込まれ、その結果として地上にやってきたという“if”のシチュエーションでの登場となっています。

 余談ですが『スパロボ』への連続参戦が呼び水となったのか、近年はアクションフィギュアシリーズ“ROBOT魂”で、サーバインやズワウスをはじめとした『オーラファンタズム』関連の機体が次々と立体化。

 ビルバインの流れをくみ『スーパーロボット大戦T』への参戦も記憶に新しいヴェルビンや、ビランビーの強化型とされるギトール、デザインがリファインされたビアレス(最終生産型)などが、マスプロダクツアイテムとして発売されており、筆者の手元にも、つい先日ビアレスが届いたところです。

 どれも、メチャメチャカッコいいんだよなあ……! サーバインも新塗装版の“PEARL FINISH Ver.”が9月発送予定なので、こちらも楽しみです!!

サーバインが登場する“第1章 Part8”をちょっとだけ紹介!!

 ここからは、サーバインが登場する“第1章 Part8”の展開をチラ見せ! 『聖戦士ダンバイン New Story of AURA BATTLER Dunbine』のほかには、『ゼーガペイン』や『鋼鉄ジーグ』が中核となったストーリーが展開します。

  • ▲意に反して地上にやってきてしまった黒騎士とトッド。2人は、アレンらを抱き込んだあしゅら男爵からの誘いを一蹴する。
  • ▲黒騎士と遭遇したシオン。彼は黒騎士に、宿敵ラバーンの姿を垣間見る。
  • ▲宙の身体に隠された、ある秘密を知るヒミカ。邪魔大王国の狙いは定まった。
  • ▲ゼーガペインのデータを狙う魔戦士アビス。窮地に陥ったキョウたちを救ったのは、新たなる仲間だった。
  • ▲歴戦のセレブラントであるクリスとアーク。まるで死に急ぐように、ゼーガペイン フリスベルグで戦場を駆ける。
  • ▲今明かされるディーダリオンの正体。そして“エガリ”の神“エギリゴ”とは一体……。

フリーダムガンダムに新SSR必殺技“ビームサーベル連続攻撃”追加! イベント“退紅に染まる海”を切り抜けろ!!

 7月15日には、イベント“退紅に染まる海”スタートにともない、フリーダムガンダムの新たなSSR専用必殺技パーツ“ビームサーベル連続攻撃”が追加されました。こちらの性能も見ていきましょう。

SSR ビームサーベル連続攻撃

【ユニットパーツデータ】ビームサーベル連続攻撃



ビームサーベル連続攻撃の評価(A)

 フリーダムの2個目となるSSR必殺技が早くも登場。今回の追加により、キラは最多となる4個の固有スキル持ちになった。メインアビリティはビームサーベル連続攻撃の必殺技威力18.5%増加、気力105以上の自分のアクション開始時に攻撃力・照準値・運動性12%増加(4アクション、実弾・斬撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が65%増加というもの。

 特性+0でアクション2、回数4と高回転でのブレイク狙いに特化した性能になっているものの、気力105以上で強化アビリティが発動したあと4アクション後にはステータス強化が一切無くなってしまうのがやや辛いところ。また射程も2と短く、サブ必殺にバラエーナプラズマ収束ビーム砲を装備しても射程は3止まり。

 短いステージであればいいが、基本的に安心して使用できるのは防御系の精神コマンドや“狙撃”を使ったあとなどかなり限定的になってしまうため、サブ必殺技での運用が無難だ。ただ、固有スキルのコーディネイター(キラ)Lv2に“気力上限10増加”がついており、こちらは非常に優秀。このスキルを解放するためにも1つは確保しておきたい。

 フリーダムガンダムといえば、強力な火砲による一斉射撃“ハイマット・フルバースト”が多くのファンに強烈な印象を焼き付けていますが、実のところキラはかなりのインファイター。名のあるパイロットとの対決では“MA-M01ラケルタビームサーベル”を多用しています。

 たとえば『機動戦士ガンダムSEED』でのフリーダムガンダム初登場時には、イザークの乗るデュエルガンダムの脚部を切り落として無力化していますし、同作最後の敵として立ちはだかったクルーゼのプロヴィデンスガンダムとの戦いでも、決め手となったのは2本のビームサーベルを連結させた“アンビデクストラス・ハルバード”モードでの一突きでした。

 なお『スパロボDD』の“ビームサーベル連続攻撃”で見せる逆手での斬撃は、続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第28話でアスランが乗るセイバーガンダムをバラバラに切り刻んだシーンの再現。次世代機である“セカンドステージ”すら圧倒した、目にもとまらぬその早業は、まさしく“必殺技”と呼ぶにふさわしいものでした。

 開催中のイベント“退紅に染まる海”では、アスランのイージスガンダムと、ニコルのブリッツガンダムがボスとして登場。

 “ビームサーベル連続攻撃”のほか、紅蓮弐式用の“連斬”を装備すると赤の特別報酬ボックスが、フリーダムガンダム用の“バラエーナプラズマ収束ビーム砲”とビルバイン用の“オーラ斬り”を装備すると青の特別報酬ボックスがドロップしやすくなります。

 開催期間は、残すところわずか数日となっていますので、各種ミッション報酬などもお取り逃しのないよう!!


キラとアスラン、ゼロとスザク……親友同士が戦場で相まみえる“第1章 Part4”のストーリーを解説!

 ここからは、2月に公開された“第1章 Part4”のストーリーを、遅まきながら徹底紹介! 『機動戦士ガンダムSEED』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』を中心とした物語が展開し、ゼロ(ルルーシュ)と、その愛機・ガウェインが入手できるシナリオとなっています。

 “ワールド5”のラストにて、圧倒的な性能を誇る火星カタフラクトの脅威をかいくぐりつつ、ようやく強襲揚陸艦わだつみと合流したユニスたち。しかし喜びもつかの間、空間歪曲現象によって、ユニスたちは見知らぬ地へと転移してしまいます。

 転移した彼女たちを出迎えたのは、邪魔大王国のアマソ。問答無用で襲いかかるハニワ幻人によって窮地に陥ったユニスたちは、駆けつけたメグらの加勢によって事なきを得ます。

  • ▲ヒイロに戦う意味を問う刹那。刹那にとって、ヒイロは“ガンダム”たりうるのだろうか。
  • ▲ゲートの発生には何者かの意思が介在していると推測する四谷博士。はたして、その謎の何者かの目的とは?
  • ▲異星人であるという境遇にシンパシーを覚えるデュークとエイジ。時空さえ超えて、新たな絆が結ばれた。
  • ▲感動の再会を果たしたユニスとメグたち。だが、MARTのテストパイロットは、これで全員ではないようだ。

 そんな中、日本にゲートが出現。調査のためバトルチームと鉄也を同行させたディド一行は、ミサトの立案でエヴァのA.T.フィールドで各艦を守りつつ、向こう側で敵が待ち構えるゲートを突破するという力技に出ます。ザフトの勢力圏であるアフリカ・ルワンダへと抜け出し、イザークやガウルンの手荒い歓迎を受けながらも、ミスリルのトゥアハー・デ・ダナンとの合流に成功。

  • ▲何者かの意思によりゲートが開かれていることは、Dr.ヘルも感づいていた。その目的は「数多の世界に災厄をもたらすこと」だというが……。
  • ▲復讐のためにキラを籠絡したフレイ。望まない戦いに心を痛めるキラの精神は、次第に追い込まれていく。
  • ▲先走り、ガウルンの計略にはまってしまうキラ。ムウの機転により、届けられたソードストライカーパックが危機を救う。

 さらに、インドネシアのゲートが神聖ブリタニア帝国の勢力圏内につながっていることが判明。ここに進入を試みるディド一行の前に、アークエンジェル追撃を命じられたアスランが立ちはだかります。

  • ▲親友であるキラと戦うことに迷いを抱くアスラン。戦友であるニコルが彼の胸中を慮る。
  • ▲アスランの強襲に、キラは“SEED”を持つ者として覚醒する。
  • ▲刹那は同じ“ガンダム”のパイロットとして、疲弊していくキラに言葉をかける。
  • ▲かなめから叱咤激励されるキラ。その率直な言葉は、キラの硬直しつつあった心を解きほぐした。

 デ・ダナンを護衛に付けたアークエンジェルは中立国のオーブ首長国連合へ。アークエンジェルと別れたディドたちは、一路インドネシアのゲートを目指します。

 無事ゲートを突破し、ブリタニアが支配するエリア11(日本)の富士山麓に現れたディド一行の艦隊。早々に投降を勧告するブリタニアのナイトメアフレームに包囲されてしまいますが、ソレスタルビーイングの戦術予報士・スメラギから提供された作戦により危地を脱するのでした。

  • ▲ディドたちの強大な戦力を危険視するソレスタルビーイング。ゲートの情報と引き換えに退去を要求する。
  • ▲一方、ルルーシュは妹のナナリーを守ってくれる人物として、親友であるスザクを選ぶが……。

 ソレスタルビーイングからの情報提供により、ハワイ、イギリスのゲートの所在が判明。ディドたちが、さまざまな勢力がひしめく地域への進入に二の足を踏むなか、ゼロ率いる“黒の騎士団”が陽動などを交換条件に“奇跡の藤堂”救出作戦への協力を要請します。

  • ▲なかば死を覚悟していた藤堂。ゼロの言葉に心を動かされ、再び立ち上がる。
  • ▲ゼロとカレンは、宿敵“白カブト”のパイロットがスザクであることを知り驚がくする。

 藤堂の救出は成功し、その戦いの中でゼロは、これまで“黒の騎士団”をさんざん手こずらせてきた、白カブト=ランスロットのパイロットが、無二の親友・スザクであることを知ってしまいます。一方、スザクはユーフェミアによって彼女の騎士に任命され、再びゼロらの前に立ちふさがるのでした。

  • ▲ブリタニアの新型ナイトメアフレーム・ガウェインを奪取したC.C.。ハドロン砲やフロートシステムを搭載した実験的な機体だ。
  • ▲味方からの攻撃にさらされたスザクを守るため、ゼロはあるギアスをスザクにかける。

 黒の騎士団の協力を得て、ハワイのゲートへと向かうディド一行。ショーコたち咲森学園の仲間たちとの再会に胸踊らせるハルトでしたが、モジュール77ではエルエルフも己の計画のため、彼らの帰還を待望していたのでした……。

  • ▲ハルトたちが不在の間、モジュール77を取り巻く環境は大きく変化していた。エルエルフが企む次なる一手とは……。

 ……というわけで、今回はここまで! これを書いている7月29日には“制圧戦”に高難度のエリアEXが追加される予定。エリア6をAランク判定でクリアできる程度の筆者の戦力では、まだまだ遠く及ばなさそうですが、やりこみ派のみなさんはぜひとも挑戦してみてください!

 また8月後半には、ついに『スパロボDD』が1周年を迎えます!! プロデューサーレターによるとアニバーサリーに向けての準備が着々と進行中だそうですので、何が飛び出すのか今から楽しみですね。今年の夏も『スパロボDD』から目が離せない!!

(C)Olympus Knights / Aniplex, Project AZ
(C)賀東招二・四季童子/ミスリル
(C)カラー
(C)サンライズ
(C) SUNRISE/VVV Committee
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006 CLAMP・ST
(C) サンライズ・プロジェクトゼーガ
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガADP
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・MBS
(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
(C)東映
(C)永井豪/ダイナミック企画
(C)Production I.G/1998 NADESICO製作委員会
(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
(C)2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所

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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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