PS2『ラクガキ王国』からどう進化した? アプリ 『ラクガキキングダム』にワクワク【ラクキン日記#1】

イナヤ マギ
公開日時
最終更新

 タイトーから今夏配信予定のiOS/Android用RPG『ラクガキ キングダム』

 本作のクローズドβテストに参加して一足早く体験してきましたので、そのプレイ日記をお届けします。

PS2『ラクガキ王国』の流れをくんだ新作RPG

 『ラクガキ キングダム』は、PS2で発売された『ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国』シリーズの流れをくむ新作アプリゲームです。

 『ラクガキ王国』シリーズは、自分の描いたラクガキを使って戦うことができるゲームで、当時非常に斬新なシステムとして話題になりました。筆者もプレイしましたが、自分の描いたキャラクターがゲームの中で戦う姿にワクワクしたのを覚えています。

  • ▲こちらが、実際に筆者が所有している『ラクガキ王国』のパッケージです。な、懐かしい!
  • ▲パッケージの裏側を見ると、多くの漫画家さんやクリエイターさんとコラボしていたことが分かります。

 本作もシリーズと同様に、自分の描いたラクガキを3Dキャラとして育成し、バトルをします。キャラクターの描き方や育成とバトルの方法は、のちの記事で詳しく解説しますが、シリーズ最新作とあって、描く方も育成する方も当時よりかなり細かく作りこめるようになって、より進化した作品になっています。



序盤のストーリーを紹介

 誰かの声で目覚めると、主人公はいつの間にか空を飛ぶ列車に乗っていました。

 声をかけてきたのは、案内人だという女の子“イーゼル”。

 イーゼルが言うには、ここは“キャンバス”と呼ばれる別の世界で、絵心を持つ“クロッカー”と呼ばれる者たちが選ばれし存在として、定期的に招待されており、主人公もクロッカーとしてこの世界に招待されて来たのだそうです。

 事態が呑み込めずに混乱する主人公に、イーゼルはノートにラクガキすることを提案します。

 主人公がラクガキをすると、なんとラクガキが実体化してしまいます! このようにクロッカーは、思い描くことで“ラクガキ”という不思議な生命体を誕生させて操ることができるようです。

 そのラクガキたちを戦わせるバトル“ラクガキファイト”の大会で優勝すると、願いを何でも一つだけ叶えることができるようです。

 主人公は願いを叶えるため、自分のラクガキを育て、ラクガキファイトへと挑戦することになるのです。

 実はこのストーリーは、ラクガキキャラの育成パートで楽しむことができます! 主人公が複数おり、選択した主人公ごとに違ったストーリーが楽しめるシステムになっています。クローズドβテストでプレイできたのは“暁ヒロト”だけだったので、正式配信が楽しみです!


グラフィックの美しさと声優の豪華さに驚き!

 まずはチュートリアルまで感想なのですが、絵を題材としただけあって、グラフィックが幻想的で美しい! 水彩画のような柔らかなタッチで描かれた“キャンバス”の世界は、BGMと相まって癒されます!


 このゲームデザインに、イラストレーターの“爽々”さんが描いた柔和で繊細なタッチのメインキャラクターがマッチしていて、本作の世界感に違和感なく没入できます。


 特にホーム画面にいるイーゼルの美しさは、女神級です! 声も沢城みゆきさんが担当しており、時々話しかけてくれるのも嬉しい! 

  • ▲よくホーム画面に戻って眺めていました。美しい!

 個人的なお気に入りだったのが、ペンジェルの“セピア”と“ビビット”。見た目も非常に愛らしいですが、彼らの声がなんと野沢雅子さんと古川登志夫さんなのにビックリ! 他の登場キャラの声優もかなり豪華ですので、配信されたらぜひ聞いてみて欲しいです!

 さて、これから本格的なラクガキキャラを描いて育てて、バトルに参加していきたいと思います!
(第2回へ続く)

(C)TAITO CORPORATION 2020 ALL RIGHTS RESERVED.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら