サーバー間を往来できる画期的MMORPG『V4』発表。PCとスマホのクロスプレイにも対応

電撃オンライン
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 ネクソンとNAT Gamesが配信予定のPC/iOS/Android用MMORPG『V4(ブイフォー)』のメディア向け発表会が実施されました。
 本記事では、そこで発表された内容と、ゲーム実際をプレイした感想をお伝えしていきます。


タイトルの由来は「勝利のために」

 『V4』は、2019年11月に韓国、2020年3月に台湾、7月にグロバール版がリリースされているPC/iOS/Android用MMORPGです。

 韓国では、リリースから24時間以内に100万DLを超え、App Storeのセールスランキングでも1位を獲得するほどの人気を集めています。

 その『V4』が満を持して日本に上陸。発表会では、本作がどのような特徴を持ったMMORPGなのか説明が行われました。

 『V4』というタイトルに込められた意味は「victory for」。MMOの醍醐味であるPvPはもちろん、プレイヤーそれぞれの形での“勝利”を体験できる作品であることを表しています。

サーバーの垣根を越えられる新時代MMORPG

 『V4』にはチャンネルが存在せず、あらゆるプレイヤーがサーバーの垣根を越えてつながれるなど、MMORPGの長年の課題を解消するシステムが多く取り入れられています。

大規模

 まずは、各プレイヤーのフィールドに見える多数のユーザーの存在です。他のプレイヤーと高頻度で居合わせる仕組みを作り、人々の行動次第でその先の運命が変化するワクワク感のあるプレイ体験ができます。

ギルド

 続いて、ギルドの存在価値。ギルドの結束を固めるコンテンツが用意されており、MMORPGの核心とも言えるコミュニティ中心のゲームプレイが存分に楽しめます。

インターサーバーワールド

 そして、『V4』を象徴するシステムがインターサーバーワールドです。サーバー同士が繋がるエリアを用意することで、プレイヤーがサーバーを超えて同じフィールドに立つことを可能にしています。

 これによりサーバー間の境界の排除され、より多くのプレイヤーが1つのオープンワールドの中で出会い、交流できるようになります。

 もちろん、PC版とスマホ版のクロスプレイにも対応。1つのデータを両プラットフォームに同期させて、場面ごとに遊び方を変えることもできるそうです。

“次元の境界”からサーバーの壁を飛び越える

 インターサーバーについては、より詳しい説明が行われました。

 ゲーム上には“シルナス”と“ルナトラ”という2つの場所が存在します。“シルナス”はシナリオやクエストを中心とする従来のオープンワールド、もう一方の“ルナトラ”は、本作最大の特徴でもあるインターサーバーを利用したマルチプレイが楽しめる場所です。

 “ルナトラ”では、他の場所よりも報酬やドロップが優遇されているうえ、フィールドボスを仲間と協力して倒したり、他サーバーのボスを横取りしたりと、ゲームの幅が大きく広がります。

 同時につながるサーバーはあらかじめグループ化された5つのサーバーで、繋がる時間は事前に決められた時間のみ。プレイヤーはそれまでに準備を整え、時間になれば仲間と他サーバーに旅立ち、そこで協力や競合を楽しむ……というスタイルが、インターサーバーがもたらしたMMORPGの新しい形です。


  • ▲ゲーム上で“次元の境界”と呼ばれるエリアに向かえば、は別のサーバーと繋がる“ルナトラ”に行けます。こちらは“次元の境界”のサーバー選択画面

ゲーム内での努力を尊重したアイテムバランス

 『V4』では、装備や武器が手に入るガチャは用意されていません。主にこれらは、フィールドの敵からドロップを狙い、自力で入手する必要があります。

 そのため、仮に課金したとしても、長くゲームをやり込んでいる人にすぐ追いつくことは困難。本作では、ゲーム内での努力の結果と、その努力がもたらす価値をとても重要視しています。

 取引所も値段設定はゲーム側で行われておらず、プレイヤーたちによって経済が動きます。これも、得たアイテムの価値を運営が決めるのではなく、プレイヤー自身が決めることで、それを得るために行った努力の価値を担保する仕組みの1つです。

 リリース後はユーザーの声に耳を傾け、バランス調整や問題解決に尽力し、プレイヤーからの信頼を得ていくという宣言も行われました。

『V4』の世界を実際に体験

 発表会の後には、実際に『V4』をプレイすることができました。


  • ▲キャラクターのメイキング機能も細かい部分まで充実。1つのアカウントに3つのデータが用意できることが確認できました。

 最初に感じたのは、やはりグラフィックの美しさです。グラフィックの美しさはさまざまなMMORPGの共通理念ではありますが、本作のグラフィックはまた一味違った印象を受けました。

 よく見てみると、ゲーム画面に映るキャラクターがとても動的に描かれていることがわかります。特別な美しさを感じた理由は、キャラクターのダイナミックな描画によるものでした。

 これであれば、スマホ版でも細部までキャラクターを見ることができ、PC版ではモニターを介してもゲームの迫力が落ちてしまうこともないでしょう。

  • ▲キャラクターのデフォルト表示サイズがこれくらい。ストーリーイベント時にはさらにカメラが寄って、キャラクターがより鮮明に写されます。もちろんフィールド上ではお好みのカメラ視点に変更可能です。

 クエストやバトルでの便利機能も充実。クエスト中は目的地まで自動で移動でき、クエスト達成に必要な戦闘などもすべてオート設定があります。

 その後は、実際にインターサーバーを楽しめる“ルナトラ”を体験。“次元の境界”の付近は大きな広場になっており、ここで仲間と待ち合わせをするには持ってこいです。

 サーバーが繋がる瞬間にこの場にたくさんのプレイヤーが集まったりすることを想像すると、今からワクワクしてしまいます。

公式Twitter開設&事前登録も開始

 8月3日より『V4』公式Twitterアカウントが開設されました。今後、このアカウントでさまざまな新情報が発表されます。

 8月4日からは事前が登録開始されます。キャラクター名の事前取得キャンペーンも開催予定とのことなので、気になる方は逐一公式Twitterをチェックしましょう。

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V4

  • メーカー:ネクソン
  • 対応機種:PC
  • ジャンル:MMORPG
  • サービス開始日:未定
  • プレイ料金:未定

V4

  • メーカー:ネクソン
  • 対応端末:iOS
  • ジャンル:MMORPG
  • 配信日:未定
  • 価格:未定

V4

  • メーカー:ネクソン
  • 対応端末:Android
  • ジャンル:MMORPG
  • 配信日:未定
  • 価格:未定

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